幣舞橋

北海道の東部、釧路市に位置する「幣舞橋(ぬさまいばし)」。市内を流れる釧路川にかかる橋です。釧路川にはいくつか橋が架かっていますが、幣舞橋は設計の段階から市民参加型で作られた唯一の橋。愛着を寄せる市民も多く、名実ともに釧路市のシンボル的存在となっています。 橋の両岸にそびえる4本のオベリスク(石柱)や緩やかなカーブを描く橋本体、ヨーロッパ風の欄干など、細部までこだわって作られています。なかでも注目すべきは、「道東四季の像(どうとうしきのぞう)」と名付けられた4体の裸婦の彫刻です。時代を代表する4名の彫刻家が、春夏秋冬それぞれ季節のイメージを乙女の姿に重ねて制作した彫刻が、北国の橋に花を添えています。 釧路は世界でも有数の夕日の美しい町として有名ですが、特に春分・秋分の日には橋の真ん中に日が沈むため、多くの写真愛好家で賑わいます。
基本情報
〒085-0847 北海道釧路市大町1-1
0154-22-2910(幣舞観光ガイドステーション)
アクセス
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FromJR 釧路駅
徒歩(約15分)