日高山脈襟裳国定公園

北海道の中央南部、十勝地区から日高地区に大きくまたがって位置する「日高山脈襟裳国定公園」。「北海道の背骨」とも称される雄大な日高山脈、広尾町から「襟裳岬」にかけて続く海岸線一帯、そして花の名山「アポイ岳」と周辺の3つの地区で構成される自然公園です。 総面積は約1,035㎢を誇り、国定公園としては日本最大の面積を誇ります。公園の目玉とも言える日高山脈は、北海道の中央南部を南北約150kmにわたり、「幌尻岳」を最高峰とした海抜1,500~2,000m級の山々が連なった山脈。氷河の痕跡「カール」、稜線の鋭く切れ込んだ「ナイフリッジ」など、独特の地形が特徴です。 襟裳岬は、岬の先端から1,500mにも及ぶ岩礁が並び、激しい海風が吹くことで有名。岩礁の上にアザラシが寝転ぶ姿が観察できる場所としても知られています。 アポイ岳は、標高わずか810mでありながら、ヒダカソウなどの固有の高山植物が数多く見られるスポット。日高山脈襟裳国定公園の中では唯一、登山道が整っているため登山者に人気です。
基本情報
北海道帯広市・清水町・芽室町・大樹町・広尾町・日高町・浦河町・新冠町・新ひだか町・平取町・様似町・えりも町・中札内村にまたがる
0146-22-9254(北海道日高振興局保健環境部環境生活課)
アクセス
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From新千歳空港
車(約3時間30分)
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Fromとかち帯広空港
車(約2時間50分)
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FromJR千歳駅
車(約3時間30分)
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FromJR札幌駅
車(約4時間)
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FromJR帯広駅
車(約3時間10分)