有珠山

北海道有数の温泉観光地である洞爺湖沿岸、壮瞥（そうべつ）町に属する活火山「有珠山（うすざん）」。最近では2000年に噴火している活火山です。20世紀の間、計4回の噴火がありました。そのうち3回の噴火の際は地形が盛り上がり「明治新山」「昭和新山」「有珠新山」が形成されています。変動する大地として世界的に見ても珍しい場所です。
40分間のロープウェイで景観を楽しめるほか、山内を散策する「ジオパーク」、学びを深める「火山村情報館」、食事処といった施設があります。昭和新山は天然記念物に指定されています。
温泉街である洞爺湖町へのアクセスが良く、洞爺湖町では温泉に加え洞爺湖を遊覧船でクルーズでき、湖中央の島に上陸し散策することも可能です。夏は湖の上で花火大会が行われます。洞爺湖町以外では、有珠山に隣接している自治体の1つである伊達市で8月に「伊達武者まつり」が行われています。馬に乗った武者による武者行列、流鏑馬（やぶさめ）などの催し物があります。