詩仙堂

詩仙堂

京都府南部、京都市に位置する「詩仙堂」。徳川家康の家臣で、文人としても活躍した石川丈山氏の山荘跡です。 丈山が33歳に武士を引退したあと、余生を過ごした場所といわれています。寺名の命名は、中国の詩仙36人の肖像を狩野探幽氏に描かせ、丈山自らが詩を書いて掲げた「詩仙の間」を中心としたことが由来といわれています。曹洞宗の寺院でもあるため「丈山寺」とも呼ばれています。詩仙堂の御本尊は、「馬郎婦観音(めろうふかんのん)」。 学業成就などにご利益があるといわれています。 書院から見える庭は、数多くのサツキの植え込みによって中国の山並みを表現。四季折々の趣が楽しめ、とくに秋の紅葉が有名です。その奥には苔庭が広がり、かわいい笑顔のお地蔵様にも出会えます。また、丈山の発案とされ、日本で初めて作られた「ししおどし」も見どころ。鹿威しという漢字のとおり野生の鹿や猪の進入を防ぐためのものですが、流れる水の音や石を打つ竹の音が風流で、心地よく散策できます。

基本情報

Address
〒606-8154
京都府京都市左京区一乗寺門口町27
Phone
075-781-2954
Hours
9:00~17:00
(最終入場:終了15分前)
Closed
5月23日
Fee
大人 500円
高校生 400円
小・中学生 200円

アクセス

  • From京都駅
    市バス
    →【一乗寺下り松町】→ 徒歩約7分
  • From叡山電車 一乗寺駅
    徒歩(約15分)

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