崇福寺の門

崇福寺

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長崎県長崎市の南東、加治屋町に位置する「崇福寺(そうふくじ)」。江戸時代初期、福建省出身の貿易商人たちが母国から僧侶を呼び寄せ建立した、日本最古の中国様式寺院です。 入り口は、まるで竜宮城の門構えのような珍しい造り。入ってすぐの「第一峰門(だいいっぽうもん)」の軒下にある組み物(くみもの)は壮麗で、圧巻の美しさ。複雑に組み上げられた木に極彩色の模様が描かれ、何時間でも眺めていられそうです。中国の寧波(にんぽう)で組み上げた木材を唐船で運んできた貴重なもので、国宝に指定されています。 もう一つの国宝、本殿「大雄宝殿(だいゆうほうでん)」の、朱塗りの柱に擬宝珠(ぎぼし)のついた軒先は華やかな明朝文化を表現しています。故郷を遠く離れて働く貿易商人たちの心を慰めたことがうかがわれます。 2月の長崎ランタン祭りの際には、崇福寺にも盛大にランタンが飾り付けられ、中国の縁起菓子「元宵団子(ユェンシャオだんご)」がふるまわれます。

基本情報

Address
〒850-0831
長崎県長崎市鍛冶屋町7-5
Phone
095-823-2645
Hours
8:00~17:00
Fee
大人:300円
高校生:200円
中学生以下:無料

アクセス

  • FromJR 長崎駅
    長崎電鉄路面電車 / 崇福寺方面
    →【崇福寺駅】→ 徒歩(約3分)

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