【山形市の観光】中心部を遊び尽くすモデルコース
【山形市の観光】子供との思い出づくり
【山形市の観光】温泉レジャー施設に宿泊
【山形市の観光】2日目は街中でお土産探し
【山形市の観光】外せない名物グルメを堪能
【山形市の観光】周辺の穴場で遊ぼう
【山形市の周辺観光】有名な工房や穴場の遊び場で山形らしい体験を
【山形市の周辺観光】地元民おすすめの穴場グルメ
【山形市の周辺観光】子供と楽しむものづくり
【山形市の周辺観光】湯巡りが楽しい蔵王温泉
絶景ドライブで山形の自然を体感
おわりに

山形県の夏の風物詩と言えば、花笠まつり。「ヤッショ、マカショ」の掛け声に合わせて県花「紅花」があしらわれた花笠を揺らしながら踊り手が舞う光景を一目見ようと、夏の山形を訪れる人は少なくありません。

この記事では、花笠まつりと一緒に夏の山形を満喫できる山形市内の観光スポットを中心にご紹介します。

山形市周辺にある県民おすすめの穴場グルメや子どもと一緒に楽しめるアクティビティも取り上げています。

夏の山形を全力で遊ぶプランを計画するために、ぜひ参考にしてくださいね。

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山形県 < 山形中心部

正調花笠踊り・薫風最上川

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その他伝統・日本文化

【山形市の観光】中心部を遊び尽くすモデルコース

山形県の県庁所在地・山形市。中核市として指定されている山形市中心部で、外せないスポットを巡り、山形市街を遊び尽くしましょう。

ここからは注目のアクティビティやレジャー施設、お土産ショップ、山形グルメの名店をご紹介します。

まずは、モデルコース中で紹介するスポットを地図で確認しましょう。各所の位置関係が分かると、何だか具体的な観光イメージがわいてきませんか?

※編集部調べ

【山形市の観光】子供との思い出づくり

家族旅行では、子供との思い出づくりができるアクティビティに挑戦してみてはいかがでしょうか。

山形県を代表する河川・最上川の支流にあたる「馬見ヶ崎川(まみがさきがわ)」では、ウォータースポーツ体験が楽しめます。

馬見ヶ崎川SUP・カヤック体験「漕快亭」

馬見ヶ崎川SUP体験の様子

馬見ヶ崎川SUP体験の様子(写真:漕快亭)
夏の楽しみに、ウォータースポーツを挙げる方は多いのではないでしょうか。

秋には日本一の芋煮会が開催される馬見ヶ崎川は流量が穏やかで、SUPやカヤックなどのウォータースポーツを楽しめます。

体験時間は100分~120分で、気軽にウォータースポーツが楽しめるのも馬見ヶ崎川SUP・カヤック体験の魅力です。

また、必要に応じて着替え用のテントも準備してもらえるので、遠方からの参加でも安心。

カヤックは10歳、SUPは8歳から体験できます。馬見ヶ崎川でのウォータースポーツは、親子での思い出づくりにぴったりです。

【馬見ヶ崎川SUP・カヤック体験】
●住所:山形県山形市釈迦堂(集合場所:山形市釈迦堂河畔広場)
●サイト:馬見ヶ崎川SUP・カヤック体験
●駐車場:あり
●アクセス:
山形新幹線・JR奥羽本線[山形駅]から車で約20分

【山形市の観光】温泉レジャー施設に宿泊

たくさん遊んだあとは、宿泊先に移動。とはいえ、子供は旅先でテンションが上がり、もっと遊びたいと思っているかも……。

そんな元気いっぱいの子供を連れての宿泊におすすめなのが、山形市にある温泉レジャー施設「おふろcafé yusa」です。

(山形市)おふろcafé yusa

ラウンジの様子(写真提供:悠湯の郷ゆさ&おふろcafe yusa
おふろcafé yusa(ゆさ)では、温泉につかったり、漫画を読んだり、家族でボードゲームをしたりと、一般的な温泉旅館とは異なる過ごし方でリフレッシュできることうけあいです。

施設内のカフェレストランには、山形の食文化を堪能できるメニューがそろっています。

手練りフルーツ大福(写真提供:悠湯の郷ゆさ&おふろcafe yusa
フルーツをたっぷり使ったパフェや、自分で包んで完成させる手練りフルーツ大福など、食べるまでを楽しめるグルメがあるのも嬉しいポイントです。

夜は併設されている「黒沢温泉 悠湯の郷ゆさ」に宿泊できます。おふろcafé yusaは、1日中遊んで過ごせる山形市の人気スポットです。

眺めのいい大浴場(写真提供:悠湯の郷ゆさ&おふろcafe yusa
【おふろcafé yusa】
●住所:山形県山形市大字黒沢319-2
●サイト:おふろcafé yusa
●駐車場:あり
●アクセス:
山形新幹線・JR奥羽本線[山形駅]から車で約20分

【山形市の観光】2日目は街中でお土産探し

2日目は、山形市の注目スポットでお土産探しやグルメを堪能してみてはいかがでしょうか。

山形市の注目スポットである、「七日町御殿堰」「道の駅やまがた蔵王」でのおすすめの過ごし方を紹介します。

(山形市)水の町屋七日町御殿堰

柳の下を流れる御殿堰

柳の下を流れる御殿堰
御殿堰(ごてんせき)は、かつて農業用水・生活用水として使われた用水路の一つ。江戸時代には、山形城のお堀にも水を運んでいたことから「御殿堰」と呼ばれています。

水の町屋七日町御殿堰(なのかまちごてんせき)は2010年に再整備され、現在は町屋造りの母屋と蔵部分に八つのお店が入っています。

石積み水路の上では柳の木の葉が涼しげに揺れ、すぐそばには木造和風建築。江戸時代にタイムスリップしたような気分になれる風景も、七日町御殿堰の魅力です。
さまざまなショップが入る町屋

さまざまなショップが入る町屋
街中でありながら風光明媚な七日町御殿堰で、お土産を選んだり、山形グルメを楽しんだり、カフェで一服したりと、ぜひ思い思いの時間を過ごしてみてくださいね。

ライターおすすめのお土産ショップ「特撰呉服 結城屋」と「米沢織 布四季庵(ふしきあん)」では、伝統や歴史を感じられる和小物が購入できます。

普段使いできる商品もたくさんそろえているので、山形を感じられるお土産に選んでみてはいかがでしょうか。

【七日町御殿堰】
●住所:山形県山形市七日町2-7-6
●サイト:七日町御殿堰
●駐車場:なし
●アクセス:
山形新幹線・JR奥羽本線[山形駅]から徒歩約30分、車で約7分
ベニちゃんバス西くるりん・東くるりん バス停[山形駅前]乗車、バス停[七日町]下車後、徒歩約2分

(山形市)道の駅やまがた蔵王

道の駅やまがた蔵王の名物「山形プリン」

道の駅やまがた蔵王の名物「山形プリン」(写真:株式会社表蔵王ベルタウン)
道の駅やまがた蔵王は、2023年12月にオープンしたニュースポット。山形の素材にこだわったカフェメニューやスイーツを、山形の家具メーカー「天童木工」のインテリアに座り、ゆっくり楽しむことができます。

道の駅やまがた蔵王で買える、ライターおすすめのお土産はSLOWJAM 道の駅やまがた蔵王の「山形のめぐみ(1180円)」と、ESCARGOT ZAO BAUM STUDIO(エスカルゴ ザオウ バウム スタジオ)の「バウムクーヘン」。
(写真左)山形のめぐみ各1180円(写真右上)ESCARGOT ZAO BAUM STUDIOのバウムクーヘン320円〜(写真右下)TAKAHASHI BEEF FARMの肉製品

(写真左)山形のめぐみ各1180円(写真右上)ESCARGOT ZAO BAUM STUDIOのバウムクーヘン320円〜(写真右下)TAKAHASHI BEEF FARMの肉製品(写真:株式会社表蔵王ベルタウン)
山形のめぐみは、レトロなイラストが描かれた箱入りのパウンドケーキ。山形らしい米粉紅花、蕎麦、庄内小麦レモンの3種類を展開する、山形の新しいお土産スイーツです。

ESCARGOT ZAO BAUM STUDIOは、山形市の人気ベーカリーが手がけるバウムクーヘン専門店。道の駅の工房で毎日焼き上げるバウムクーヘンは絶品です。

このほかTAKAHASHI BEEF FARM(タカハシ ビーフ ファーム)では、自家牧場から直送の新鮮なお肉を販売。ギフトやお土産にも喜ばれることうけあいです。
道の駅やまがた蔵王のイートインスペース

道の駅やまがた蔵王のイートインスペース(写真:株式会社表蔵王ベルタウン)
道の駅やまがた蔵王に来れば、自分好みの山形のお土産が見つかるでしょう。また、小包装のお土産がほしい場合には、隣接する山形最大級の観光物産館「ぐっと山形」が便利です。

施設同士は直通通路でつながっているため、道の駅やまがた蔵王との行き来も簡単にできます。

【道の駅やまがた蔵王】
●住所:山形市表蔵王79-1
●サイト:道の駅やまがた蔵王
●駐車場:あり
●アクセス:
山形新幹線・JR奥羽本線[山形駅]から車で約21分
山交バス(芸術工科大学前行行き)バス停[山形駅]乗車、バス停[西高前]下車後、山交バス(高松葉山温泉行き)乗車、バス停[道の駅やまがた蔵王]下車後、徒歩約1分

【山形市の観光】外せない名物グルメを堪能

お土産探しがひと段落したら、最後は山形グルメで旅の締めくくりを。

「ラーメン県そば王国」と名乗る山形県に来たならば、ラーメンとそばを食べずには帰れません。

山形市は盆地にある土地柄上、夏はとても暑いです。夏を乗り切るために生まれた冷たいグルメを、ぜひ味わってくださいね。

(山形市)栄屋本店

栄屋本店の冷やしらーめん

栄屋本店の冷やしらーめん(写真:山形県)
夏の山形グルメといえば、冷やしらーめん。栄屋本店は、元祖冷やしらーめんを誕生させた名店です。

山形名物の冷やしらーめんは、お客さんの「夏には冷たいそばを食べるんだから、冷たいらーめんも食べてみたい」という声から生まれました。

そんな経緯で冷やしらーめんが誕生したのは、なんと1952年。

長い歴史のあるグルメをいただける栄屋本店ですが、定番のらーめんだけでなく、ちょっと珍しい「たぬきラーメン」など変わり種のメニューも取りそろえています。

冷やしらーめんが気に入ったら、お土産として購入できるのも嬉しいですね。

【栄屋本店】
●住所:山形県山形市本町2-3-21
●サイト:栄屋本店
●駐車場:あり
●アクセス:
山形新幹線・JR奥羽本線[山形駅]から車で約7分

(山形市)山形そば処 庄司屋

山形そば処庄司屋は、山形市を代表する蕎麦の名店です。職人の伝統の技で手打ちされた、そば粉十割つなぎ一割のといちそばをいただけます。

挽きたて、打ちたて、ゆでたてのそばは、かめばかむほどに甘みを感じられる一品です。

「山形のそばのおいしさをもっと探究したい」という方には、オンライン限定販売の冷たい鶏そばもおすすめです。

本店のほかに、七日町御殿堰にも店舗を構えているので、御殿堰でのお土産選びと一緒にそばを楽しむのもいいですね。

【山形そば処 庄司屋 山形本店】
●住所:山形県山形市幸町14-28(山形本店)
●サイト:山形そば処 庄司屋
●駐車場:あり
●アクセス:
山形新幹線・JR奥羽本線[山形駅]から車で約5分、徒歩約10分

【山形市の観光】周辺の穴場で遊ぼう

車があれば、周辺の市町村へのアクセスが楽に行えるのも山形観光の魅力です。

ここからは、山形市から車で1時間以内でアクセスできる、穴場の観光スポットをご紹介します。

花笠踊りにゆかりのある場所や、子どもと一緒に遊べるところ、穴場のグルメをピックアップしました。

紹介するスポットを下の地図でたどりながら、山形市周辺で遊ぶ想像を膨らませてみましょう。

※編集部調べ

【山形市の周辺観光】有名な工房や穴場の遊び場で山形らしい体験を

銀山温泉で有名な尾花沢市は、「花笠踊り発祥の地」「おしんのふるさと」でもあります。

せっかく夏の山形に来たのであれば、花笠踊り発祥の地・尾花沢市にも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?

まずは尾花沢市でできる体験やアクティビティを紹介します。

(尾花沢市)伝統のこけし作りを体験

肘折系山形伝統こけし

肘折系山形伝統こけし
人気温泉地・銀山温泉の入り口にある「伊豆こけし工房・工芸館」では、こけし絵付け体験ができます。絵付けできるこけしのサイズと体験料金は、次の通りです。

・こけし6寸(18cm)1050円
・こけし8寸(24cm)2000円

また、こまの絵付け体験(550円~)もあるので、小さな子どもも一緒に楽しめるでしょう。

銀山温泉で作られる、銀山こけしは連続テレビ小説「おしん(NHK)」にゆかりのある工芸品です。

おしんが山形県酒田市に奉公に行く際、銀山温泉で働く母に買ってもらったエピソードから「おしんこけし」とも呼ばれています。

伊豆こけし工房・工芸館で自分好みに絵付けしたこけしをお土産にすれば、帰宅後も「おしんのふるさと」の思い出を楽しめるのではないでしょうか。

【伊豆こけし工房・工芸館】
●住所:山形県尾花沢市上柳渡戸376-1
●サイト:伊豆こけし工房・工芸館
●駐車場:あり
●アクセス:
山形新幹線・JR奥羽本線[山形駅]から車で約55分
東北中央自動車道[尾花沢IC]から車で約17分

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宮城県 < 鳴子・大崎

こけしは日本が誇る伝統工芸品の1つ

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伝統工芸

(尾花沢市)徳良湖でヨット体験

ヨット遊びを楽しむ様子

ヨット遊びを楽しむ様子(写真:一般社団法人 徳良湖ヨット倶楽部)
花笠踊り発祥の地・徳良湖では、ヨットの体験ができます。徳良湖は大正時代にかんがい用として、築堤された人造湖です。その際に土搗き(どつき)唄として歌われたフレーズが「ヤッショ、マカショ」でした。

掛け声に合わせて作業者たちが笠を回して踊ったことから、花笠踊り発祥の地としてその名を轟かせるようになりました。

徳良湖のある尾花沢市の東側には奥羽山脈があり、最上川もほど近い立地条件が相まって、徳良湖では心地の良い風が吹きます。

新緑に囲まれた徳良湖に吹く風を使う水上アクティビティは、暑さも忘れてしまうほど、爽やかな気分になれるでしょう。

ヨット体験は予約制で毎週日曜10:00~16:00に実施。一人1500円の料金で40分間ヨット体験ができます。ヨットはインストラクター同乗のうえ、自分でも操縦可能。当日でも強風時や雨天時は体験を中止することがあります。

【一般社団法人 徳良湖ヨット倶楽部】
●住所:山形県尾花沢市二藤袋1316-31
●お問い合わせ:080-3002-4036(体験担当・長谷山)
●駐車場:あり
●アクセス:
山形新幹線・JR奥羽本線[山形駅]から車で約45分
東北中央自動車道[尾花沢IC]から車で約12分

【山形市の周辺観光】地元民おすすめの穴場グルメ

山形のおいしい恵みを存分に楽しめる、地元民おすすめの穴場グルメを紹介します。

ひとくち食べれば、思わず「おいしい」と口走ってしまうグルメが堪能できる名店なので、近くまで行った際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。

(天童市)ナカノフルーツ

ナカノフルーツ

ナカノフルーツ(写真:ナカノフルーツ)
果物王国・山形県に来たのであれば、フルーツ狩りもおすすめしたいアクティビティです。

天童市にある「ナカノフルーツ」では、8月〜モモ狩りやブドウ狩りが楽しめます。とれたての果物は新鮮で甘く、普段お店で購入するものとは違う味わいを感じるでしょう(天候によって果物の収穫時期は変動するため、来訪の際は事前に問い合わせを)。
Fruits cafe Rulaveのパフェ。(左上から時計回りに)朝パフェ、桃シェイク、フルーツパフェ、ブルーベリーシェイク

Fruits cafe Rulaveのパフェ。(左上から時計回りに)朝パフェ、桃シェイク、フルーツパフェ、ブルーベリーシェイク(写真:ナカノフルーツ)
ナカノフルーツには、新鮮な果物をふんだんに使ったパフェを提供するカフェ「Fruits cafe Rulave(ルレーヴ)」が併設されているのも特徴。

山形県では、午前中に食べるパフェを「朝パフェ」と呼び、近年はキャンペーンも行うほど、人気が高まっています。少し早めに出発してFruits cafe Rulaveで朝パフェを楽しむ……。そんなひとときを過ごしてみるのも良いのではないでしょうか。

【ナカノフルーツ】
●住所:山形県天童市大字川原子1784-5
●サイト:仲野観光果樹園
●駐車場:あり
●アクセス:
山形新幹線・JR奥羽本線[山形駅]から車で約32分
JR奥羽本線[天童駅]から車で約15分
東北中央自動車道[天童IC]から車で約20分
山形自動車道[山形北IC]から車で約20分

(大石田町)最上川千本だんご

賞味期限はたった1日。豆腐屋さんが手がけるすぐに固くなってしまう絶品の団子は、山形に来たならぜひ食べていただきたい一品です。

添加物を一切使わずに作られた団子は、信じられないくらいの柔らかさ。食べれば団子の概念が覆ることうけあいです。

たっぷりの餡が乗った団子で、贅沢な気分が味わえます。また、イートイン限定の団子や、夏限定のかき氷も販売しています。

【最上川千本だんご】
●住所:山形県大石田町大石田乙76
●サイト:最上川千本だんご
●駐車場:あり
●アクセス:
山形新幹線・JR奥羽本線[山形駅]から車で約45分
東北中央自動車道[尾花沢IC]から車で約5分
JR奥羽本線[大石田駅]から徒歩13分

(天童市)COZAB GELATO

四方を山々に囲まれた風景は美しい一方で、夏はとにかく暑く湿度も高くなります。夏のひとときを蒸し暑い山形で過ごした思い出を作るのに、「COZAB GELATO」はうってつけのお店です。

COZAB GELATOでは、イタリアトスカーナ州のジェラテリアで修業したシェフが作り上げた絶品ジェラートがいただけます。

素材の味をそのまま惹き出すように作られたジェラートをひとくち食べれば、山形の味覚をまるごと体感できるはずです。

【COZAB GELATO】
●住所:山形県天童市山王1 山形県総合運動公園内ふるさとの森 リクリエーションクラブハウス
●サイト:COZAB GELATO
●駐車場:あり
●アクセス:
山形新幹線・JR奥羽本線[山形駅]から車で約31分

【山形市の周辺観光】子供と楽しむものづくり

子供と一緒に楽しめて、思い出として形に残るものを作るアクティビティも旅行の醍醐味ですよね。

次は、親子で陶芸体験ができる「ながせ陶房」を紹介します。

(山形市)ながせ陶房

ながせ陶房で体験を楽しむ様子と、陶房内部や入り口

ながせ陶房で体験を楽しむ様子と、陶房内部や入り口(写真:ながせ陶房)
ながせ陶房では、手回しろくろを使った陶芸体験ができます。

マグカップ・茶わん・ゆのみ・お皿づくりを、1時間~1時間30分の時間で気軽に体験できるとあり、観光途中に立ち寄るのにもおすすめ。

先生の優しい指導のもと作業を進められるため、子供の参加も可能です。世界に一つだけの作品を完成させましょう。

また、ながせ陶房は、松尾芭蕉が訪れた地としても有名な「山寺」の参道入り口にあります。

山形のパワースポットで、神秘的な雰囲気に包まれながら、親子で陶芸にチャレンジする時間は充実したひとときとなるでしょう。

【ながせ陶房】
●住所:山形県山形県山形市山寺4469
●サイト:ながせ陶房
●駐車場:あり
●アクセス:
山形新幹線・JR奥羽本線[山形駅]から車で約32分
JR仙山線[山寺駅]から徒歩約7分

【山形市の周辺観光】湯巡りが楽しい蔵王温泉

一日遊んだ後は、東北の名湯「蔵王温泉」で宿泊を。

温泉を堪能しながら、さまざまなアクティビティも楽しめる温泉リゾート「ルーセントタカミヤ」を旅先のお宿として選んでみてはいかがでしょうか。

(山形市)名湯リゾート ルーセントタカミヤ

露天風呂「葉がくれの湯」

露天風呂「葉がくれの湯」(写真:名湯一門 高見屋)
蔵王山の近くにある蔵王温泉は、山形の避暑地。楽しい山形市内での観光後は、蔵王にある「名湯リゾート ルーセントタカミヤ」に宿泊して温泉を楽しむプランもおすすめです。

蔵王温泉は「東北の草津」と称されるほどの名湯。強酸性の硫黄泉で、肌や血管を若返らせる作用があり、美人の湯としても有名です。
名湯リゾート ルーセントタカミヤの客室「ザメイン・スーペリアツイン」

名湯リゾート ルーセントタカミヤの客室「ザメイン・スーペリアツイン」(写真:名湯一門 高見屋)
そんな蔵王の温泉街には、三つの共同浴場と足湯があり、温泉三昧のひとときを過ごせます。

名湯リゾート ルーセントタカミヤに宿泊すると、四つのグループ施設の温泉と前述の三つの共同浴場を、無料で湯巡りできるチケットが入手可能です。

実は、山形県は全ての市町村に温泉がある全国で唯一の都道府県。隠れ温泉大国に来たあかつきには、名湯リゾート ルーセントタカミヤに宿泊し、さまざまな温泉を巡って、日頃の疲れを癒やしてみては?
夕食「煌き会席」ではぜいたくに山形牛を味わえます

夕食「煌き会席」ではぜいたくに山形牛を味わえます(写真:名湯一門 高見屋)
【名湯リゾート ルーセントタカミヤ】
●住所:山形市蔵王温泉942
●サイト:名湯リゾート ルーセントタカミヤ
●駐車場:あり
●アクセス:
山形新幹線・JR奥羽本線[山形駅]から車で約33分
山交バス(蔵王温泉BT行き)バス停[山形駅前]乗車、バス停[蔵王バスターミナル]下車後、徒歩約5分

絶景ドライブで山形の自然を体感

蔵王温泉でゆっくりと旅の疲れを癒した後は、車上から山形の自然を満喫しに出かけましょう。

旅先の空気や自然を肌で感じられるドライブも、大人の観光には欠かせません。

ここからは、蔵王を体感できる、蔵王エコーラインのドライブコースについて紹介します。

(上山市)蔵王エコーライン

蔵王エコーラインの最高点、蔵王ハイライン

蔵王エコーラインの最高点、蔵王ハイライン
蔵王エコーラインは、蔵王連峰を東西に横断する山岳道路で、山形県上山市と宮城県蔵王町をつないでいます。

夏の蔵王エコーラインでは新緑が青々と生い茂り、マイナスイオンをたっぷり感じながらドライブできます。

夏には融雪が進んでいますが、例年5月ごろまでは道路の両端に雪の壁がそびえ立っており、その光景は圧巻です。
蔵王の御釜

蔵王の御釜
蔵王エコーラインを上った先で、目の前に広がるのは蔵王の象徴である御釜(おかま)。
荒々しい火山壁と湖の水面の対比がなんとも神秘的な雰囲気を醸し出します。

御釜には太陽光の当たり方によって、水面の色を変える特徴があり、「五色沼」とも呼ばれています。

さまざまな角度から御釜を観察して、ぜひご自身の目に5色に輝く御釜を焼き付けてくださいね。

【蔵王エコーライン】
●住所:宮城県刈田郡蔵王町
●サイト:蔵王エコーライン
●駐車場:あり(有料道路「蔵王ハイライン」終点)
●アクセス:
山形新幹線・JR奥羽本線[山形駅]から車で約1時間10分
東北自動車道[白石IC]から蔵王エコーラインの入口にある大鳥居まで車で約30分、大鳥居から御釜までは蔵王エコーライン・蔵王ハイラインで車で約40分

おわりに

夏の山形市を満喫できる、観光スポットを紹介しました。この記事のモデルコースを参考にしながら、周辺市町村の穴場スポットを楽しむ過ごし方もおすすめです。

また、山形といえば、食の宝庫。紹介したお店では、大人から子どもまで楽しめるおいしいグルメが堪能できるでしょう。

山形観光の思い出づくりをするために、この記事を参考にしてくださいね。

Text:asuka Edit:Sakura Takahashi
Photo:各社提供/PIXTA(特記ないもの)

参考:
県・各市町村・各施設公式サイト