2025年の冬は最強・最長寒波が到来し、例年にない大雪となった地域も多数ありました。3月に入りようやく春の気配が感じられるようになり、そろそろお花見の計画を立てる時期です。
編集部では、日本各地津々浦々の桜名所を都道府県別にまとめました。お住まいの地域や、お出かけ先の地域にどんな桜の名所があるのかチェックして、お花見計画の参考にしてみてくださいね。
※本ページおよびリンク先ページの情報には2024年以前のものが含まれている場合があります。2025年の最新情報は随時更新していきます
※情報更新のタイミングにより、掲載内容と現地の最新状況が異なる場合があります。お出かけの際は各自治体の公式サイトや、公式SNS等で最新情報をご確認ください
北海道

五稜郭タワーから見る五稜郭の桜
日本の中でも桜の開花が最も遅い北海道。4月下旬から5月中旬にかけて桜が咲きます。そのため、桜だけでなく、梅やつつじ、芝桜など、桜以外の花も一緒に楽しむことができる場所も多々。
またエゾヤマザクラやチシマザクラなど、本州にはない品種が見られるのも北海道ならではの魅力です。
《都道府県別の桜名所を見る》
北海道
東北

角館・武家屋敷通りのしだれ桜(秋田県)
東北も他の地域に比べると桜の開花が遅い地域です。関東の桜が散ったあと、4月下旬から5月上旬頃が見頃。東北には弘前公園(青森県)、角館(秋田県)、北上展勝地(岩手県)など、全国的に有名な桜名所も。
東北新幹線・山形新幹線・秋田新幹線など使えば、関東からもアクセスしやすく、ゴールデンウィークのお出かけ先としても人気です。
甲信越

ライトアップされた高田城址公園の桜(新潟県)
甲信越には桜にまつわる「三大○○」が集まっています。まず、山高神代桜(山梨県)は「日本三大桜」のひとつ。高遠城址公園(長野県)は「日本三大桜名所」のひとつです。そして高田城址公園(新潟県)は「日本三大夜桜」のひとつに数えられています。いずれも毎年多くの人が集まる人気スポットで、道路が渋滞したり駐車場の空きが少ないこともあるので、朝早く出発するなど混雑を見越した行動がおすすめです。
東海

大石寺庭園から見た桜と富士山(静岡県)
東海地方といえば、本州でもっとも早く咲く河津桜が有名。濃いピンク色の花弁は写真に撮っても鮮やかで綺麗ですよ。また富士山と桜のコラボが楽しめるのも東海ならでは。
高山祭と同じタイミングで咲く飛騨高山の桜(岐阜県)、鯉のぼりの「のり落とし」と桜が一緒に楽しめる五条川(愛知県)など、岐阜県や愛知県でもプラスαの楽しみがある名所が目白押しです。
おわりに
ここまで、8つの地方別に全国の桜名所を紹介してきました。気になるエリアはありましたか?
春といえど冷涼な北部地域、ぽかぽか陽気が続く南部地域、ダイナミックな自然が魅力の郊外、街の明かりがきらめく都心部…。同じ日本国内でも、場所によって桜の見頃やまとう雰囲気は千差万別。
ぜひこの記事を参考に、お気に入りのお花見スポットを探してみてくださいね。その場所ならではの桜のある風景を楽しみましょう。