金地院

金地院

京都府の東部、京都市に位置する「金地院(こんちいん)」。1394年から1428年にかけて続いた応永年間に建てられた、歴史ある禅寺です。 当初は京都の北山にあったものを、江戸時代初期に臨済宗の僧・以心崇伝(いしんすうでん)が現在の場所に移築した金地院。3,300㎡もの広さを誇る庭園が見どころです。茶人、庭園デザイナーである小堀遠州(こぼりえんしゅう)が手がけたこの庭園は、「鶴亀の庭」のふたつ名をもつ金地院のシンボル的存在。左に亀島、右に鶴島が配置されており、自然の力強さを感じらるデザインが特徴です。国の重要文化財である方丈からの格別な眺めも見逃せません。 茶室である「八窓席」は、京都三名席のひとつとして知られています。また、襖絵の『猿猴捉月図(えんこうそくげつず)』は、安土桃山から江戸時代にかけて活躍した絵師・長谷川等伯(はせがわとうはく)の貴重な作品。境内に残された貴重な文化財からも、長い歴史が培った風格が感じられる寺院です。

基本情報

Address
〒606-8435 
京都府京都市左京区南禅寺福地町86-12
Phone
075-771-3511
Hours
8:30~17:00
(12月~2月は〜16:30)
Closed
無休
Fee
<拝観料>
400円

<八窓席 / 方丈>
700円

アクセス

  • From地下鉄東西線 蹴上駅
    徒歩(約5分)

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