2005年に開催された「愛知万博」の跡地に開設された「愛・地球博記念公園」。愛知県の長久手市に位置し、万博のイメージキャラクターだったモリゾーとキッコロの名前に由来して、地元の人からは「モリコロパーク」とも呼ばれています。
パーク内にはジブリ映画『となりのトトロ』の中の世界に入り込んだ気分を味わえる「サツキとメイの家」や、花の広場休憩場が整備されています。
他にも、健康面を配慮した温水プールや体育館も利用することができ、心身の健康にも配慮した都市公園となっています。子ども連れで楽しめる施設が数多くあり、リラックス効果のある植物も整備されているのが魅力です。
今回は、そんな愛・地球博記念公園の歴史と見どころを紹介します。
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愛・地球博記念公園の歴史
愛・地球博記念公園
「愛・地球博記念公園」は、2005年に愛知県で開催され、累計で約2200万人の見学者が訪れた「愛知万博」の跡地に開設されました。一番有名だったグローバルハウスというパビリオン(展示館)では、「冷凍マンモス」が人々の注目を集め、入場するだけで3〜6時間待ちの列ができるほどの人気がありました。
現在は、遊具の設置や植物の装飾以外にも、健康面に配慮した施設を導入しており、県民の生活を支えています。
また、万博のイメージキャラクターだったモリゾーとキッコロの名前に由来して、「モリコロパーク」とも呼ばれています。
【愛・地球博記念公園 基本情報】
住所:〒480-1342 愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1
TEL:0561-64-1130
開園時間:8:00-19:00(最終入園 : 18:00)
休園日:月曜日 年末年始
入園料金:無料
公式HP:愛・地球博記念公園 モリコロパーク
愛・地球博記念公園の見どころ
愛・地球博記念公園を観光する際におすすめの見どころをご紹介します。
サツキとメイの家
愛・地球博記念公園内のサツキとメイの家
宮崎駿の代表作品の一つである『となりのトトロ』の映画の世界観を再現し、予約した方のみ見学することができる「サツキとメイの家」。サツキとメイが洗濯をしていた井戸小屋や、お父さんの書室(こちらは入室禁止)など、全ての部屋、小物がリアルに再現されており、トトロの世界に入り込んだ気分になります。
愛・地球博記念公園内のサツキとメイの家の内観
また、公園の周りは森で囲まれているため、映画の中にいるような感覚を体験することができます。
一日の入場人数が決まっているため、チケットを予約しておくことをおすすめします。現地で購入もできますが、平日でも売り切れてしまうほど人気なので注意しましょう。
【予約方法 】
ローソン又はミニストップ店頭Loppiにて
Loppiの使い方(日本語):Loppi
how to use Loppi(English) : Loppi
【営業案内】
入館料 : 大人 510円 子ども 250円
営業時間 : 平日 10:00-16:30 休日 9:30-16:30
愛・地球博記念館
愛・地球博記念館
「愛・地球博記念館」は、博覧会中にレセプションホールとして利用していた建物を活かして作られた施設です。外国のパビリオンからの寄贈物を含む300点以上の展示物やモリゾーとキッコロの大きなぬいぐるみまで、博覧会に関わった様々なものを見学することができます。不定期ですが、土日にはモリゾーとキッコロに実際に会える日もあります。
【営業案内】
入館料 : 無料
営業時間 : 9:00-17:00(最終入館は16:30まで)
花の広場休憩場
花の広場休憩所
花の広場休憩所は四季を通じて花木や草花が楽しめる休憩所です。周りに植えられている約500本のハナモモや、6〜7月頃に見られる10万本以上のラベンダーは圧巻の一言です。 2階のフロアは飲食店になっており、名古屋名物のスガキヤラーメンや味噌カツをいただくこともできます。
4月上旬には、「ハナモモフェスタ」が開かれ、花の広場を中心に様々な催し物が開催されます。
【営業案内】
入館料 : 無料
営業時間 : 4-10月 8:00-19:00 11-3月 8:00-18:30
愛・地球博記念公園のイベント
愛・地球博記念公園で開催されるイベントをご紹介します。
『あいちサトラボ』
自分たちの手で里山を作っていくプロセスを通して、農家の営みや自然との関わり方を学習できる実体験フィールド「あいちサトラボ」。公園から出ずとも、田畑や稲作、果樹園などの農業活動ができます。他にも、かまどを使っての炊事体験や、里山をイメージした民家で土間や囲炉裏を見学するコースもあります。
・活動日 : 毎週土曜日
『もりの学舎キッズクラブ』
月に一回程度で開かれている環境学習プログラムで、実際にフィールドワークに行くことができる「もりの学舎キッズクラブ」。森の案内人と呼ばれる生き物のプロと一緒にフィールドワークに出かけます。もりの学舎キッズクラブに参加するには会員登録が必要で、チームは中小学生の部と幼稚園の二つに分かれています。
愛・地球博記念公園へのアクセス
最寄駅 : 愛・地球博記念公園駅
中部国際空港駅からのアクセス
名鉄空港線ミュースカイ / 名鉄名古屋方面
→【名古屋駅】
名古屋市営東山線 / 藤が丘方面
→【藤が丘駅】
愛知高速交通リニモ / 八草方面
→【愛・地球博記念公園駅】→徒歩(約1分)
名古屋駅からのアクセス
名古屋市営東山線 / 藤が丘方面
→【藤が丘駅】
愛知高速交通リニモ / 八草方面
→【愛・地球博記念公園駅】→徒歩(約1分)
金山駅からのアクセス
JR中央本線 / 高蔵寺方面
→【千種】
名古屋市営東山線 / 藤が丘方面
→【藤が丘駅】
愛知高速交通リニモ / 八草方面
→【愛・地球博記念公園駅】→徒歩(約1分)
車でのアクセス
最寄りIC:東名高速道路 名古屋IC(約20分)
愛・地球博記念公園周辺の駐車場:北駐車場 西駐車場 南駐車場
愛・地球博記念公園の無料で利用できる園内バス
愛・地球博記念公園の花畑
紹介した以外にも、茶室・日本庭園や大観覧車、屋内スケート場など楽しめる施設が盛りだくさんの「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」。園内は東京ドーム42個分とかなり広いですが、移動用のバスに無料で乗ることができます。歩いて園内を周りたい方は、開園時間から訪れることをおすすめします。