世界中の人々を魅了する観光スポット「青い池」で有名な美瑛・白金エリア。2018年5月、ここに第2の道の駅びえい「白金ビルケ」がオープンしました。青い池からのアクセスも抜群な白金ビルケは、美瑛町の観光情報を発信する中心地。お土産を買いに、美瑛グルメを味わいに、自然を満喫しに訪れてみてはいかがでしょうか。
今回は、ますます盛り上がりを見せる道の駅びえい「白金ビルケ」の魅力や楽しみ方を紹介していきます。
【関連記事】
青い池の神秘や見どころが気になる人はこちら↓
【青い池】美瑛ブルーの謎に迫る!絶景の神秘や訪問のタイミングを徹底解説
美瑛町に2つ目の道の駅びえい「白金ビルケ」が誕生
モダンな造りの道の駅びえい「白金ビルケ」(写真提供:道の駅びえい「白金ビルケ」)
コンセプトは「おいしい!楽しい!美しい!」。美瑛町の新しい観光名所へ
美瑛町といえば、名勝地「青い池」があることでも有名な町。絶景スポットが多いだけでなく、新鮮で美味しい野菜が採れるため絶品グルメもたくさんある自然に囲まれた美しい町です。そんな美瑛には元々美瑛駅近くに道の駅びえい「丘のくら」がありましたが、白金エリアの青い池の観光を目的とする観光客が増えたことから、第2の道の駅として道の駅びえい「白金ビルケ」が誕生しました。
「白金ビルケ」は「おいしい!楽しい!美しい!」というコンセプトのもと、「青い池」の観光に訪れた人々に美瑛の更なる魅力を伝えるための情報発信基地としてオープン。美瑛の食・アクティビティ・景観など、旬の魅力を発信しています。今回はそんな白金ビルケを通して、美瑛町の魅力をたっぷりご紹介していきます。
"白金ビルケ"という名に込められた意味
「白金ビルケ」という名前は、同施設の前身が「ビルケの森」の「白金インフォメーションセンター」だったということからその名が冠されました。「白金」は美瑛町の地名であり、「ビルケ」は美瑛町の木であるシラカバのドイツ語名。
美瑛町の白樺並木
「白金ビルケ」の名前には白金エリアの更なる発展、ひいては美瑛町全体の繁栄への願いが込められています。白金エリアを訪れた人々に、白金エリア以外の美瑛町の魅力を発信していきたいという強い思いが伝わってきますね。
青い池から車で2分!立地の良さも魅力
MacBookのデスクトップ背景に使われ名を広めた、美瑛町の観光名所「青い池」
道の駅びえい「白金ビルケ」は、絶景を望める観光スポットとしても有名な「青い池」から車で2分の場所に位置しています。この好アクセスの立地が同施設の魅力の一つ。青い池観光の行き帰りに立ち寄るにはぴったりのスポットで、施設内の売店には美瑛町ならではの青い池グッズが多数販売されています。
レンタサイクルの貸し出しも行なっており、白金ビルケを拠点にサイクリングで美瑛町を観光するのもおすすめです。
【道の駅 白金ビルケ 基本情報】
住所:〒071-0235 北海道上川郡美瑛町白金
TEL:0166-94-3355
営業時間:6月~8月 9:00~18:00
9月~5月 9:00~17:00
営業期間:年中無休(年末年始12月31日~1月3日は休み) ※12月30日は午前のみ営業
駐車場:あり
公式HP:道の駅びえい「白金ビルケ」
道の駅びえい「白金ビルケ」の見どころ
施設内に置かれた大きなモケケのぬいぐるみ
高い尖塔を持つ外観が特徴的な道の駅びえい「白金ビルケ」。美瑛町の魅力が詰まった店舗があるだけでなく、美瑛町を楽しむためのヒントや、自然と触れ合える広場など多数の魅力が詰まった施設です。
ここからは、道の駅びえい「白金ビルケ」にあるおすすめの店舗や楽しみ方についてご紹介していきます。
美瑛の魅力が詰まったお土産を買うなら「Blue Pond」
青い池の英語名「Blue Pond」を冠した売店です。店内にはその名の通り、青い池にちなんだグッズが並んでいます。例えば、青い池のジグソーパズルや瓶の中に青い池を閉じ込めたような美しいキーホルダー、青い食品など…ここでしか購入できない青い池グッズが勢揃い。
ブルーハワイ味の「青い池ソーダ」(1本 210円)
中でも人気が高いのは、「青い池サブレ」「青い池ソーダ」といった青い池グルメです。お土産にするのにも、その場で食べたり飲んだりするのにもぴったり。
長い腕と愛らしい表情が特徴のキャラクター「モケケ」の青い池バージョンも手に入れられますよ。
ご当地限定「モケケ」のキーホルダーも
「BETWEEN THE BREAD」で美瑛町の「おいしい」を満喫
白金ビルケに併設している「BETWEEN THE BREAD」
せっかく美瑛町に訪れるのなら、手頃に絶品グルメを堪能したいもの。そんな人におすすめしたいのが、道の駅びえい「白金ビルケ」にお店を構える「BETWEEN THE BREAD」です。
看板メニューの「BTBバーガー」は、バンズに美瑛産小麦を使用しているほか、野菜は時期に応じて美瑛産のものを使用することもあるそうです。美瑛町のおいしさが詰まった絶品バーガーをご堪能あれ。
「BTBバーガー」のセットにはほんのり甘いポテトも付いてくる
「BETWEEN THE BREAD」では、フードに限らずオリジナルのグラスやアパレルグッズも販売しています。
ほか、白金ビルケには「とん汁ライスセット」などを味わえる「からまつ」や、「青い池サイダーフロート」を楽しめる「小麦畑と青い池」などの飲食店も並びます。美瑛町ならではの逸品たちを、ぜひ味わってみて。
アウトドア用品はお任せ!「美瑛白金ビルケTHE NORTH FACEコーナー」
キャンプから登山まで、アウトドアに必要なアイテムが揃う
自然豊かな北海道。十勝岳への登山など、アウトドアを楽しむために白金エリアを通るという人も多いのではないでしょうか。道の駅びえい「白金ビルケ」内には、アメリカのアウトドアブランド「THE NORTH FACE」の店舗も構えています。
並ぶアイテムは本格的な登山グッズから、アパレル、小物まで多彩。大自然を満喫する観光客にも寄り添うラインアップです。
大人も童心にかえって楽しめる「芝生広場」
白金ビルケの広々とした芝生広場
道の駅びえい「白金ビルケ」の建物裏に広がる「芝生広場」は、子供だけでなく大人も楽しめる広場。大自然に囲まれながら、巨大なハンモックや綱渡りスポーツのスラックラインなどで遊ぶことができます。
広場には、閉校になった小学校に置かれていた備品である卓球台や跳び箱、オルガンや木琴、ジェンガなどが置かれており、自由に遊んでOK。ショップや飲食店を一通り楽しんだら、思いっきり体を動かしてみてはいかがでしょうか。
木琴も自由に奏でてOK
卓球で運転のリフレッシュをしてみては
ベンチやテーブルも多数設置されているため、飲食店で購入したグルメをのんびり味わうのもおすすめです。ほか、白金ビルケの建物前にはドッグランスペースを新たに設置。愛犬とともに美瑛町観光をするのにもぴったりです。
一角にはキャンピングカーサイトも併設されているため、キャンプがてら丸1日多彩なアクティビティを楽めます。道の駅びえい「白金ビルケ」を拠点に美瑛町観光の計画を立てるのも良いですね。
レンタルサイクルで美瑛町の自然を探索
電動アシスト自転車で快適な美瑛町観光を
道の駅びえい「白金ビルケ」では、観光に訪れた人たちが白金エリアをより一層楽めるようにと、レンタルサイクルも用意。受付は総合案内所で行っており、レンタルできる自転車の種類と料金は以下の通りです。
【自転車料金一覧】
・電動アシスト自転車:1時間 1,000円~
・ロードバイク:1日 3,000円~
・クロスバイク:1日 3,000円~
・ファットバイク(冬季のみ):1時間 1,000~
道の駅びえい「白金ビルケ」から青い池までは、自転車で約8分。坂の少ない道のりですので、美瑛町の自然を視界いっぱいに望みながらサイクリングを楽します。
もっと美瑛町の自然を満喫したいという人には、美瑛川沿いのサイクリングもおすすめ。天気の良い日には青い池に負けないくらい美しい青色に輝く美瑛川を見ることができます。
白金ビルケにはサイクリングを快適に楽しめる設備も整っています。サイクリング後に汗を流せるようにとシャワールームを完備してあるほか、汗で汚れた衣服を洗えるよう、コインランドリーも用意。白金ビルケに立ち寄る際には、レンタルサイクルを利用して白金エリアの自然を満喫しましょう。
レンタサイクル利用時など、コインロッカーに荷物を預けられる
まだまだ目が離せない道の駅びえい「白金ビルケ」
今後は冬の美瑛町の魅力も発信
道の駅びえい「白金ビルケ」では、冬の美瑛を体験できるVRコーナーを設置。夏の美瑛町のみならず、冬季の魅力も伝えたいという思いの元、VRでは雪に覆われた美瑛の美しい景色を映しています。
VRで冬の美瑛町の美しさを体験できる
現在は原生林フォレストウォークや美瑛の丘を歩くパッチワーク・ウォーキングなどの夏季のアクティビティを中心に提供していますが、今後は白金パークゴルフ場でのスノーモービル体験なども計画しているそう。アクティビティの情報について気になる人は、道の駅びえい「白金ビルケ」の公式サイトでチェックしてみてください。
夏季の野菜直売も…?
美瑛町といえば、寒暖差の激しい気候で育ったみずみずしい野菜が様々採れることでも有名。せっかくなら美瑛産の野菜を買って帰りたい…そんな希望に応えるべく、同施設ではトマトや生シイタケなど、夏季の野菜直売も行なっています。今後も野菜の商品数を増やしていく予定だそう。
観光客のニーズに合わせて、今後も様々な催し物や設備を企画している白金ビルケ。まだまだ目が離せません。
道の駅びえい「白金ビルケ」で美瑛の更なる魅力を見つけよう
「おいしい!楽しい!美しい!」のコンセプトを掲げてオープンしてから1年が経った道の駅びえい「白金ビルケ」。
青い池にちなんだお土産や美瑛の味覚が詰まったハンバーガー、アウトドアグッズを購入できたり、芝生広場で思いっきり遊べたり、白金エリアのサイクリングを楽しめたりとその魅力は枚挙に暇がありません。
ぜひ道の駅びえい「白金ビルケ」に足を運んで、美瑛町の更なる魅力を発見してくださいね。