金春湯
東京都中央区、銀座エリアに位置する「金春湯(こんぱるゆ)」。文久3年に創業した、157年の歴史を誇る銭湯です。1957年に改築し、以前の木造の建物から、ビル内に店舗を構える現在の姿へとなりました。 金春湯という店名は、江戸時代、かつてこの周辺に「金春流」の能役者の屋敷があったことに由来しているそう。日本を代表する文化である能にまつわる屋号を持っていることからも、金春湯の歴史の長さを感じさせます。 昔ながらの銭湯らしさを残した内装も魅力のひとつ。番台や、脱衣所の高い格子天井が、銀座の一角に立つ銭湯ながら、レトロな雰囲気を漂わせます。浴場の壁に描かれた富士山のペンキ絵は、銭湯ペンキ絵師の中島盛夫氏によるもの。男湯には燃えるように赤く染まった「赤富士」、女湯には静岡県の富士山名所「三保松原」の景色が描かれています。ほか、九谷焼のタイル絵も配されており、富士山絵画と合わせて昔ながらの銭湯の景観を楽しんでみてください。
(写真提供:金春湯)
基本情報
Address
〒104-0061 東京都中央区銀座8-7-5
Phone
03-3571-5469
Hours
14:00〜22:00
Closed
日曜、祝日
Fee
大人(12歳以上):470円 中人(小学生):180円 小人(未就学児):80円 <アメニティ> タオル:130円 石鹸:30円〜 ※第2・4金曜以外はボディソープ・シャンプーの備え付けあり
アクセス
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FromJR 新橋駅
徒歩(約5分)
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From東京メトロ銀座線 銀座駅
徒歩(約5分)