神津島

東京から南へ約180kmの海上に浮かぶ離島。神津島（こうづしま）の中心には標高572mの「天上山」がそびえ立ち、島内のほとんどを森林が占めています。
「神々が伊豆の島々を作る際に話し合いの拠点としたのが神津島だった」など、神話に由来する古い歴史と伝統をもつことでも有名。
豊かな自然を生かしたトレッキングやハイキング、日本一に選ばれたほどの水質と透明度を誇る海ではダイビングや釣りなどのマリンレジャーも盛んに行われています。
漁業も盛んで伊豆諸島のなかでも比較的高い漁獲量を誇り、民宿や旅館では1年を通してさまざまな海の幸を味わうことができます。特に水揚げ量が多いのは高級魚として知られるキンメダイです。
夜間は星が見やすいよう島内の街灯をあえて控えめにするなど、島全体で天然のプラネタリウムづくりに注力。現在は「星空保護区」「ダークスカイ・アイランド」に認定され、島民ガイドによる星空ツアーも実施されています。
また島内には「前浜港」と「多幸湾」の二つの港があり、当日の天候等によって船が発着する港が変わります。訪れる際には出発前に運行状況（東海汽船）を確認しておくのがおすすめです。
（写真提供：神津島村）
（公開日：2024/6/18　最終更新日：2024/6/18）