- 神津島ってどんな島?
- 神津島の見どころ・楽しみ方
- 天上山で登山・トレッキング
- 魚影の多い海でダイビング・釣り
- ビーチや岩場で海水浴
- 深い夜の闇の中で星空観察
- 神津島1泊2日のモデルコース
- 前日 22:00|大型客船に乗って出発!
- 1日目 10:00|前浜海岸
- 1日目 11:00|上のあいらな
- 1日目 昼食後|天上山トレッキング
- 1日目 夕方|神津島温泉保養センター
- 1日目 19:00|Hyuga brewery
- 1日目 20:30|よたね広場で星空観賞
- 2日目 9:00|神社巡り
- 2日目 10:00|赤崎遊歩道
- 2日目 12:00|よっちゃーれセンター
- 2日目 13:40|ジェット船に乗って帰路へ
- 編集部のおすすめ宿泊施設4選
- 旅の疲れを癒す天然温泉「山下旅館別館」
- 全室オーシャンビュー「ホテル神津館」
- 自分で調理ができる「ゲストハウスシヨウゴロ」
- 釣り好き・釣り初心者におすすめ「吉栄丸」
- 神津島への行き方
- 旅の費用はどのくらいかかる?
- どんな服装がおすすめ?
- おわりに
神津島ってどんな島?
上空からの神津島
神津島は、東京から南へ180kmほど離れた場所に位置する島で、伊豆諸島9島のちょうど真ん中ぐらいにあります。周囲約22km、面積は18.58平方km。2024年7月1日時点で、1700人ほどの人が暮らしています。
気候は1年を通して過ごしやすく、夏は涼しく、冬も比較的温暖。2023年の最高気温は30.7度、最低気温はマイナス0.6度でした。(※)
また、歴史のある島でもあり、4万~3万5000年前の旧石器時代には島で採れた黒曜石が本土に運ばれたことが研究で明らかになっています。
※気象庁神津島(東京都) 年ごとの値 主な要素より
神津島の見どころ・楽しみ方
天上山で登山・トレッキング
神津島の中央部にそびえる標高572mの「天上山」は、神津島のシンボル。頂上部が平たい特徴的な形をしていて、南側は荒々しい岩肌が露出しています。
トレッキングコースが整備されており、初心者でも登りやすい山です。
多幸湾付近から見た天上山
魚影の多い海でダイビング・釣り
神津島は海も絶景。透明度日本一に選ばれたこともあり、黒潮に近いことから魚の姿が多く見られます。ダイビングや釣りをすれば、多くの魚に出合えるでしょう。
神津島の海中風景
ビーチや岩場で海水浴
神津島には白砂が800m続く「前浜海岸や、飛び込み台のある「赤崎遊歩道」など、海水浴スポットが豊富。スポットごとに違った趣があるので、場所を変えて楽しんでも。
神津島港のすぐ近く、前浜海岸
深い夜の闇の中で星空観察
夜になれば、島のどこからでも美しい星空を見ることができます。
神津島が認定されている「星空保護区」とは、国際ダークスカイ協会が認定する、国際的な認定制度です。
国際ダークスカイ協会は、世界中の天文学者、環境学者らが公害問題に取り組むために立ち上げた協会。「星空保護区」認定をすることで、光害から野生動物を保護したり、夜本来の暗さを守ることに努めています。
神津島では、暗い夜空を守るため、9割の街灯が空に光がもれない仕様になっています。
赤崎遊歩道からの夏の天の川
神津島1泊2日のモデルコース
タイムスケジュール
【前日】
22:00 東京・竹芝旅客ターミナルから大型客船に乗って出発
【1日目】
10:00 神津島港に到着
11:00 「上のあいらな」で早めのランチ
昼食後 天上山トレッキングへ出発
夕方 「神津島温泉保養センター」でひと休み
18:30 宿にチェックイン
19:00 「Hyuga brewery」で食事
20:30 「よたね広場」で星空観賞
21:30 宿に戻って就寝
【2日目】
07:00 起床
09:00 神社巡り
10:00 「赤崎遊歩道」に寄り道
12:00 「よっちゃーれセンター」で海鮮ランチ
13:40 神津島港からジェット船に乗って帰路へ
17:15 東京・竹芝旅客ターミナルに到着
前日 22:00|大型客船に乗って出発!
ホテルのような大型客船で夜の旅も満喫
東京から神津島への旅行は、前日の大型客船への乗船から始まります。寝台やレストランも併設しているので、移動するホテルのような感覚で快適に過ごせますよ。
東京・竹芝からの出航時間は22時か23時。季節により出航時間が変わります。神津島港への到着時刻は22時出発なら翌10時、23時出航なら翌8時55分です。
1日目 10:00|前浜海岸
前浜海岸
船旅を終えて、神津島港に到着。ランチには早い時間なので、神津島港の近くの白砂のビーチ「前浜海岸」を散歩。島の空気を味わいましょう。
1日目 11:00|上のあいらな
上のあいらな「からあげ定食」 写真提供:上のあいらな
少し早い時間ですが、次の予定に備えて腹ごしらえ。「上のあいらな」は、神津島港から徒歩10分ほどのところにある食事処です。
夜の「やきすき」や「やきにく」などがメインですが、ランチでは10種のスパイスを使ったからあげをメインに提供しています。
カラリと揚がったから揚げと白ご飯やお吸い物がセットになっており、食べ応えは満点。テイクアウトも可能なので、お店の正面にある前浜海岸周辺で食べるのもおすすめです。
【上のあいらな 基本情報】
●住所:東京都神津島村668-2
●時間:
8:00〜9:30(LO9:00)
11:00〜13:30(LO13:00)
18:00〜22:00(LO21:30)
●公式サイト:あいらな
`AILANAは2023年夏にリニューアルオープン 写真提供:上のあいらな
ちなみに、「上のあいらな」の坂の下には、系列店の「`AILANA」があります。オープンテラスを併設したハンバーガーやステーキのお店で、こちらもランチにおすすめです。
【AILANA 基本情報】
●住所:東京都神津島村667
●時間:
11:00〜14:00(LO13:30)
17:30~20:30(LO20:00)
※5〜11月は20:30以降バータイムあり
●公式サイト:`AILANA
1日目 昼食後|天上山トレッキング
初心者でもトレッキングに挑戦可能
午後は天上山トレッキングへ。神津島港から天上山方面のバスに乗り、「白島登山口入口」バス停で下車。登山初心者や体力に不安がある方は、別の登り口である「白島登山道6合目」までタクシーや期間限定運行のバスで移動する手もあります。
「白島登山口入口」バス停から天上山最高地点までは片道約1時間20分。
最高地点に到達したら、ぜひその先の「表砂漠」や、ハート形の「不動池」も目指してみてください。山頂周遊コースをぐるりと回る形で4時間ほどで 「白島登山口入口」バス停まで戻ってくることができます。
ちなみに、健脚さんであれば神津島港から徒歩で登山口まで行くことも可能。神津島港から出発して5〜6時間ほどで登って帰ってこられます。
●神津島村営バスの時刻表はこちらより。季節によりダイヤが変わります。
●登山コースの確認は神津島のパンフレットが便利です
1日目 夕方|神津島温泉保養センター
神津島温泉保養センター 写真提供:神津島観光協会
「白島登山口」バス停からバスに乗り、神津島港に戻ってきたら、温泉保養センター行きのバスに乗り換え、「神津島温泉保養センター」へ。(もしくは登山口からタクシーで「神津島温泉保養センター」へ)
「神津島温泉保養センター」の大露天風呂は夏期(7〜9月)限定。広さ275平方メートル、遮るものなしで、温泉につかりながら神津島の夕日が眺められます。
通年入れる「小露天風呂」からの眺めの絶景。夏期であれば両方の露天風呂を楽しんで、ちょっとした温泉巡り気分も味わえます。露天風呂は水着着用です。
温泉のお湯は、肩こりや腰痛、神経痛に効くとのこと。
【神津島温泉保養センター 基本情報】
●住所:東京都神津島村錆崎1-1
●時間(露天風呂):11:00~20:00(最終受付19:00)
●休館:水曜(夏季は無休)
●関連サイト:神津島村役場 神津島温泉保養センター
1日目 19:00|Hyuga brewery
神津島のマイクロブルワリー「Hyuga brewery」 写真提供:トウショ酒販株式会社
宿泊先にチェックインをして、荷物を部屋に置いたら「Hyuga brewery」へ。クラフトビールの醸造所兼ビアパブです。神津島の水、明日葉、天草など島の材料をふんだんに使ったビールや、自家栽培の野菜や地魚を使った料理がいただけます。
定番メニューは1日5枚限定の「明日葉ピザ」。島で採れた明日葉をのせた一品です。
Hyuga brewery「明日葉ピザ」
クラフトビールのほか、ノンアルコールメニューも豊富ですよ。神津島のパッションフルーツを使ったパッションソーダなど、季節限定の自家製ジュースもぜひ試したいですね。
宿を素泊まりで予約する方は、Hyuga breweryで夕食を食べるのがおすすめ。宿泊先で食事をする場合は、食事の後星空観測をする前にHyuga breweryへ立ち寄ってみてください。
【Hyuga brewery 基本情報】
●住所:東京都神津島村142-2
●時間:18:00〜22:30
●定休:火曜
●公式facebook:Hyuga brewery
1日目 20:30|よたね広場で星空観賞
神津島の星空 写真提供:神津島観光協会
神津島は2020年12月、東京都で初めて認定された「星空保護区」。
神津島ならどこでも星空がきれいに見えるのですが、窓の明かりや建物の影響をほとんど受けない「よたね広場」からの景色はさらに別格。宿やお店がある町と、山の境目にあります。
よたね広場 昼の様子
写真好きの方は、カメラを持って行くのも忘れずに。画面の端に、山の黒いシルエットと星のきらめきがより一層引き立ちます。
神津島港から「よたね広場」までは、徒歩約20分。宿泊施設からだとより短い時間でアクセスできるので、夜の散歩がてら訪れてみてはいかがでしょうか。
【よたね広場 基本情報】
●関連サイト:よたね広場
2日目 9:00|神社巡り
物忌奈命神社・参道
神津島はかつて、「神集島」と書かれていました。事代主神(ことしろぬしのかみ)が神様たちを集めて、伊豆諸島を創るための相談をしたという神話が由来です。
神津島の神社巡りで訪れるのは、「物忌奈命神社(ものいみなの みことじんじゃ)」・「阿波命神社(あわの みことじんじゃ)」・「日向神社(ひゅうがじんじゃ)」の3社。
物忌奈命神社・本殿 写真提供:神津島観光協会
「物忌奈命神社」と「阿波命神社」の本殿は赤茶色の瓦を使った独特の造りで、堂々とした佇まいは圧巻です。「日向神社」は草木が生い茂った場所にあり、厳かな雰囲気が漂っています。
【物忌奈命神社】
●住所:東京都神津島村41
【阿波命神社】
●住所:東京都神津島村長浜1-2
【日向神社】
●住所:東京都神津島村榎木が沢6
●関連サイト:神津島神社めぐり 神津島の3つの神社
2日目 10:00|赤崎遊歩道
多くの観光客で賑わう赤崎遊歩道 写真提供:神津島観光協会
神社巡りで「阿波命神社」にお参りした後は、「赤崎遊歩道」に寄り道して、海からの風と波の音に包まれながらの海沿い散歩へ。
赤崎遊歩道は、神津島北部にある赤崎海岸に作られた長さ約500mの遊歩道です。断崖絶壁に沿うように遊歩道が整備されていて、岸壁に打ち付ける波や、抜群の透明度の海を見ることができます。飛び込み台があるので、夏は海水浴やシュノーケリングスポットとして人気。
遊歩道の先にある展望台からは、天気がいい日は伊豆諸島北部の島々や富士山を一望できます。
【赤崎遊歩道 基本情報】
●住所:東京都神津島村神戸山1
●関連サイト:神津島観光ガイド 赤崎遊歩道
2日目 12:00|よっちゃーれセンター
よっちゃーれセンター「キンメの煮付け定食」 写真提供:よっちゃーれセンター
神津島旅行の締めくくりは、「よっちゃーれセンター」の2階にある海鮮料理レストランでの海鮮ランチです。季節の地魚を使った漬け丼やキンメの煮付け定食、海鮮カレーなどをいただけます。
窓際の席はオーシャンビュー。神津島での思い出を振り返りながら、新鮮な食材を使った料理に舌鼓を。
1階では、神津島で採れた魚介類の加工食品を販売しています。干物や塩辛などお土産にぴったりな商品が購入できます。
【よっちゃーれセンター 基本情報】
●住所:東京都神津島村神津島港内
●時間:
4〜9月……9:00〜17:00
10〜3月……9:00〜16:00
●定休:火曜(夏季は無休)、年末年始要問合せ
●関連サイト:神津島観光ガイド よっちゃーれセンター
2日目 13:40|ジェット船に乗って帰路へ
「よっちゃーれセンター」でお土産を買ったら、神津島港へ移動。あっという間に旅の終わりです。ジェット船だと片道約3時間45分なので、夕方に東京・竹芝へ戻ることができます。
編集部のおすすめ宿泊施設4選
神津島の宿泊施設は、神津島港の周辺に40カ所以上あります。ホテル・旅館・民宿・キャンプ場などタイプは様々。それぞれの宿には景色のよさや食事のおいしさ、快適なプライベート空間といった魅力があります。
旅の疲れを癒す天然温泉「山下旅館別館」
山下旅館別館の「湯柱温泉」 写真提供:山下旅館別館
「山下旅館別館」は、神津島唯一、温泉のある宿。塩分を含んだ天然温泉には、疲労回復や腰痛症、健康増進などの効能があります。館内には大中小3つの浴場があり、当日の予約人数によっては貸し切りもできます。
山下旅館別館・和室 写真提供:山下旅館別館
部屋は全て和室。寝具はベッドタイプと布団タイプがあります。食事付きのプランなら、自家製野菜や地物の魚を使った食事が いただけます。
【山下旅館別館 基本情報】
●住所:東京都神津島村2
●公式サイト:星空の神津島 山下旅館別館
全室オーシャンビュー「ホテル神津館」
ホテル神津館・客室
「ホテル神津館」は、全ての客室から青い海を一望できる宿泊施設です。大きな窓は開放感抜群。夕方には夕日が差し込み、時間の経過を肌身で穏やかに感じられるのが魅力です。
ホテル神津館・和室 写真提供:ホテル神津館
素泊まり・夕食のみ・朝夕2食付きなどから宿泊プランを選べます。神津島で採れた魚介類を使った料理は絶品。刺身の盛り合わせ・赤いかしゅうまい・金目鯛の煮付けといった旬を味わえるメニュー構成です。グルメとオーシャンビューの両方を堪能したい方は要チェックです。
【ホテル神津館 基本情報】
●住所:東京都神津島村1593
●公式サイト:ホテル神津島
自分で調理ができる「ゲストハウスシヨウゴロ」
ゲストハウスシヨウゴロ・共用スペース 写真提供:ゲストハウスシヨウゴロ
料理好きの方や、体調面で食事に気を付けなければならない方におすすめなのが、自炊ができる宿泊施設、「ゲストハウスシヨウゴロ」です。共用のキッチンには冷蔵庫・調理器具・食器類・調味料などを完備。洗濯機とハンガーも無料で使えます。
ゲストハウスシヨウゴロ・キッチン 写真提供:ゲストハウスシヨウゴロ
男女共用の相部屋・女性専用の相部屋・和室の個室があり、最大15名まで宿泊できます。リビングは共用で、家族やほかの旅行客とわいわい過ごせるのも魅力です。
【ゲストハウスシヨウゴロ 基本情報】
●住所:東京都神津島村124
●公式サイト:ゲストハウスシヨウゴロ
釣り好きにおすすめ「吉栄丸」
釣船「吉栄丸」 写真提供:吉栄丸
本格的な釣船に乗って、釣りをしてみたい方におすすめなのが、民宿の「吉栄丸」。宿が釣船を所有しており、宿泊のみ・釣りのみ・宿泊と釣りのセットプランから選べます。宿泊と釣りのセットプランなら、自分で釣った魚を夕食に出してもらえます。
「釣りはやってみたいけどどうすればいいか分からない……」「釣船は初めてで不安」という方も楽しめる「船釣り体験プラン」(7・8・9月限定)は、釣り初心者の方やファミリーにおすすめ。釣竿やライフジャケットなど必要なものも貸出しもあります。運がよければ両手で持つのも大変なくらい大きな魚が釣れることも。
神津島釣船民宿 吉栄丸 写真提供:吉栄丸
宿泊施設には浴室とシャワー室のほか、和室と和洋室が計3部屋付いており、プライベートな空間でのびのびと過ごせますよ。
【吉栄丸 基本情報】
●住所:東京都神津島村617
●公式サイト:神津島の船宿 吉栄丸
神津島への行き方
①東京から船で
東京発、神津島行きの船は、JR浜松町駅から徒歩10分ほどの場所にある「竹芝客船ターミナル」から出航しています。
船の種類は2種類。[高速ジェット船]と[大型客船]です。いずれも東海汽船が運航しています。
高速ジェット船の運航ダイヤは1日1往復。朝に竹芝を出発し、お昼前後に神津島に到着。
大型客船も1日1往復。夜に竹芝を出発し、翌朝神津島に到着します。
【竹芝〜神津島 所要時間】
●高速ジェット船:約3時間45分
●大型客船:約12時間
②熱海から船で
神津島行きの船は熱海港(静岡県)からも出航しています。船の種類は[高速ジェット船]です。こちらも東海汽船の運航です。
こちらの航路は季節限定航路となります。通年運航していないので、利用の際は事前にご確認ください。
【熱海〜神津島 所要時間】
●高速ジェット船:約1時間55分
③下田から船で
下田港(静岡県)からも神津島行きの船が出ています。船の種類は[カーフェリー]なので、自家用車を船に積むことができます。運航会社は神新汽船。
曜日によって運航ルートが変わるので、所要時間・到着時刻も曜日によって変わります。
運航ダイヤは1日1便で、9:30頃下田港を出発し、昼前または午後に神津島に到着します。
【下田港〜神津島 所要時間】
●月・木・土曜:約2時間20分
●火・金・日曜:約4時間20分
④東京から飛行機で
東京の調布飛行場からは、神津島行きの小型機が出航しています。運航会社は新中央航空です。
こちらは1日2〜3往復の運行で、3往復の場合は朝の便、11時頃の便、午後の便があります。
【調布〜神津島 所要時間】
●約45分
各アクセス方法の時刻表
旅の費用はどのくらいかかる?
東京都心から神津島へ1泊2日で遊びに行く場合の旅費を計算してみました。
※2024年7月時点の、1人あたりの料金です。あくまで目安の料金となります
●往復船賃:3万1500円(東京竹芝〜神津島|ジェット船)
●宿泊費:5000円(素泊まりドミトリー)〜2万円程度(1泊2食付き)
●食事代:3000〜4000円(1日目ランチ・2日目ランチ)
●温泉入浴料:800円
●お土産代:3000円
というわけで、1泊2日神津島旅の1人あたりの旅費は、ざっくり【4万円〜6万円】くらいが目安となります。
レンタカーを借りる場合は、これに1日1万円程度のレンタカー代が加わります。
また、釣りやダイビングなどをする場合は、ツアー料金が加わります。
どんな服装がおすすめ?
神津島は自然の中で遊ぶのが醍醐味の島です。基本的には、軽い登山に出かけるような、動きやすい服装がおすすめです。足元はスニーカーやトレッキングシューズなどを選ぶと安全で快適です。
また、昼夜の寒暖差がありますので、特に春や秋は脱ぎ着しやすい長袖のシャツ、マウンテンパーカーなどがあるといいでしょう。
夏は日差しが強いので帽子が必須です。
神津島観光ガイドの神津島の気候ページにも服装のアドバイスが載っているので、参考にしてみてください。
おわりに
神津島は、海・山をダイナミックに楽しむのにおすすめな島。船でアクセスすれば、島旅ならではのワクワク感も味わえます。
船から一歩降りると目に飛び込んで来るのは、白い砂浜と青い海、濃い緑がまぶしい目の覚めるような景色。「あれ、本当に都心から数時間の場所だっけ?」と疑いたくなります。
旅行中はトレッキングや神社巡り、星空観賞などのアクティビティを楽しみましょう。神津島ならではの、新鮮な海の幸も要チェックです。穏やかな時間が流れ、自然のエネルギーを感じ、きっと心身ともにリフレッシュできますよ。
Text:加藤和花・Erika Nagumo Edit:編集部