「新しい出会いが欲しい」「素敵な恋人をつくりたい!」
そんな時に欲しいのが縁結びや恋愛運アップのご利益。日本には良縁に恵まれるという縁結び神社が数多く存在しています。
中でも、かわいいアイテムが好きな人やインスタ映えする写真を撮りたい人におすすめなのが埼玉県川越市に位置する「川越氷川神社」。ユニークでかわいい鯛みくじや縁結び界最強ともいわれる縁結び玉など、恋愛成就にご利益があるアイテムが盛りだくさんだと話題になっています。
川越氷川神社の神様からパワーをもらえば恋の願いが叶うこと間違いなし。今回は川越氷川神社の歴史と見どころも含めて紹介します。
*本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
川越氷川神社の歴史
川越氷川神社の本殿
今から約1,500年前、古墳時代の6世紀に創建されたといわれる川越氷川神社。欽明天皇の時代に武蔵一宮である大宮氷川神社を分祠したことに始まったといわれています。
室町時代の1457年、太田道真・道灌(どうかん)父子によって川越城が築城されて以来、城下の守護神として歴代城主により篤く崇敬されました。江戸時代には川越城下の総鎮守となり、城下の人々から「お氷川様」の愛称で親しまれる存在に。
川越氷川神社のご利益
川越の総鎮守として親しまれている川越氷川神社
川越氷川神社のご祭神は五柱の神々。古くから縁結びの神様として信仰を集めてきました。
「脚摩乳命(あしなづちのみこと)」「手摩乳命(てなづちのみこと)」の夫婦神(めおとがみ)、その娘の「奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)」と川越氷川神社の主祭神である「素盞嗚尊(すさのおのみこと)」の夫婦神、そしてその子孫と(または子どもとも)いわれ、出雲大社の縁結びの神様としても知られる「大己貴命(おおなむちのみこと)」の五柱の神様が祀られています。
これらの神様が家族であることから川越氷川神社は「家族円満の神様」「夫婦円満・縁結びの神様」として信仰されるように。今もなお恋のパワースポットとして多くの人々に愛されています。
川越氷川神社の鯛みくじと縁結びのお守り
鯛みくじ
「かわいすぎる」「珍しい」と口コミで話題になっている鯛みくじ
川越氷川神社のおみくじは通常のものだけでなく、一風変わった形のおみくじがあります。その名も「鯛みくじ」。
このおみくじは手で引くのではなく、専用の釣り竿を使って釣り上げます。鯛みくじの種類は2種類。赤い鯛は「一年安鯛みくじ」、ピンク色の鯛は「あい鯛みくじ」というなんともユニークな名前のおみくじです。
限定色の鯛みくじ
「一年安鯛みくじ」のおみくじの内容は通常のもの、「あい鯛みくじ」は恋みくじならではのものになっていて、運勢の吉凶だけでなく、出会いの時期や相性の良い人などが書かれています。
定番の赤色やピンク色の鯛みくじの他に、季節によって白や青、黄、緑などの限定色が仲間入りしていることもあるそう。鯛みくじは持ち帰ることができるので、家に飾ったり、キーホルダーやストラップにしてお守り代わりにすると素敵なご縁を引き寄せることができるといわれています。
縁結びのお守り
縁結び玉
縁結び界最強ともいわれる川越氷川神社の縁結び玉
恋愛成就のご利益が縁結び界最強ともいわれる「縁結び玉」。川越氷川神社には境内の小石を持ち帰って大切にすると良縁に恵まれるという言い伝えがあります。
この縁結び玉は川越氷川神社の巫女さんが小石を一つ一つ拾い集め、麻の網に包んだあと、毎朝神職がお祓いをして奉製しています。縁結び玉は無料で配布されており、毎日先着20名に限り社務所で受け取ることができます。
縫いつけまもり
川越氷川神社ならではのユニークなお守り「縫いつけまもり」。小さな白い箱の中にはかわいらしい布製のお守りと、それを縫いつける赤い糸が入っています。
ハンカチや制服など普段使っている持ち物に願いを込めながら縫いつけるとご利益を授かることができるそう。縫いつけまもりには縁結びの他に、合格、勝ち、健やか、安産の5種類があり、願いごとや想いに合わせて選ぶことができます。
であいこい
これからの新たな出会いを求めている人のためのお守り「であいこい」。黒地にかわいらしいピンク色の桜の刺繍が施されたものは通年で手に入れることができ、季節ごとに特別色のであいこい守りも登場します。
赤縁筆
イラストレーターの浅生ハルミンさんとコラボした「赤縁筆」。「生まれた時から小指と小指で繋がっている『運命の赤い糸』を想いながらこの鉛筆で赤い線を描いていきましょう」というのがこの赤縁筆のコンセプト。削るたびにキャップに描かれた男の子と本体に描かれた女の子の距離が縮まっていく、ほっこりする仕掛けが施されています。
川越氷川神社の見どころ
大鳥居
木製の鳥居としては日本一の大きさを誇る川越氷川神社の大鳥居
川越氷川神社の境内の入り口に大きくそびえ立つ大鳥居。なんと高さ15mもあり、木製の鳥居としては国内随一の大きさを誇ります。
平成の御世替わりを奉祝し平成2年に建立されたこの大鳥居の「中央扁額(ちゅうおうへんがく)」の文字は幕末の幕臣・勝海舟の直筆によるものだといわれています。
本殿
川越氷川祭りの山車に乗る人形をモチーフにした川越氷川神社の本殿
江戸時代後期に川越城主・松平斉典公の寄進と地域の人々の寄付によって建立された川越氷川神社の本殿。木ならではの風合いを生かした江戸彫と呼ばれる関東特有の緻密な彫刻が全面に施されています。
これらの彫刻は、国の重要無形民俗文化財に指定されている川越氷川祭で繰り出される山車(だし)に乗る人形をモチーフにしたもの。江戸時代の名工の巧みな技が息づく本殿は埼玉県の重要文化財に指定されており、大森貝塚を発見したことで知られるエドワード・S・モースも彫刻の緻密さに驚いたといわれています。
御神木
樹齢600年を超えるケヤキ
本殿裏手の樹齢600年を超える御神木。欅が2本並んでいることから「夫婦欅」とも呼ばれています。
根の周りには石路が設けられており、8の字を描くように廻ると幸せや良縁に恵まれるといわれています。
御朱印
川越氷川神社の人気イベント「縁むすび風鈴」の期間に頒布される御朱印とかわいらしいピンク色の御朱印帳(写真提供 Twitter: @torte_march様)
季節ごとにその時しか手に入れることができない限定デザインが登場する川越氷川神社の御朱印。
通常のデザインの他に、元旦から立春限定の新年開運特別印の御朱印や夏の大人気イベント「縁むすび風鈴」の色とりどりの風鈴を描いた限定御朱印など、かわいらしいイラストで彩られた川越氷川神社ならではの御朱印をいただくことができます。
絵馬トンネル
たくさんの絵馬が奉納されている絵馬トンネル(写真提供 Twitter: @mimori_5046様)
川越氷川神社の名物「絵馬トンネル」は参拝者が願いを込めて書いた絵馬を奉納する参道。L字になっている長い絵馬トンネルの中は、見渡す限り「縁結び絵馬」で埋め尽くされています。奉納されている絵馬はなんと3万枚以上。風が吹くと絵馬がカラカラと音を立てて揺れ、風情を感じます。
夜はライトアップされて、日中とはまた違うロマンチックな雰囲気に。願いをしたためた絵馬を結び、絵馬トンネルをくぐり抜けると願いが叶うといわれています。
縁むすび風鈴
夏の大人気イベントである縁むすび風鈴祭り(写真提供 Twitter: @takaphotoslog様)
「縁むすび風鈴」は毎年7月初旬から8月末まで期間限定で開催される大人気のイベント。縁むすび風鈴のメインでもある「風鈴回廊」では、2,000個以上の江戸風鈴が奏でる涼しげな音色と、色とりどりの風鈴が織りなす風情ある光景を楽しむことができます。
縁むすび風鈴には「天の川に恋の願いが届くように…」という想いが込められているのだとか。一緒に訪れた人と想いを込めて縁むすび風鈴を見上げれば願いが叶うこと間違いなしです。
七夕祭
思い思いの願いが込められた短冊
旧暦に合わせた月おくれの8月7日に行われる「川越氷川神社 七夕祭」。参拝者の願い事が書かれた短冊を笹竹に結び、宮司が境内北側の川に流すことで願いが叶うといわれています。
七夕祭の祭典が終わると行われるのが七夕まんじゅうの配布。このまんじゅうは神様に捧げることで神様が食べたことになり、そのまんじゅうを食べることによって神様と同じ力を得ることができるそうです。
他にも、巫女舞や紙芝居などの伝統芸能を鑑賞することもでき、子どもから大人まで楽しめる伝統行事となっています。
川越氷川神社の基本情報
住所:〒350-0052 埼玉県川越市宮下町2-11-3
アクセス:
①「川越駅」から7番乗り場 東武バス(埼玉医大・上尾駅西口・平方・川越運動公園行き)に乗車→「川越氷川神社」停留所下車すぐ
②「川越駅」から1番乗り場 東武バス(神明町車庫・城西高校行き)に乗車→「喜多町」停留所下車→徒歩約5分
③「川越駅」西口から小江戸巡回バス乗車→「氷川神社前」停留所下車すぐ
④「本川越駅」から5番乗り場 東武バス(埼玉医大・上尾駅西口・平方・川越運動公園行き)に乗車→「川越氷川神社」停留所下車すぐ
⑤「本川越駅」から東武バス(神明町車庫・城西高校行き)に乗車→「喜多町」停留所下車→徒歩約5分
⑥「本川越駅」から小江戸巡回バス乗車→「氷川神社前」停留所下車すぐ
⑦川越ICから車で約20分
営業時間:8時〜18時
拝観料:無料
駐車場:近隣にコインパーキングあり
TEL:049-224-0589
公式サイト:川越氷川神社
※川越氷川神社に併設されていた結びカフェは2020年8月10日に閉店しています。
川越氷川神社の周辺情報
菓子屋横丁
レトロな雰囲気の菓子屋横丁
本川越駅から川越氷川神社に向かう間にある「菓子屋横丁」。川越市元町付近にある青空商店街で、約20軒の菓子屋が立ち並んでいます。
菓子屋横丁は明治の初め頃、菓子職人の鈴木藤左衛門が江戸っ子好みの素朴な菓子を製造したことが始まりといわれています。一歩足を踏み入れると、誰もが子ども時代に戻ったような気分になる懐かしさ満載のスポット。
香ばしい醤油せんべいやハッカ飴、カルメ焼など、古くから日本人に親しまれている駄菓子と、蔵造りのレトロな雰囲気を楽しむことができます。
時の鐘
川越のシンボルとして親しまれている時の鐘
川越氷川神社から歩いて約10分のところにある「時の鐘」。情緒溢れる蔵造りの町並みにひときわ高くそびえる時の鐘は川越のシンボルとして親しまれています。
暮らしに欠かせない「時」を告げる時計台は、度重なる火災で焼失するたびに修復され、現在まで大切に受け継がれてきました。時の鐘の美しい音色は1996年に環境省の「残したい“日本の音風景100選”」に認定され、現在でも1日に4回川越の町に時を告げる大切な役割を担っています。
川越市に行ってみたい方へ
この記事を読んで「川越氷川神社に行ってみたい」「川越市で小江戸の雰囲気に浸りたい」と思った方へ。
このページからすぐに宿泊予約ができます。
余計な手間や時間をかけずに、好みの旅館やホテルを見つけましょう。
見逃せないネット限定プランや、大手旅行会社による評価や利用者の口コミもカバー。
ぜひ各社の掲載情報を比較して検討してみてくださいね。
かわいさ溢れる縁結びのパワースポット
今回は縁結びのパワースポットとして知られる川越氷川神社の見どころや、おすすめの周辺スポットを紹介しました。
インスタ映えすると話題の鯛みくじや1日20個限定の縁結び玉など、ここだけの恋愛成就アイテムからパワーをもらえば恋の願いが叶うこと間違いなし。川越氷川神社を訪れて、素敵なご縁を引き寄せてみてはいかがでしょうか。
※一部おみくじの内容に関して誤りがありましたので、記事修正いたしました。ご迷惑をおかけしたことお詫び申し上げます。