久米寺

奈良県の中央部、橿原(かしはら)市にある「久米寺(くめでら)」。畝傍山(うねびやま)の南に建つ真言宗の寺院です。 推古天皇の眼病が治ったことの感謝を込めて、来目皇子(くめのおうじ)が創建したと伝えられています。経緯にちなんで眼病に利益があるとか。また、創建は久米仙人の伝説に関連していると一節も。ある日神通力で空を飛んでいた久米仙人は、女性のふくらはぎに目がくらみ墜落し神通力を失ったというユニークな伝説です。境内には久米仙人像が立っています。見どころは、重要文化財の多宝塔などの文化財、そしてそれらを彩る四季の花々。 ツツジやアジサイが咲き誇る姿は一見の価値がありです。 久米寺で5月3日に催される「久米寺練供養」は、春の農繁期前の祭典。本堂から護国道場まで約100mの掛け橋が架けられ、その上を二十五菩薩が渡っていきます。
基本情報
〒634-0063 奈良県橿原市久米町
0744-27-2470
08:00~17:00
アクセス
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From近鉄橿原神宮前駅
徒歩(約1分)