学習院旧正門
東京都の東部、新宿区にある「学習院旧正門」。1877年に神田錦町にあった華族学校の正門として建てられ、各地を転々としたのち1949年に現在の場所へ移されました。 門は鋳鉄でできており、本柱と脇柱が左右に2本ずつと袖塀によって構成されています。本柱の間は5.5mあり、近づくとその大きさを実感します。朱色の鉄扉には、唐草模様や蕨手(わらびて)模様の細やかなデザインが施されており、まさに歴史と品格の漂う造り。製作は埼玉県川口市の鋳物工場で行われ、当時の技術が残された貴重なものとして1973年に国の重要文化財に指定されました。 学習院旧正門は一般道に面しています。見学するときは、車や歩行者の往来に気をつけましょう。
基本情報
Address
〒162-0052 東京都新宿区戸山3-20-1
Phone
03-3344-3160 (新宿観光振興協会)
アクセス
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From東京メトロ副都心線 西早稲田駅
徒歩(約5分)