伊豆大島
東京から120km南の海上に浮かぶ伊豆諸島最大の島。島の大きさは404.17平方キロメートルで、これは東京都の面積の約18.4%に当たります。
特徴は、黒潮の影響による一年を通じた温暖な気候と、島の中央にそびえる三原山を中心としたユニークな地形です。都心のほど近くでありながら豊かな自然に恵まれた伊豆大島は、2010年にはユネスコにより日本ジオパークにも認定されました。
約8000年前から人が住んでいたといわれる伊豆大島は活火山そのもの。火山の噴火は大きな災害を引き起こす恐れがある反面、雄大な景観や温泉といった恵みをもたらしてくれることも事実です。
古くから多くの噴火記録が残る伊豆大島では、人々はそうした火山活動を「御神火(ごじんか)」と呼び畏れ、三原山を神聖なものとして尊びながら火山との共生を続けてきました。
島内を散策すれば、縞模様が美しい地層、黒一面の風景が楽しめる「裏砂漠」、約1km続く黒いビーチ「砂の浜(さのはま)」など、本土では見られない独特な風景を通して島が積み重ねてきた歴史を垣間見ることができます。
お土産として有名なものには、大島を代表する花「ヤブツバキ」の種から作るオイル製品、伊豆諸島の伝統的な発酵食品「クサヤ」、島の伝統産業である酪農による「大島牛乳」と牛乳を使ったスイーツなどがあります。
また島内には「岡田港」と「元町港」の二つの港があり、当日の天候等によって船が発着する港が変わります。訪れる際には出発前に運行状況(東海汽船)を確認しておくのがおすすめです。
(公開日:2024/6/17 最終更新日:2024/6/21)
基本情報
〒100-0100 東京都大島町
04992-2-2177(大島観光協会) ※8:30~17:00受付
竹芝客船ターミナル〜伊豆大島 <東海汽船/大型客船さるびあ丸> 大人片道:6,020円〜(2024年6月時点) 子ども片道:3,010円〜(2024年6月時点) ※時期により変動 調布飛行場〜伊豆大島 <新中央航空/Dornier 228-212 NG> 大人片道:13,800 円(2024年6月時点) 子ども片道:9,700 円(2024年6月時点) ※各種割引あり
アクセス
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From東京
【竹芝客船ターミナル】→東海汽船/大型客船さるびあ丸→【岡田港】もしくは【元町港】
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From東京
【調布飛行場】→新中央航空/Dornier 228-212 NG→【東京大島かめりあ空港】