観光列車「ゆふいんの森」で湯布院に行こう!
湯布院を散策しよう!
12:00 「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」でアートを楽しむ
13:00 美術と絶景にひたる「由布院シャガール美術館」と併設カフェ
13:45 金鱗湖を散歩しながら「観光辻馬車」の集合場所へ
14:20 湯布院のシンボル「観光辻馬車」を満喫!
15:30 湯の坪街道を散策しながらショッピング
16:30 駅前通りを散策または駅で足湯
「ゆふいんの森」で自然とアートを満喫する湯布院旅へ!

全国で温泉の湧出量第2位を誇る大分県の「湯布院」。温泉のイメージが強いかもしれませんが、実はグルメやアート、自然など五感が磨かれる街でもあります。

快適な車内でゆったり優雅に過ごす観光列車で、ちょっと贅沢な湯布院旅に訪れてみませんか。福岡から湯布院までは、観光列車「ゆふいんの森」を利用するのがおすすめ!

今回は「ゆふいんの森」に乗って訪れる、湯布院を日帰りで巡るモデルルートをご紹介します。

湯布院の観光情報をもっと知りたい方はこちら↓↓
【湯布院】のどかな温泉郷でグルメや自然散策を楽しもう

大分県 < 湯布院

【湯布院】のどかな温泉郷で自然散策を楽しもう 日本一の温泉湧出量の大分県「湯布院」。温泉旅館や立ち寄りの共同温泉も数多い観光スポットです。また、昔ながらの入浴方法や混浴体験もおすすめ。今回は湯布院の、映画・アニメの舞台やレトロな街並みなどの見所を紹介します。

温泉・スパ・銭湯

観光列車「ゆふいんの森」で湯布院に行こう!


エメラルドグリーンが美しい「ゆふいんの森」の車体

ゆふいんの森とは?

JR九州特急「ゆふいんの森」は、1989年に運行開始した、福岡県(博多)と大分県(由布院・別府)の間を往復する観光列車です。エメラルドグリーンのモダンな車体が目を引き、木の温もりとレトロなインテリアが心地よい内装です。

デザインしたのは、豪華列車「ななつ星in九州」や「或る列車」なども手がけた有名デザイナーの水戸岡鋭治氏。鉄道ファンはもちろん、湯布院・別府を訪れる人たちにとっては、ゆふいんの森に乗ることが、旅の楽しみのひとつになっています。

ゆふいんの森・列車内の過ごし方


「ゆふいんの森」車内は温かみのあるデザインで統一

木のぬくもりと、高級感溢れるゆふいんの森の車内は観光列車ならでは。ゆったり座れるグリーンのシート、絶景が楽しめる広々とした車窓など、ゆふいんの森には乗客目線でさまざまな工夫がなされています。

博多駅から出発し、しばらくすると筑後地方の耳納連山(みのうれんざん)が見えてきます。湯布院に近づくにつれ、車窓からは緑薫る景色が続き、雄大な景色や菜の花や梅の花など、春らしい景色が視界に映ります。


「ゆふいんの森」最後部からの眺めは臨場感あり

天候が良い日の眺めは絶景!
ゆふいんの森は座席からだけでなく、サロンスペースや最前部・最後部の全面展望席などからも車窓の景色を楽しむことができます。展望席というだけあって、その景色は臨場感にあふれています。
※ゆふいんの森は4両編成と5両編成があり、サロンスペースがあるのは4両編成の車両


ゆふいんの森記念のパネル

ゆふいんの森に乗車したら、日付入りの「ゆふいんの森オリジナルパネル」と一緒に記念写真をとりましょう!4両編成列車ではサロンスペースで、5両編成の列車では客席で撮影できます。

また、サロンスペースでは、豊後森〜由布院駅の間で客室乗務員による観光案内が行われます。

そして「ゆふいんの森」では子ども用に、制帽・制服を借りられるサービスも! 電車好きな子どもたちにとっては夢のような体験になりそうですね。


「ゆふいんの森」オリジナル弁当「折鶴(おりづる)」(1,620円)

こちらは、事前予約可能なゆふいんの森オリジナル弁当の「折鶴(1,620円)」。列車内の「ビュッフェ」にて購入できます。車内販売のオリジナル弁当は、列車旅の楽しみのひとつではないでしょうか。「折鶴」は、北九州にあるミシュラン一つ星の名店「寿司 竹本」監修のお弁当。彩豊かなお弁当は旅のおともにぴったりです。

ほかにも和をモチーフにした「ゆふいんの森(1,100円)」やローストビーフやあわびの旨煮が入った豪華弁当「飛翔〜ひしょう〜(3,240円)」などがあります。


大分県日田県産の柚子みつを使用した「ゆずみつスカッシュ(350円)」

沿線地域で有名な名店のグルメやドリンク、お土産などを購入できます。ドリンクのおすすめは、湯布院老舗旅館「玉の湯」内にある「ティールーム ニコル」監修のゆずみつスカッシュ(350円)。柚子の酸味と甘さがマッチして爽やかで、春夏の電車の旅に飲みたいおすすめの一杯です。


湯布院・桐屋のアイスは濃厚で絶品!

デザートのおすすめは、車内販売されている湯布院・桐屋のアイス(400円)。濃厚な味わいで贅沢な一品です。優雅な列車旅の合間に、極上のスイーツをいただく時間は幸せそのものですね。

ゆふいんの森・基本情報

■ゆふいんの森・予約方法
「ゆふいんの森」は全席指定。1ヶ月前の10時から販売が開始されます。
予約方法は「みどりの窓口」「自動券売機」「ネット予約」の3つ。
ネット予約はJR九州ホームページから予約可能なので、JR九州の会員登録をしてから予約をしてください。

■ゆふいんの森・片道料金
<博多〜由布院 区間>4,640円(大人)
<博多〜日田 区間> 3,160円(大人)
※片道の普通運賃+指定席特急料金の合計額

■ゆふいんの森・運行情報
 <博多〜由布院 区間>1日2往復
 <博多〜由布院〜別府 区間>1日1往復
(所要時間)
 <博多〜日田 区間> 約1時間20分
 <博多〜由布院 区間>約2時間15分
 <由布院〜別府 区間>約1時間

湯布院を散策しよう!


湯の坪街道

11:36 ゆふいんの森・由布院駅到着


ゆふいんの森・由布院駅

由布院駅に到着!ゆふいんの森を降りたら、まずは駅前にある「由布院ツーリストインフォメーションセンター」にて、湯布院のシンボル「観光辻馬車」の申込を済ませましょう。

予約は当日しかできないため、湯布院に到着したら一番に予約に行くのがベスト。週末や祝日など人が多い日は、朝一の予約で埋まることもあるほど人気のため、当日の朝、電話での予約をおすすめします。(電話:0977-84-2446 ※当日雨天や馬の体調不良で運行しない場合あり)

12:00 COMICO ART MUSEUM YUFUIN


COMICO ART MUSEUM YUFUINの外観(©NHN JAPAN Corp.)

由布院駅から徒歩約10分の場所に位置する、COMICO ART MUSEUM YUFUIN。2017年10月、 湯布院の新たなシンボルとして「現代アート」と「湯布院の自然」を融合させた美術館です。

洗練された建物は、建築家・隈研吾氏が手がけ、ロゴデザインは有名グラフィックデザイナー・原研哉氏によるもの。静けさと上質な空間が「美」と「静」を表し、心が洗われるような感覚になれます。


COMICO ART MUSEUM YUFUINの1階ギャラリー(©NHN JAPAN Corp.)

入館はWebからの事前予約制となっており、1時間のツアー形式で観覧できます。現代アートだけではなく、湯布院の絶景も一度に楽しめるのが魅力。

1階のギャラリーは2つあり、日本の現代アーティスト・村上隆氏と杉本博司氏の作品が並んでいます。その空間は「アート」という言葉では言い表せない、独特な雰囲気を放ちます。村上氏と杉本氏の対照的な作品が印象的で、ふたりの作品がガラス越しに見えるギャラリーも「アート」であり、不思議な空間に感動するでしょう。


COMICO ART MUSEUM YUFUINの2階ラウンジとOPEN GALLERY(© Yoshitomo Nara 2017)

2階に上がると多目的ラウンジとOPEN GALLERYがあります。OPEN GALLERYには、の現代美術家・奈良美智氏の彫刻作品「Your Dog」が野外展示されており、背景には由布岳を望むことができますよ。

【COMICO ART MUSEUM YUFUIN 基本情報】
住所:〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上 2995-1
電話:0977-76-8166
開館時間:9:30〜17:30
案内時間:9:40〜16:00(各1時間のガイドツアー制)
休館日:隔週月曜 ※臨時休館あり
公式サイト:COMICO ART MUSEUM YUFUIN

13:00 美術と絶景にひたる「由布院シャガール美術館」と併設カフェ


由布院シャガール美術館の外観

「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」から徒歩で約10分の場所に位置する「由布院シャガール美術館」。金鱗湖に面し、アートと絶景を楽しめる美術館です。「愛の画家」とも呼ばれるフランスの画家「シャガール」が描く独特のタッチの絵画は、見る人を独特の世界観に引き込みます。


美術館併設カフェのテラス席からの眺め

シャガールの絵画を鑑賞したあとは、美術館併設の「カフェ・ラ・リーシュ」で、金鱗湖を眺めながらコーヒーやデザートはいかが? テラス席では金鱗湖を前に、澄み切った空気と穏やかな時間の流れを感じましょう。

【由布院シャガール美術館 基本情報】
住所:〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上岳本1592-1
電話:0977-28-8500
営業時間(美術館):9:00~17:30(最終入館:17:00)
営業時間(カフェ):月〜土曜 9:00~17:30(LO. 17:00)/ 日曜、祝日 8:00~17:30(LO. 17:00)
定休日:不定休
公式サイト:由布院シャガール美術館

13:45 金鱗湖を散歩しながら「観光辻馬車」の集合場所へ


金鱗湖シャガール美術館外からの眺め

カフェでリラックスしたあとは、金鱗湖周辺を散歩してみます。金鱗湖周囲にはぐるりと一周できるよう、遊歩道が整備されています。静けさ漂う金鱗湖を歩き、湯布院の自然を感じてみてください。


天祖神社の鳥居

遊歩道の途中、「天祖神社」が見えてきます。こちらは昔から地元の人たちに親しまれている神社。中央に天祖神、向かって右に八坂神社、向かって左に金比羅神社を祀っています。湖の上に立つ鳥居がシンボルとなり、霧が立つ日や雨天時などは幽玄さも感じられます。

金鱗湖を散歩したら駅方面に戻り、次は馬車の体験です!

14:20 湯布院のシンボル「観光辻馬車」を満喫!


静かに乗客を待つお馬さん

観光辻馬車の出発地点は、JR由布院駅前。出発時間の10分前に集合し、時間になったら早速出発! 観光スポットを巡りながら、約4kmのコースを1時間ほどかけてまわります。

スタートすると馬の蹄の音が鳴り、湯布院の街をゆっくりと走り出します。走り出してから5分で田園地帯に入り、日常から抜け出した気分に。遠くに見える湯けむりが、温泉地・湯布院らしい景色でほっこりとさせてくれます。そして10分ほどで「佛山寺(ぶっさんじ)」に到着。


佛山寺

静けさ漂う佛山寺は、臨済宗のお寺。約1000年前、現在の宮崎県にある霧島神社で神のお告げがあり、由布山麓で観音像を祀ったことが始まりといわれています。現在の本堂は1994年に火災後に再建されたもので、春は新緑が美しく、澄み切った空気の中で気持ちよい時間を過ごすことができます。

辻馬車の停留で10分ほど時間がありますので、ゆっくりと参拝・散策してみてはいかがでしょうか。


宇奈岐日女神社

佛山寺から馬車で10分ほど走ると、湯布院盆地の神様といわれる「宇奈岐日女神社(うなぐひめじんじゃ)」に到着。ここは宇奈岐日女をはじめ、六神を祀っていることから「六所宮」とも称されています。地元の人からの信仰があつく、縁結びのご利益があることでも知られています。

参拝後は、馬車で約20分かけ、由布院駅に戻ります。

のどかな田園風景と湯布院観光スポットのみならず、馬車で案内してくれる方の語りが温かくて面白く、あっという間に時間が過ぎていきます。

【観光辻馬車 (由布市ツーリストインフォメーションセンター) 基本情報】
住所:〒879-5114 由布市湯布院町川北8-5 JR由布院駅隣
電話:0977-84-2446
営業時間:3月~11月 9:30~16:00(30~60分おきに1日10便)/ 12月 9:30~14:30(30~60分おきに1日8便)※運行期間 3月2日〜12月
定休日:1・2月、3月1日 ※天候不良時、馬の体調不良時は運休
料金:大人 1,800円 / 子ども 1,300円 ※4歳未満の子どもは膝の上にのせて乗車可能
公式サイト:観光辻馬車

15:30 湯の坪街道を散策しながらショッピング

観光辻馬車を満喫したあとは、湯布院の有名通り「湯の坪街道」を散策してみましょう。湯の坪街道に行くと、おしゃれな雑貨屋や土産屋など、目を引くお店がずらりと並んでいます。「魅力的なお店がありすぎる…」と困った時のために、注目&おすすめのショップをまとめて紹介します!

■音楽が根付く湯布院の新定番スイーツ「ジャズとようかん」

ジャズとようかんのパッケージ

湯布院では「ゆふいん音楽祭」や「空想の森アルテジオ」など、アート・音楽イベントや施設がたくさんあります。「空想の森アルテジオ」は湯布院の「御三家宿」である「山荘 無量塔(むらた)」が手がけており、音楽とアートを融合した美術館として有名です。

そんなアートと音楽が根付いた湯布院のお土産にうってつけなのが、ピアノの鍵盤をモチーフにしたフォトジェニックなようかん、「ジャスとようかん」です。ここ「ジャズとようかん 湯布院CREEKS」では、ようかんのほかにも、センスあふれる雑貨や衣服なども販売しています。

【ジャズとようかん 湯布院CREEKS 基本情報】
住所:〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上3015-4
電話:0977-84-3838
営業時間:9:30~17:30
定休日:不定休
公式サイト:ジャズとようかん 湯布院CREEKS

■地産地消のグルメ・スイーツを味わえるカフェ「鞠智」

賑やかな湯の坪街道に佇む落ち着きのあるカフェ

湯の坪街道に面した黒を貴重としたシックなカフェ「鞠智(くくち)」。テイクアウトでいただけるコロッケも販売しているので、食べ歩きの一品にもおすすめ。中のカフェは、落ち着いた雰囲気に包まれながら、甘味やオリジナルコーヒーがいただけます。地産地消のジャムやお菓子などのオリジナル商品も多数販売しており、お土産購入に立ち寄るのにもぴったり。

【鞠智 基本情報】
住所:〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上3001-1
電話:0977-85-4555
営業時間:10:00~17:00
定休日:無休 ※カフェのみ火・水・木曜定休
公式サイト:鞠智

■湯布院を代表する絶品ロールケーキ「B-speak」

湯布院でロールケーキといえばここ!

湯布院を代表するロールケーキの名店「B-speak」。湯の坪街道の入り口に位置し、週末になると売り切れて買えないことも。
こちらのお店、湯布院の有名老舗旅館「山荘 無量塔」がプロデュースしており、その人気は全国区なのだそう。ふんわりとやわらかな生地に、絶妙な甘さが人気。ぜひ一度食べてみてくださいね。

【B-speak 基本情報】
住所:〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上3040-2
電話:0977-28-2166
営業時間:10:00~17:00
定休日:不定休(年2回)
公式サイト:B-speak

地元民がおすすめする穴場スポットにも足を伸ばしてみて


一本裏に進むだけで自然を感じる場所へ

湯の坪街道から少し小道に入ったところにある「湯の坪温泉」周辺は、湯布院の地元の人に教えてもらった穴場のひとつ。江戸時代の文献にもその名が残るほどの歴史がある湯の坪温泉や、その先の橋から見える由布岳が絶景なんです!

メイン通りだと気づかない静けさと、湯布院の自然豊かな風景を満喫できます。遠くには由布岳の絶景も望め、日頃の疲れからホッと解放されるはず。

16:30 駅前通りを散策または駅で足湯

湯の坪街道の散策を終えたら、帰りの電車の時間まで、駅前通りを散策してみます。駅前通りにはおしゃれな雑貨屋さんやスイーツのお店が立ち並び、あっという間に時間が過ぎます。


電車や自然を眺めながらの足湯は心地よさ抜群

旅の疲れを癒すなら、由布院駅構内の足湯でゆっくり過ごすのがおすすめ。利用は1名200円で、代金を払うとポストカードとミニタオルがもらえます。記念やお土産にいかがでしょうか。

17:07 ゆふいんの森・由布院駅出発


由布院駅のホーム

帰りは再び由布院駅へ。ゆふいんの森の上り最終便で、帰路につきます。ゆふいんの森内でもお土産を買う事ができます。湯布院で行列ができる人気スイーツ「山荘 無量塔(むらた)」のロールケーキ「Pロール」や、ゆふいんの森のオリジナルグッズなど様々なものが買えるので、お土産を買う時間がなかった人は、ゆふいんの森内で購入しましょう。

最後は湯布院の旅を思い出しながら、ゆふいんの森の車窓からの景色を満喫してみては。

【由布院駅の足湯 基本情報】
住所:〒879-5114 大分県由布市湯布院町川北8-2
電話:0977-84-2021(JR由布院駅)
営業時間:9:00~19:00
定休日:無休 ※天候により利用できない場合あり
料金:200円
公式サイト:由布院駅の足湯

「ゆふいんの森」で自然とアートを満喫する湯布院旅へ!

高層ビルがなく自然豊かな雰囲気が素敵な湯布院。街全体で自然とアートを大切にし、訪れる人に癒しを与えてくれます。大自然を感じる「ゆふいんの森」の電車旅や辻馬車、個性豊かな美術館など、自然とアートを満喫する旅に出かけてみませんか?