醒井宿
滋賀県東部に位置する、江戸と京都を結ぶ中山道(なかせんどう)沿いに発展した宿場町の一つ「醒井宿(さめがいじゅく)」。清流・地蔵川に沿って歴史ある街並みが広がります。 見どころは、醒井問屋場(といやば)と旧醒井郵便局局舎からなる「醒井宿資料館」。問屋場は江戸時代に旅人に荷物を運搬する人や馬の提供、荷物の積替えの引継ぎ事務を行なっていた施設で、完全な形で現存する全国的にも珍しい例として知られています。内部は一般公開されているほか、コンサートなどのイベントが年4回開催されています。旧醒井郵便局局舎は、アメリカ人建築家ヴォーリズの設計で建てられた、和洋折衷のクラシカルなつくりが特徴。建物の2階には古文書が展示されており、なかでも江戸時代当時の醒井宿の様子が描かれた長さ5m30cmにおよぶ「醒井宿絵図」は圧巻です。 また、毎年7月から8月ごろに咲く梅花藻(ばいかも)も見どころ。梅花藻とは、梅に似た白い花を咲かせる水中花です。醒井を流れる地蔵川に生息しており、水面から顔を出すように花を咲かせます。7月末頃から8月上旬の夜間にかけて行われるライトアップは幻想的。暗闇に輝く梅花藻を見るため、多くの観光客が訪れます。
基本情報
Address
〒521-0035 滋賀県米原市醒井
Phone
0749-58-2227(米原観光協会)
Hours
<醒井宿資料館(旧醒井郵便局・醒井宿問屋場)> 09:00〜17:00(入館は16:30まで)
Closed
<醒井宿資料館(旧醒井郵便局・醒井宿問屋場)> 月曜(祝日の場合は開館、翌火曜は休館) 年末年始(12月27日〜1月5日)
Fee
<醒井宿資料館(旧醒井郵便局・醒井宿問屋場)> 大人:200円 小中学生:100円 *団体料金もあり
アクセス
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FromJR東海道本線 醒ヶ井駅
徒歩(約5分)