桜田門
東京都の東部、千代田区に位置する「桜田門」。現在の皇居内にある旧江戸城跡の城門です。 1624年頃に完成された桜田門は、江戸城の門の中でも保存状態が良好であり、国の重要文化財に指定されています。門の内部は戦術的に有利な桝形(ますがた)になっており、外側の「高麗門」と内側の「渡櫓門(わたりやぐらもん)」の二重門構造が特徴です。 桜田門といえば、安政の大獄に端を発した大老・井伊直弼の暗殺事件「桜田門外の変」があった場所として有名。幕府の中心人物が白昼に襲われて命を落とすことは国の失態と見なされ、事件後に江戸幕府が衰退を辿った歴史のキースポットとなっています。 桜田門前の「霞が関」は警視庁をはじめ、日本行政の心臓部ともいえる行政機関が建ち並ぶエリア。桜田濠を挟んで歩きながら、現代のビル群と皇居の対比を楽しんでみてはいかがでしょうか。
基本情報
Address
〒100-8111 東京都千代田区千代田1-1
Phone
03-3556-0391(千代田区観光協会)
アクセス
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From桜田門駅
3番出口より 徒歩(約1分)
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From霞ヶ関駅
A2出口より 徒歩(約3分)