鬼子母神堂

東京都豊島区、雑司が谷(ぞうしがや)に位置する「鬼子母神堂(きしもじんどう)」。安産・子安の守り神として信仰を集める法明寺(ほうみょうじ)の中にあるお堂です。 何やら恐ろしい響きの「鬼子母神」という名前は、インドの武将神の妻「訶梨帝母(かりていも)」のことを指します。彼女は子供を500人(または1,000人ともいわれる)多く育て、栄養補給のために他人の子供を食べたため人々に恐れられていました。見かねたお釈迦様が訶梨帝母が一番かわいがっていた子供を隠し、子を食べられた他の母親の気持ちを理解させたところ、改心して仏法の守り神となったと伝えられています。 豊島区にある鬼子母神堂は、室町時代に偶然井戸から掘りだされた場所にお堂が建てられたもの。お堂の横には樹齢700年を超える立派な大公孫樹(おおいちょう)があり、こちらも強い生命力を感じさせるパワースポットとして知られています。
基本情報
〒171-0032 東京都豊島区雑司ヶ谷3-15-20
03-3982-8347
9:00~17:00
アクセス
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From都電荒川線 鬼子母神前 停留場
徒歩すぐ