大板山たたら製鉄遺跡

山口県萩市紫福(しぶき)に位置する「大板山たたら製鉄遺跡」。江戸時代から明治初期まで操業された、萩(長州)藩の製鉄所跡です。 「たたら」とは、製鉄の際に砂鉄と木炭を入れて燃焼させる炉の呼び名。この炉に鞴(ふいご)で空気を送り高温で燃焼させる手法は、鎖国時代に発達した日本伝統の製鉄技術です。メインの製鉄場である高殿をはじめ、元小屋、砂鉄洗い場、鉄池など主要施設の遺構が全てそろっており、日本の近代化の息吹を感じさせます。 併設の「大板山たたら館」では、絵巻のビデオを観て当時のたたら製鉄の様子を知ることができるほか、地元の食材を使ったお菓子やお土産も購入できます。
基本情報
〒758-0501 山口県萩市大字紫福257-5
0838-25-3380 (萩市世界文化遺産課)
常時公開
無休
<ガイド> 【日本語】 開催時期:3月~12月 ※運行希望日の10日前(土・日曜、祝日を除く)までに電話、FAX、メールのいずれかの方法で要予約。 電話:0838-52-0121(萩市福栄総合事務所)
アクセス
-
FromJR 東萩駅
タクシー(約30分)