江戸屋横町

山口県萩市に位置する「江戸屋横町」。旧萩城の城下町で、「菊屋横町」「伊勢屋横町」「江戸屋横町」の3本に分かれた通りのうちの一つです。 碁盤目状の町筋は当時の面影をそのまま留め、江戸時代に作られた古地図が今でも使えるほど。その見どころは、さまざまな幕末偉人ゆかりの建物にあります。まずは、明治維新の立役者である木戸孝允(桂小五郎)の生家。中には彼の幼少時代の書や写真が残されていて、歴史上の人物がぐっと身近に感じられます。木戸邸から少し南に歩くと、13代藩主毛利敬親の侍医である蘭学医青木周弼の旧宅が。さらに南に歩くと、幼い頃の伊藤博文が読み書きを習い、高杉晋作が遊んだ場所とされる円政寺があります。 幕末の歴史を学んだ上で、古地図を片手に散策すれば、明治維新の志士たちが生きた時代にタイムスリップした気分を味わえます。
基本情報
〒758-0072 山口県萩市呉服町1
0838-25-1750(萩市観光協会)
<木戸孝允宅・青木周弼宅> 9:00~17:00
<屋敷への入場料> 各100円
アクセス
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FromJR 萩駅
萩循環まぁーるバス(西回りコース晋作君) →【萩美術館 浦上記念館・萩城城下町入口】バス停 → 徒歩(約3分)