白河小峰城

福島県の南部、白河市にある「白河小峰城」。日本100名城の一つであり、現在も白河市のシンボルとして知られる城です。
正平年間（1340年～1369年）に力をふるった武将・結城親朝（ゆうきちかとも）によって築城。1632年に初代白川藩主である丹羽長重が完成させました。巨大な石垣が特徴で、本丸と二の丸の一部が国の史跡に指定されています。一度は幕末の戊辰戦争で焼失しますが、1991年に「三重櫓（さんじゅうやぐら）」、1994年に「前御門」が復元されており、当時の姿を知ることができます。現在は城山公園として整備されており、桜の名所としても有名。自然を感じる休憩スポットとしても利用できます。
また、敷地内には「小峰城歴史館」を併設。パネルや資料の展示だけでなく、VRで当時の様子を再現しており、よりリアルに歴史を感じられます。