川越城
埼玉県の南西部、川越市に位置する「川越城」。「日本100名城」に指定されている、江戸時代に川越藩庁がおかれた城の遺構です。 1457年に関東の有力武士・上杉持朝(もちとも)氏が築城。1848年には川越藩主の松平斉典(なりつね)氏が総棟数16棟の規模にまで造営しました。本丸、二の丸、三の丸等、櫓などがあり、総面積は約150,000㎡以上あったとされます。明治時代以降にほとんどは解体され、現存するものは本丸御殿の玄関と大広間、移築復元された家老詰所のみ。 本丸御殿は東日本唯一の大変貴重な歴史的建造物で、県指定の有形文化財です。見どころのひとつ、大広間では家老のマネキンを配置し、当時おこなわれていた協議を再現しています。代々藩主の多くが老中や大老など、江戸幕府の要職に就いたそう。川越が現在でも「小江戸」とよばれるほど、いかに重要な拠点であったかがよくわかります。
基本情報
Address
〒350-0053 埼玉県川越市郭町2-13-1
Phone
049-222-5399 (川越市立博物館)
Closed
月曜(休日の場合は翌日)
Fee
一般:100円 大学・高校生:50円
アクセス
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From西武新宿線 本川越駅 東武東上線、JR川越線 川越駅
東武バス / 蔵のまち経由 →【乗車札の辻】バス停 → 徒歩(約8分)