黒島ヴィーナスロード

岡山県の南東部、瀬戸内市に位置する「黒島ヴィーナスロード」。干潮時になると牛窓港沖にあらわれる砂の道です。
牛窓港の沖合2㎞には、「黒島」「中ノ小島」「端ノ小島」という3つの小島があります。干潮の時間になると潮がひき、この3島のあいだに800m以上におよぶ弓状の砂の道、「砂州（さす）」が姿をみせます。この砂州が「ヴィーナスロード」と呼ばれるもので、歩いて渡ることができます。「日本のエーゲ海」とも呼ばれる牛窓の美しい海に浮かび上がるヴィーナスロードは、まさにローマ神話の女神・ヴィーナスのための道のよう。中ノ小島には「女神の心」とよばれるハートの形の石があり、触れると恋愛が成就すると言われています。
牛窓から眺める夕陽は「日本の夕陽百選」にも選ばれています。日が沈む頃に訪れれば、より一層ロマンチックな空間になること間違いありません。