羊山公園ってどんなところ?
全国的な人気を誇る芝桜の花畑!
春にだけ開催される「芝桜まつり」とは?
色とりどりな羊山公園の芝桜は全部で9種類!
芝桜だけじゃない!公園一帯を彩る桜の木
桜以外の見どころって?
羊山公園へのアクセス
羊山公園の周辺スポット
芝桜を見に行くならここしかない!

芝桜の名所として知られる「羊山公園」。春の桜が散る頃、一斉に咲き始める芝桜を見に多くのお花見客が羊山公園を訪れます。

名所が多く、一年を通して観光客が絶えない埼玉県秩父市。その内でも特に人気のある羊山公園には、芝桜以外にも見どころが満載です。

2022年の芝桜の見頃は4月中旬から5月上旬!今回は芝桜の見どころと、羊山公園のおすすめスポットを詳しく紹介します。

羊山公園ってどんなところ?


武甲山の裾野に広がる羊山公園の芝桜

埼玉県秩父市の東部に位置する「羊山公園」。緑豊かな自然に囲まれる色鮮やかに彩られた花畑を求めて、毎年多くの観光客が訪れます。秩父の桜の名所として知られる羊山公園内で、特に有名なのが関東有数の植栽面積を誇る「芝桜の丘」です。

40万株以上の芝桜が植えられた花畑の総面積は約17,600㎡。散歩をしていると風にのって運ばれてくる花の香りは、疲れを忘れさせ心を穏やかにしてくれます。

その他にも、動物と触れ合うことのできるふれあい広場や、公園の眼前にそびえる武甲山(ぶこうさん)の資料館などは、少し歩き疲れた時に寄ってみると良いかもしれません。

全国的な人気を誇る芝桜の花畑!


一面に広がる羊山公園の芝桜

芝桜の丘は、秩父のシンボルともいわれる武甲山の麓に広がる広大な芝桜の花畑。山の斜面に9種類の芝桜が入り組んで咲く芝桜の丘には、まるで絨毯のように見事な模様が浮かび上がっています。


さまざまな色の芝桜

その模様は秩父市の師走名物である秩父夜祭の躍動感と山車の囃し手(はやして)の襦袢(じゅばん)をイメージしています。羊山公園に咲く芝桜は、赤、白、ピンク、紫などカラフルに彩られ、毎年増殖されることによってその美しい景観を拡大しています。

芝桜は4月中旬から5月上旬のゴールデンウィークにかけてが見頃です。気候によって数週間ほど時期が左右されるので、訪れる際は秩父市観光なびの開花状況を要チェック!

春にだけ開催される「芝桜まつり」とは?


毎年多くの観光客が芝桜を見に訪れる「芝桜まつり」

羊山公園で毎年芝桜の開花時期に開催される「芝桜まつり」。秩父路の特産市や、乗馬体験、羊毛刈り体験などのイベントも行われ、多くの観光客が訪れます。

芝桜まつり以外にも、羊山公園では時期ごとに入れ替わりで出店や自然体験イベントなどが行われています。芝桜だけでなく、季節に合ったイベントが楽しめるのも羊山公園の魅力です。

※2022年度の芝桜まつりは中止となっています。(芝桜の丘は通常通り公開されています)

色とりどりな羊山公園の芝桜を9種類紹介!

芝桜はその名前の通りサクラのような形をしていますが、実はツツジ目ハナシノブ科という種類に属する多年草。寒冷地で生息する北米原産の種類であるため、秩父だけでなく北海道や富士山麓にも芝桜の名所があり、どちらも人気を博しています。

芝桜の丘に植えられている芝桜は9種類。色や見頃が種類によって異なるので、いつ訪れても違った姿を見せてくれます。

では、可憐に咲き誇る色とりどりの芝桜の種類ごとの魅力を紹介します。

アメージンググレース


ピンク色のアクセントが特徴的な「アメージンググレース」

素晴らしき恵み、という意味を持つ「アメージンググレース」。白を基調とする花びらには、中心にピンク色のアクセントが入っています。人気のある芝桜の一種、コーラルアイと同系統の花でありながら市場での流通はあまり行われていない品種です。

エメラルドクッション


涼しげで落ち着いた色味の「エメラルドクッション」

「エメラルドクッション」は、涼しげな薄青紫色の品種。花弁が大きく、見ていて心が安らぐような色であることから芝桜の中でも特に人気があります。

オーキントンブルーアイ


わずかにエメラルドクッションより色が薄い「オーキントンブルーアイ」

「エメラルドクッション」と同じ紫系の色をした「オーキントンブルーアイ」。エメラルドクッションと比べると花は一回り小さく、色も薄い芝桜です。

オータムローズ


芝桜の中でも定番といわれるほど有名な「オータムローズ」

芝桜の中でも特に有名なのが「オータムローズ」。花の色は芝桜定番の桃色で、バラに近い色をしています。成長速度は他の芝桜と比べると遅く、5月に入っても咲いている様子を鑑賞できます。

スカーレットフレーム


緋色の炎という名前がぴったりの「スカーレットフレーム」

小ぶりで真っ赤な花が印象的な「スカーレットフレーム」。花弁中央の赤色は、花弁の細さをさらに特徴付けています。同系統の芝桜であるダニエルクッションやモンブランと並ぶ、ポピュラーな品種です。

多摩の流れ


遠くから見ると淡いピンク色に見える「多摩の流れ」

「多摩の流れ」は別名キャンディーストライプともいい、白地に桃色の縞が入った品種です。遠くから見ると淡いピンク色に見える点が魅力的。暑さや寒さだけでなく、斜面の土壌にもしっかりと根を張るとても丈夫な品種です。

マックダニエルクッション


小さいながら、力強さを感じさせてくれる「マックダニエルクッション」

濃いピンク色の花びらを持つ「マックダニエルクッション」。大輪の花が一斉に咲くと、花の色も相まって見応え満点の花畑に様変わりします。他の花より10日ほど遅く咲くので、シーズン終わりまで迫力のある姿を見せてくれます。

モンブラン


他の鮮やかな色の芝桜を引き立てるため、どんな芝桜とも合う「モンブラン」

白の芝桜といえば「モンブラン」。茎や花がやや細く小さめのサイズで、葉は黄緑色をしています。花の主張が強すぎないことから、他のどんな芝桜とも相性が良く、人気のある品種です。

リトルドット


小ぶりのモンブランよりさらに小さい「リトルドット」

モンブランよりもさらに一回り小さい花を咲かせる「リトルドット」。別名カルビデスホワイトともいわれ、葉の色は深い緑色をしています。モンブランよりも過酷な環境に強い品種で、冬になっても葉が枯れることはありません。

芝桜だけじゃない!公園一帯を彩る桜の木


歩道沿いに咲くしだれ桜

羊山公園で人気のある桜は、芝桜だけではありません。春になると、園内ではソメイヨシノ、しだれ桜、八重桜など、1,000本以上の桜が咲き誇ります。

桜の開花時期は芝桜よりも少しだけ早く、4月上旬から中旬頃が見頃。観光としてではなく、お花見として満開の桜の写真を撮りに訪れる市民も少なくないそうです。

桜以外の見どころって?

羊山公園内には、桜の咲き誇る春はもちろん、それ以外の季節でも自然を感じ取れるスポットが集まっています。

市内を一望できる見晴らしの丘や、地域の歴史を深く学べる武甲山資料館など、一度は訪れたい羊山公園の見どころを紹介します。

見晴らしの丘


「見晴らしの丘」の眼下に広がる秩父市街

展望台があり、桜や夜景を楽しみに集まる人が多い「見晴らしの丘」。羊山公園の北側にある見晴らしの丘からは、秩父市内だけでなく遠くの山並みまで見渡すことができます。お花見や遠足の場所として市民にも愛される絶好のビュースポットです。

ふれあい牧場


名前の由来となった羊たちがのんびりと暮らす「ふれあい牧場」

羊山公園という名前の通り「ふれあい牧場」では羊と触れ合うことができます。現在の牧場はもともと、めん羊を扱う埼玉県種畜場秩父分場であったため、羊山という名前がついたのだそう。

のどかな牧場で暮らす羊たちに会いに行ってみませんか?

武甲山資料館

埼玉県秩父市に位置する「武甲山」。標高1,304mの山で、日本二百名山にも指定されています。

羊山公園内にある「武甲山資料館」では、武神山周辺に生息する動植物や地形、地質について展示されています。石灰岩質である武甲山は古くから採掘が行われており、北側から見ると白っぽく見えます。

地域の歴史や地理が学べる武甲山資料館へ、ぜひ足を運んでみてください。

やまとあーとみゅーじあむ

「やまとあーとみゅーじあむ」は、羊山公園内にある棟方志功(むなかたしこう)作品を中心に展示した美術館。棟方志功は20世紀の美術を代表する世界的巨匠の一人です。

数ある棟方作品を展示する美術館の中でも、やまとあーとみゅーじあむは質・量共に日本有数。2022年は、3月19日(土)より「棟方志功の世界」と題した展示が開催されます。

関東地方内唯一の棟方作品の美術館は、公園内でも必見のスポットです。

羊山公園のへのアクセス

アクセス:西武秩父駅から西武観光バス原谷線「秩父公園前」下車後徒歩約13分
住所:〒368-0023 埼玉県秩父市大宮6360
電話番号:0494-26-6867
営業時間:開園時間 24時間営業
入園料:一般 300円 一般団体(20名以上) 250円 ※中学生以下は無料です。
公式サイト:秩父観光なび

羊山公園の周辺スポット

羊山公園で桜を満喫した後は、周辺の観光スポットで楽しみましょう。春ならではのイベントから、一年を通して秩父の人気観光地となるスポットまで幅広く紹介します。

秩父フルーツファーム

春といえばやっぱりいちご狩り。2016年にリニューアルオープンした「秩父フルーツファーム」では、家族連れからご年配の方でも安心していちご狩りを楽しめます。

いちごのシーズンでない夏の間も4種類ものぶどう狩りを体験できるので、いちご狩りのシーズンが終わっても訪れたくなるような人気スポットです。

秩父神社


関東屈指のパワースポットである「秩父神社」

「秩父神社」は関東屈指のパワースポットといわれる秩父三社の一つ。鎮座2100年を超える歴史ある神社で、市街地の中にあるにもかかわらず、静けさに包まれた空間です。

神社の中で特に人気なのが、社殿正面の左側にある「子宝・子育ての虎」や「お元気三猿」の彫刻。12月には秩父夜祭りという秩父神社の例大祭が行われ、30万人以上もの観光客が全国から訪れます。

秩父ミューズパーク


スカイロードに沿ってイチョウ並木が並ぶ「秩父ミューズパーク」

秩父市と小鹿野町にまたがる豊かな自然環境に囲まれた「秩父ミューズパーク」。公園内には音楽堂や野外ステージ、ミューズの泉、大庭園、スポーツ施設など、魅力的な文化施設が多く立ち並びます。

「スカイロード」という全長約3kmの散歩・サイクリングコースを挟んで並ぶイチョウの木々も秩父ミューズパークの見どころ。秋になるとイチョウの葉が鮮やかに色づき、黄金色のトンネルが頭上に現れます。

西武秩父駅前温泉 祭りの湯


秩父の名産や名物を楽しむことのできる温泉施設「西武秩父駅前温泉 祭りの湯」

秩父名物のお祭りをコンセプトに建てられた温泉施設、「西武秩父駅前温泉祭りの湯」。種類豊富な温泉に、秩父名物料理が楽しめるフードコート、お土産のための特産品が並ぶ物販エリアなど、魅力的な施設が揃っています。

祭りの湯では、温泉で1日の疲れを癒しながらお土産や名物と出会うことができ、まさに一石二鳥の贅沢な人気スポット。秩父駅前温泉には、秩父を訪れたからには絶対に見逃すことのできない、秩父の良さがたくさん詰まっています。

芝桜を見に行くならここしかない!

今回は全国有数の芝桜スポット「羊山公園」を紹介しました。

埼玉県内、特に秩父では知らない人がいないほどの有名な観光地で、秩父のシンボルである武甲山の麓に広がる花々を見に毎年多くの観光客が訪れます。都心から少し移動するだけで感じられる自然の中の春の訪れ。歩いているだけでくつろぎを感じることのできる最高のスポットです。

一度足を運んでみれば、晴れやかな気分で休日を送れること間違いなし。春の桜が咲く時期に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。