奈曽の白滝

秋田県の南西部、にかほ市に位置する「奈曽(なそ)の白滝」。「金峰神社」の境内にある、高さ26m幅11mを誇る滝です。1932年には国の名勝に指定されました。 滝壺に向かう道には、老杉や溶岩と思われる巨石が点在しており、独特な雰囲気。滝の真下まで行くことはできませんが、真っ白な水しぶきをあげる迫力満点の姿に驚くこと間違いなしです。 金峰神社では6月に、例大祭が催されます。見どころは、重要無形民俗文化財に指定されている「チョウクライ口の舞」。県内でも珍しい延命長寿の延年舞で、神社の社頭にある土舞台の上で舞われます。起源は約1200年までさかのぼります。僧の慈覚大師(じかくだいし)が、当時鳥海山に住んでいた魔物を退治を感謝するお祭りで舞ったのが、このチョウクライ口の舞とされています。
基本情報
〒018-0153 秋田県にかほ市象潟町小滝
0184-38-4305(にかほ市観光課)
アクセス
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FromJR 象潟駅
羽後交通バス / 横岡方面 →【奈曽滝】バス停 → 徒歩(約10分)