- 1. 宮古島のビーチ4選
- 【宮古島】与那覇前浜ビーチ
- 【宮古島】吉野海岸
- 【宮古島】イムギャーマリンガーデン
- 【伊良部島】渡口の浜
- 2. 宮古島観光で立ち寄りたい温泉・農園・ショップetc
- 【宮古島】シギラ黄金温泉《日量800トン 天然源泉のプールと温泉》
- 【宮古島】観光農園ユートピアファーム宮古島《フルーツと花の楽園》
- 【宮古島】ユキシオステーキ宮古島《宮古牛×雪塩の贅沢》
- 【宮古島】古謝そば屋《昔ながらの宮古そば》
- 【宮古島】海産物料理店 海の幸《毎朝仕入れる旬の魚介》
- 【宮古島】南風(ぱいかじ)屋台村《沖縄料理とエイサー・三線ライブ》
- 【宮古島】島の駅みやこ《青果や島のおやつがずらり》
- 【宮古島】宮古島市体験工芸村《島の自然・文化・歴史に触れられる》
- 【宮古島】琉球COLLECTION 叶《美しい琉球工芸品・民芸品の数々》
- 【宮古島】雪塩ミュージアム《粉雪のような塩の秘密に迫る》
- 【下地島】みやこ下地島空港ターミナル《飛ばなくても楽しい空港》
- 3. 宮古島のビュースポット
- 【宮古島】西平安名崎(にしへんなざき)
- 【宮古島】東平安名崎(ひがしへんなざき)
- 【伊良部島】牧山展望台
- 【下地島】通り池
- 【来間島】竜宮城展望台
- 4. 宮古島の特徴・石垣島との違い
- 宮古島の場所と海の色について
- 宮古島の四季
- 宮古島と石垣島の違いは?
- 5. 宮古島周辺にはどんな離島がある?
- 6. 紹介スポット一覧MAP
- おわりに
「沖縄の離島に行ってみたい」「宮古島に行ってみたいけれど、どこを観光したらいいか分からない」「宮古島の旅行プランを立てたい」。本記事では、そんな方に向けて宮古島・宮古諸島の基本情報や編集部おすすめのスポットを紹介していきます。
※本記事の情報は2023年10月〜12月時点のものです。諸事情により変更となる場合がありますので、お出かけの際は公式サイト・公式SNS等で最新情報をご確認ください
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1. 宮古島のビーチ4選
宮古島には自然のままの姿のビーチがあちこちにあります。お気に入りのビーチを探すのも楽しそうですが、定番どころも知っておくと選択肢はより広がります。ここでは4カ所をピックアップして紹介します。
なお海で遊ぶ際は、自然を守るためのマナー、安全に過ごすためのマナーを押さえておきたいもの。宮古島サスティナブルツーリズム連絡会が発行する、観光客向けのガイドライン「宮古の約束」を一読しておくと、安心して遊びに行けるはずです。
【宮古島】与那覇前浜ビーチ
宮古島・与那覇前浜ビーチ(写真提供:沖縄観光コンベンションビューロー)
マリンスポーツが楽しめ、きめ細やかな白砂浜のビーチが特徴なのが与那覇前浜ビーチです。7キロほど続く白い砂浜は東洋一とも称されています。
●場所:沖縄県宮古島市下地与那覇1199-1
●駐車場:あり(30台/無料)
●入場料:100円
●トイレ・シャワー:あり
●参考サイト:与那覇前浜ビーチ/おきなわ物語
※2023年の遊泳可能期間は4月2日(日)〜10月31日(火)まで
※編集部しらべ
【宮古島】吉野海岸
宮古島・吉野海岸(写真提供:沖縄観光コンベンションビューロー)
吉野海岸は、シュノーケリングスポットとして人気のビーチです。駐車場から、海岸までは送迎バスに乗って向かうので荷物はコンパクトにまとめましょう。カラフルなサンゴが特徴な海で、シュノーケリングを楽しんでみてください。
●場所:沖縄県宮古島市城辺新城
●駐車場:あり(50台/500円)
●入場料:無料
●トイレ・シャワー:あり
●参考サイト:吉野海岸/おきなわ物語
※編集部しらべ
【宮古島】イムギャーマリンガーデン
イムギャーマリンガーデン(写真提供:沖縄観光コンベンションビューロー)
天然の入り江になっている海浜公園が、イムギャーマリンガーデンです。入り江の中の静かなビーチは、穏やかな流れで「天然のプール」ともいわれています。波が静かなので、小さな子ども連れの海水浴にもおすすめです。展望台もあるので、景色を楽しみたい方も満足できるでしょう。
●場所:沖縄県宮古島市城辺友利605-2
●駐車場:あり
●料金:無料
●トイレ・シャワー:あり
●参考サイト:イムギャーマリンガーデン/宮古島観光協会公式情報サイト
※編集部しらべ
【伊良部島】渡口の浜
伊良部島・渡口の浜(写真提供:沖縄観光コンベンションビューロー)
渡口の浜は、白い砂浜と海の青さが眩しい伊良部島にあるビーチです。近くにはマリンショップやレンタルジェットスキーショップがあるため、マリンアクティビティも充分に楽しめます。渡口の浜の絶景を眺めながら島の食材が楽しめるカフェ「Blue Turtle」は、ランチや遊び疲れたときの休憩にぴったり。
●場所: 沖縄県宮古島市伊良部伊良部
●駐車場:あり(4台/無料)
●料金:無料
●トイレ・シャワー:あり
●参考サイト:渡口の浜/おきなわ物語
※編集部しらべ
2. 宮古島観光で立ち寄りたい温泉・農園・ショップetc
【宮古島】シギラ黄金温泉《日量800トン 天然源泉のプールと温泉》
熱帯の植物に囲まれて極上の癒やし時間が過ごせるシギラ黄金温泉(写真提供:シギラセブンマイルズリゾート)
シギラ黄金温泉は、リゾートシティ「シギラセブンマイルズリゾート」の中にある温泉施設で、宿泊者でなくとも利用可能。
昼は宮古島の綺麗な海を眺めながら、夜は満天の星を眺めながらゆったりと温泉を楽しめます。シギラ黄金温泉のお湯は胃腸機能の低下に効いたり、疲労回復の効能があるので、食べすぎたり遊び疲れた身体も癒やされますよ。
●住所:沖縄県宮古島市上野新里1405-223
●駐車場:あり(無料)
●料金:大人2000円、12歳未満1000円
●時間:11:00〜22:00
●定休:無休
●公式サイト:シギラ黄金温泉
【宮古島】観光農園ユートピアファーム宮古島《フルーツと花の楽園》
左:フルーツパーラーでいただける「宮古島産マンゴーパフェ」。1年を通していただける看板商品です。フレッシュマンゴーでの提供は6月~9月限定 右上:10月〜4月頃のブーゲンビレア園 右下:5月〜7月頃のマンゴー園(写真提供:ユートピアファーム宮古島)
ユートピアファーム宮古島は、マンゴーをメインに多数のトロピカルフルーツを栽培している農園です。マンゴーやパパイヤ、三尺バナナなどのトロピカルフルーツはもちろん、ブーゲンビレア、ハイビスカスなどの南国の花も見学できます。
年間を通じさまざまなフルーツや花が見られるので、時期に合わせて違った楽しみ方ができるでしょう。併設のフルーツパーラーは農園見学をしない人も利用可能。季節ごとにさまざまなフルーツ、スイーツがいただけます。
●住所:沖縄県宮古島市上野宮国1714-2
●料金:入園料大人480円、子ども240円 ※2023年12月時点
●時間:10:00〜17:00(最終受付16:30)
●定休:日曜
●公式サイト:ユートピアファーム宮古島
【宮古島】ユキシオステーキ宮古島《宮古牛×雪塩の贅沢》
左上・左下:ユキシオステーキ宮古島はすべてカウンター席。席の前に鉄板があり、ステーキを目の前で焼き上げてくれます 右:ステーキはお好みで雪塩、わさび、醤油などでどうぞ(写真提供:ユキシオステーキ)
ユキシオステーキは、宮古牛のステーキを「宮古島の雪塩」でいただけるお店です。宮古牛とは宮古地域で育った黒毛和牛のこと。宮古地域の牛は子牛のうちに大多数が他地域に出荷されるため、宮古牛は希少です。
「宮古島の雪塩」は美しい宮古島の海水から製塩されたサラサラの塩。海のミネラルを豊富に含んでいます。ランチ・ディナーともにコースとなっていて、宮古牛以外にも沖縄・宮古島の食材を堪能でき、特別な時間が過ごせるお店です。
●住所:沖縄県宮古島市平良久貝654-12
●時間:ランチ 11:00〜15:00(L.O.14:00)
ディナー 17:00〜22:00(L.O.21:00)
6〜8月 17:00〜23:00(L.O.22:00)
●定休:無休
●公式サイト:宮古牛 鉄板焼 ユキシオステーキ
【宮古島】古謝そば屋《昔ながらの宮古そば》
古謝そば屋のそば
古謝そば屋は、宮古島のソウルフードである宮古そばがいただけるお店。昔ならがの伝統を大切にしています。自社の製麺所で作られた麺と、あっさりしたスープの一杯は、老若男女に優しい味わい。テーブル席と小上がりの席があるので子ども連れの方にもおすすめです。
●住所:沖縄県宮古島市平良下里1517-1
●公式サイト:古謝そば屋
【宮古島】海産物料理店 海の幸《毎朝仕入れる旬の魚介》
海産物料理店海の幸は、宮古島の新鮮な海の幸を堪能できるお店です。朝にとれた新鮮な魚は、店内のいけすで管理されているので新鮮なまま提供されます。旬の魚を新鮮な状態で食べられるので、宮古島で海鮮を楽しみたい方におすすめです。
●住所:沖縄県宮古島市平良下里207-3
●公式サイト:海産物料理店 海の幸
【宮古島】南風(ぱいかじ)屋台村《沖縄料理とエイサー・三線ライブ》
上段:フードコートエリアと料理の例 下段:BBQエリアとBBQメニュー例(写真提供:シギラセブンマイルズリゾート)
エイサーや三線ライブのパフォーマンスと、沖縄料理を一緒に楽しめるのが南風屋台村。フードコートエリアとBBQエリア(予約制)があり、開放的な広々とした空間で過ごせます。
ディナーでいただけるメニューは40種類以上。ラフテーやヒラヤーチー(沖縄風お好み焼き)、ジーマミー豆腐などの沖縄料理や、琉球島豚の酢豚、宮古まぜそば、宮古島おでんなど宮古島&沖縄の素材を使った料理がいただけ、沖縄の味が一度に楽しめますよ。
●住所:沖縄県宮古島市上野宮国761-1
●時間:ランチ〈宮古そば専門店「ぴんざ亭」〉11:30〜15:00(L.O.14:30)
ディナー17:00〜22:00(L.O.21:30)
BBQ17:00〜22:00(L.O.21:30)
※シーズンにより変更の場合あり
●定休:無休
●公式サイト:南風(ぱいかじ)屋台村
【宮古島】島の駅みやこ《青果や島のおやつがずらり》
島の駅みやこで販売されているものいろいろ。島バナナ、宮古島のマンゴー、宮古島のメロン、「食パンのニシザト」の「生食パン」と「しあわせのバナナぱん」、「ちょうじ屋」の宮古そば、「久松てんぷら」の天ぷらなど。野菜やフルーツは季節のものが並びます(写真提供:島の駅みやこ)
島の駅みやこは、宮古島の美味しいものが豊富に揃う宮古島の食のデパート。宮古島や宮古諸島の季節の野菜、フルーツ、ソウルフード、島の可愛い雑貨などが所狭しと並びます。
フードコートには宮古そばの「ちょうじ屋」、地元客にも人気の「久松てんぷら」、毎朝島の駅みやこでパンを焼く「食パンのニシザト」も。ランチやおやつタイム、お土産選びをするときにおすすめの場所です。
●住所:沖縄県宮古島市平良久貝870-1
●時間:9:00〜19:00(サマータイム)
9:00〜18:00(ウィンタータイム)
●定休:無休
●公式サイト:島の駅みやこ
【宮古島】宮古島市体験工芸村《島の自然・文化・歴史に触れられる》
上段:チガヤの民具作り体験 下段:宮古織体験(写真提供:宮古島市体験工芸村)
宮古島市体験工芸村は、アートや織物、料理など8種類の体験が楽しめる施設です。形に残る体験は自分のお土産にもなり、思い出の品が増えるでしょう。
沖縄の伝統衣装である、琉装の着付けプランでは植物園を散策しながら思い出の写真を残せます。宮古島で特別な体験をしたい方にぴったりです。
●住所:沖縄県宮古島市平良東仲宗根添1166-286
●駐車場:あり(30台/無料)
●料金:入村無料
●時間:10:00〜18:00 ※ラストオーダー、最終受付時間は工房により異なります
●定休:各工房により異なる
●公式サイト:宮古島市体験工芸村
※各種体験は予約がおすすめ
【宮古島】琉球COLLECTION 叶《美しい琉球工芸品・民芸品の数々》
琉球COLLECTION 叶で展示・販売されている品の一例。左上:沖縄の海のようなブルーが美しい器は読谷村の「大嶺工房」で焼き上げられたもの 右上:ダイナミックで鮮やかな絵付けの器は仲間陶房の作品 左下:右は琉球ガラスの名工・稲嶺盛吉さんの作品、左は盛吉さんの後継者・稲嶺盛一郎さんの作品 右下:店内内観(写真提供:琉球COLLECTION叶)
琉球COLLECTION 叶は沖縄の琉球工芸品・民芸品を展示・販売するギャラリーショップです。扱っているのは、琉球ガラス、琉球漆器、琉球陶器(やちむん)、宮古上布、紅型、オリジナル商品、雑貨など。
職人が想いを込めて作った、世界にひとつだけのアイテムが購入できます。自分へのお土産や大切な人へのプレゼントにぴったりの品ばかりです。
●住所:沖縄県宮古島市平良西里985-6
●時間:11:00〜18:00
●定休:水曜
●公式サイト:琉球COLLECTION 叶
【宮古島】雪塩ミュージアム《粉雪のような塩の秘密に迫る》
左上・ショップでは雪塩各種が購入できます 左下:ドリンクメニューやスイーツメニューが揃うラウンジの人気メニューは「雪塩ソフトクリーム」 右:工場見学のあとに落ち着いて過ごせるラウンジ(写真提供:雪塩ミュージアム)
雪塩ミュージアムは、「宮古島の雪塩」の製塩所とラウンジ、ショップが一体になった施設。工場を見学したり、試食や買い物をしたり、ラウンジでくつろげます。「宮古島の雪塩」とは、宮古島で作られる海塩のこと。
粉雪のようにサラサラで、海水の成分を豊富に含んでいるのが特徴です。海水を熱した金属板に吹きかけて製塩する独自技術を持っており、海水がたった2秒で塩に変わるそうです。
ラウンジで販売されている雪塩ソフトクリームは、さまざまな素材と組み合わせた塩をかけて食べるのがポイントです。
●住所:沖縄県宮古島市平良狩俣191
●時間:9:00〜18:00(4〜8月)
9:00〜17:00(9月〜3月)
●定休:無休
●公式サイト:雪塩ミュージアム
【下地島】みやこ下地島空港ターミナル《飛ばなくても楽しい空港》
上段:各種建築関連の賞を受賞しているみやこ下地島空港ターミナル。チェックイン棟の屋根は沖縄の伝統的な瓦と、木造構造を採用 左下:飛行機に乗らない人も利用できる「coral port Grab&Go」の「カツオなまり節&海ぶどう」のサンドイッチ 右下:飛行機に乗らない人も利用できる「coral port the Shop」のお菓子。写真はオルタナティブファーム宮古の黒糖を使用した「島のおくりもの 黒糖くるみちょこ」(写真提供:下地島エアポートマネジメント株式会社)
みやこ下地島空港ターミナルは、空港でありながら開放的な空間でショッピングや食事などが楽しめる場所です。ターミナル内はチェックイン棟とラウンジ棟に分かれていて、チェックイン棟は飛行機に乗らない人も利用できます。
チェックイン棟のインフォメーションカウンターにある「島時間郵便局」では、ぜひ好きな絵ハガキを選んでポストに投函してみましょう。後日、島から自宅にハガキが届きますよ。島時間なのでいつ届くか分からない、というのがワクワクポイントです。
●住所:沖縄県宮古島市伊良部佐和田1727
●時間:9:00〜19:00
※2023年12月1日(金)〜2024年2月29日(木)は9:00〜18:00
●定休:無休
●公式サイト:みやこ下地島空港ターミナル
3. 宮古島のビュースポット
【宮古島】西平安名崎(にしへんなざき)
西平安名崎(写真提供:沖縄観光コンベンションビューロー)
宮古島本島の最北端、最西端にあるのが西平安名崎です。西平安名崎のシンボルである二基の風車が並ぶ景色と、伊良部島、池間島と池間大橋の大パノラマが広がります。宮古島空港、平良港からそれぞれ車で15分なので、ドライブを楽しみながら向かえます。
●場所:沖縄県宮古島市平良狩俣
●駐車場:あり(無料)
●参考サイト:西平安名崎/宮古島観光協会公式情報サイト
【宮古島】東平安名崎(ひがしへんなざき)
東平安名崎(写真提供:沖縄観光コンベンションビューロー)
国指定名勝であり日本都市公園百景に選ばれているのが、東平安名崎です。岬から見える荒々しい海岸線は迫力があります。遊歩道には1年を通して、豊富な種類の草花が咲き、目を楽しませてくれます。これらの草花は、日常的にはなかなか見られない希少種なので景色だけでなく植物も一緒に楽しめるでしょう。
●場所:沖縄県城辺保良
●駐車場:あり(50台/無料)
●参考サイト:東平安名崎/宮古島観光協会公式情報サイト
【伊良部島】牧山展望台
伊良部島・牧山展望台
伊良部島でもっとも高い所に位置するのが、牧山展望台です。伊良部島のシンボル的な鳥「サシバ」を模した姿をしています。宮古島、来間島、池間島の3島が見渡せて、美しい海と空の青さが視界いっぱいに広がります。展望台までの遊歩道には、亜熱帯原生林が生い茂っているので、自然散策にもおすすめ。
●場所:沖縄県宮古島市伊良部池間添
●駐車場:あり
●参考サイト:牧山展望台/宮古島観光協会公式情報サイト
【下地島】通り池
下地島・通り池(写真提供:沖縄観光コンベンションビューロー)
ダイバー憧れのダイビングスポットであり、下地島の代表的なビュースポットが「通り池」です。伝説や逸話が残る神秘的な2つの池は、深いコバルトブルーの水を湛えています。駐車場から池までの道には、南の島らしい緑の木々が広がり、池までの道もワクワクです。
●場所:沖縄県宮古島市伊良部下地島
●駐車場:あり
●参考サイト:通り池/宮古島観光協会公式情報サイト
【来間島】竜宮城展望台
来間島・竜宮城展望台(写真異郷て:沖縄観光コンベンションビューロー)
「浦島太郎」にも登場する竜宮城をイメージして作られたのが、3階建ての竜宮城展望台です。眼下には与那覇前浜ビーチが広がり、砂やサンゴの白と海の青が綺麗なグラデーションを描いています。太陽の光がちょうどよく照りつける午前中に訪れるのがおすすめです。
●場所:沖縄県宮古島市下地来間476
●駐車場:あり
●参考サイト:竜宮城展望台/宮古島観光協会公式情報サイト
4. 宮古島の特徴・石垣島との違い
宮古島の場所と海の色について
宮古諸島の位置
宮古島は「宮古諸島」と呼ばれる大小8つの島のグループに属している沖縄の離島です。沖縄本島と、石垣島などで構成される八重山諸島の間にあります。宮古諸島の中で一番大きな島であり、独自の文化が形成されています。
宮古島の魅力として真っ先に挙がるのは、海の美しさ。宮古島周辺の海は世界でもトップクラスの透明度で、白いサンゴ礁とのコントラストにはため息が出ます。場所によって緑がかって見えたり深い青に見える、独特な美しい青は「宮古ブルー」と呼ばれています。
宮古島の四季
四季折々の宮古諸島の風景。左下は池間島で旧暦5月4日に行われる海神祭、右下は宮古島の厄除け行事・パーントゥ
春
暑くも寒くもなく、過ごしやすい気候で、ドライブや街歩きも気持ちがいいでしょう。4月上旬に海開きをするので春でも海水浴が楽しめます。ただし梅雨入りも早く、GW明け頃から6月下旬までは雨の日が多くなります。
夏
観光客が一番多く賑わう季節。マリンアクティビティのベストシーズンでダイビングやシュノーケリング、SUP、カヤックなどを楽しむにはもってこいの季節。ただし人気シーズンのため航空券等旅費が高くなる傾向にあります。また、台風が発生しやすい時期でもあるので、注意が必要です。
秋
宮古島伝統のお祭りやイベントが数多く開催されるので、地元の方々の文化に触れる体験ができます。観光向け施設・各種アクティビティショップの営業期間は春から秋までの場合もあるので、旅行の計画を立てる際は行きたい場所の営業期間を確認しておきましょう。
冬
宮古島も冬は気温が低くなります。といっても1〜2月の平均気温は15〜16度ほど。避寒地として訪れる人もいます。少しぐずついた天気が多くなり景色や自然を満喫したい人は天気予報とにらめっこになりますが、伝統の織物や民族芸能など、島の文化芸術を楽しむにはいい季節かもしれません。
宮古島と石垣島の違いは?
沖縄の離島へ旅行を計画している人の中には、宮古島(宮古諸島)へ行くか、石垣島(八重山諸島)へ行くか迷う人もいるかと思います。どちらも「海が美しい南国の楽園」というイメージがありますが、実はいろいろと違いがあるんですよ。
違い①:地形
左が宮古島、右が石垣島の衛生写真。石垣島は島の北部に山があります(地図出典:地理院地図Vector)
宮古島と石垣島の大きな違いのひとつは、地形です。
石垣島は山・川があり、起伏に富んでいます。沖縄県最高峰の「於茂登岳(おもとだけ)」があるのも石垣島です。山・川を楽しむトレッキングやカヤックなどのアクティビティが充実しているのは石垣島ならではです。
いっぽう宮古島は、大きな川がなく平坦な地形です。土砂などが川から海へ流れ込むことがないため、海の透明度が高いのが特徴。周辺の島々も含め、絶景で知られるビーチ・海域が多くあります。
「宮古ブルー」とも呼ばれる、ターコイズブルーの海の中でマリンアクティビティを楽しみたい人におすすめです。ちなみに、川がない宮古島では、地下水を組み上げて飲み水としています。
違い②:特産のフルーツ
宮古島の特産・マンゴーと、石垣島の特産・パイナップル。写真はスナックパインと呼ばれるもの
それぞれの島の特産フルーツといえば、宮古島はマンゴー、石垣島はパイナップルやパパイヤが有名です。
また、島バナナ、ドラゴンフルーツ、パッションフルーツ、シークヮーサー、釈迦頭(しゃかとう/バンレイシ)、スターフルーツなどは、どちらの島でも特産です。
違い③:周辺離島へのアクセス
【宮古島】
宮古島周辺の離島は、比較的近い距離にぎゅっと集まっていて、橋でつながっている島もあり、それらは車で移動できます。大神島・多良間島は少し離れているので船か飛行機でアクセスします。
【石垣島】
石垣島周辺の離島はより広い範囲に広がっていて、移動は基本的に船です(与那国島は飛行機もあり)。そのため石垣島にある港「石垣港離島ターミナル」周辺は商店街が賑わっていたりと活気があります。西表島、竹富島など、周辺離島巡りで旅の選択肢は広がりますが、船のダイヤに合わせてプランを組む必要があります。
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5. 宮古島周辺にはどんな離島がある?
宮古島の周辺離島(地図出典:地理院地図Vector)
宮古島周辺には7つの島があります。このうち、伊良部島(いらぶじま)、下地島(しもじしま)、池間島(いけまじま)、来間島(くりまじま)の4島は橋で繋がっており、宮古島からドライブで訪れるのにぴったり。伊良部大橋は「無料で渡れる日本一長い橋」で、橋の上から豊かなサンゴ礁の海を眺めることができます。
宮古島から船で行ける島には大神島(おおがみじま)と多良間島(たらまじま)があります。多良間島へは宮古空港から飛行機で行くこともできます。多良間島のお隣・水納島(みんなじま)は、定期航路がない島です。
●伊良部島……およそ5300人(2015年時点)が暮らす島。カツオ漁やパヤオ漁など漁業が盛んな猟師町・佐良浜や、塩作りが盛んだった佐和田の浜周辺など、島内にはいくつかの集落があります。
●下地島……ジェットスターやスカイマークが出航する下地島空港があります。通り池、17ENDなどの絶景スポットがある島です。
●池間島……周囲約10kmの島。人気のシュノーケルスポット「八重干瀬(やびじ)」に近いためマリンアクティビティショップが多数あります。
●来間島……周囲約9kmの島。島の東側に集落があり、おしゃれなカフェや雑貨店などが点在します。
●大神島……名前の通り、神がいる島とされていて「聖域」が数多く存在します。みだりに入ってはいけない場所もあるので、観光の際は事前に確認を。
●多良間島……昔ながらの島の風景が残る素朴な島。観光地化されておらず、フクギに囲まれた集落、海へ続く小道(島では「トゥベリ」と呼ぶそう)など、どこか懐かしさを感じる風景が魅力です。
6. 紹介スポット一覧MAP
おわりに
宮古島は、美しい海に囲まれた沖縄の離島です。綺麗な海で、マリンアクティビティを満喫するのも、綺麗な景色と一緒にゆったり島時間を過ごすのもいいでしょう。
宮古島ならではの体験施設やお土産店も充実しています。観光をする時期や、一緒に旅をする相手に合わせて自分たちらしい宮古島への旅プランを作ってみてはいかがでしょう。
Text:あんどうふ/Erika Nagumo
Edit:Erika Nagumo
Photo・Illust(特記ないもの):PIXTA/写真AC