慈眼寺(巣鴨)

慈眼寺にある芥川龍之介の墓

慈眼寺(巣鴨)

東京都23区の西部、豊島区に位置する「慈眼寺(じげんじ)」。巣鴨にある日蓮宗の寺院です。 1615年に「立野山慈眼寺」として深川(現在の江東区新大橋)に、日蓮宗総本山・見延山久遠寺の末寺として建立されました。1907年と1910年の2度にわたる水害により寺社が損壊したため、1912年に山号を「正寿山」に変え巣鴨に移転しています。巣鴨はJR線路と国道がまじわる賑やかな場所ですが、慈眼寺は喧騒から少し離れた閑静な場所にあります。旧財閥・岩崎家の広大な墓地も寺の近くにあることから境内は静寂に包まれており、凛とした厳かな雰囲気です。 慈眼寺に隣接する「染井霊園」には芥川龍之介や谷崎潤一郎など、明治を代表する数多くの文豪の墓地があり、ファンの間では有名な場所です。また、境内に咲く「しだれ桜」は樹齢250年以上とも言われており、毎年開花の時期には、多くの見学者や参拝客が訪れます。そして、桜「ソメイヨシノ」発祥の地といわれており、春に園内遊歩道脇の約100本の桜が見ごろを迎えます。

基本情報

Address
〒170-0002
東京都豊島区巣鴨5-35-33
Phone
03-3910-1579

アクセス

  • From巣鴨駅
    徒歩(約15分)

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