両子寺

大分県東部、国東(くにさき)半島の両子山(ふたごやま)中腹に位置する「両子寺(ふたごじ)」。両子山周辺に開かれた天台宗の寺院「六郷満山(ろくごうまんざん)」のひとつです。 六郷満山は、奈良時代より大分県北部の「宇佐神宮」の庇護を受け、珍しい神仏習合の寺院として信仰を集めてきました。最盛期には一帯に185もの寺院が建てられ、森林の中にも石仏や石塔が点在し、「ほとけの里」と呼ばれていたのだそう。両子寺は、江戸時代にそれらの寺院の取りまとめ役「総寺院(そうじいん)」となった名門です。神仏習合の寺院らしく、本堂を過ぎて奥ノ院へ上がる入り口には大きな鳥居があります。 両子寺という名前にあやかって、全国から子供を授かりたい方々がお参りに来ています。 新緑と紅葉のシーズンには、鮮やかな黄緑や赤が彩りを添えます。
基本情報
〒873-0356 大分県国東市安岐町両子1548
0978-65-0253
・3月~11月 8:00~17:00 ・12月~2月 8:30~16:30
無休 ※悪天候や寺の事情により休みとなる場合あり
300円 ※障害者割引もあり
http://www.futagoji.jp/
アクセス
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FromJR 杵築駅
大分交通バス / 国東方面 →【安岐】バス停 大分交通バス / 両子寺方面 →【両子寺】バス停 → 徒歩(約10分)