原の辻遺跡
長崎県壱岐市、壱岐島の東南部に位置する「原の辻(はるのつじ)遺跡」。魏志倭人伝に記された「一支国(いきこく)」の王都の遺跡です。 全国で、王都であると特定された遺跡は唯一この「原の辻遺跡」のみ。また、弥生時代の遺跡としては静岡県の「登呂遺跡」、佐賀県の「吉野ケ里遺跡」に次いで全国3カ所目の国の特別史跡でもあります。 台地の上に1㎞四方の集落が存在し、日本最古の船着き場跡や中国の貨幣、ココヤシで作った笛や人面石などユニークな品々が出土。発掘調査で判明した古代の様子を忠実に復元した「王都復元公園」として整備されており、なかなか知ることのできない古代の生活が見えてきます。 遺跡の隣には「原の辻ガイダンス」という施設があり、遺跡の歴史や発掘調査の詳細が学べるほか、勾玉や土器作り、火おこしなどの体験ができます。
基本情報
Address
〒811-5322 長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触1092
Phone
0920-45-2065(原の辻ガイダンス)
Guide
<ガイド> 【日本語】 ・王都復元公園ガイド 料金:1グループ3時間2,400円〜 ※通年実施・要予約 ※予約・問い合わせ先:0920-47-3700(壱岐市観光連盟)
アクセス
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From芦辺港
壱岐交通 / 外回り一周線 郷ノ浦方面 →【原の辻遺跡】バス停 → 徒歩(約10分)