真田庵の外観

和歌山県の北部、伊都郡に位置し、高野山の近くにある「真田庵」。信州の戦国武将である真田昌幸・幸村父子が隠棲した屋敷跡に立つ寺院で、「善名称院」とも呼ばれています。境内の至るところに真田家の家紋「六文銭」が刻まれています。 真田庵が創建されたのは1741年。大安上人がこの地を訪れた際、真田庵の本尊である延命子安地蔵菩薩からの命を受けて建てたとされています。境内には昌幸を大権現として祀った「真田地主大権現」、真田家や大安上人に関わる品々が展示された「真田宝物資料館」などがあります。 真田庵から東へ170mほどのところに立つのは、「真田古墳」と呼ばれる遺跡。6世紀頃に造られた古墳ですが、幸村が戦いの際に使用したとされる抜け穴が見つかったことから、この名がつきました。 真田庵では、毎年5月初旬に真田父子を偲ぶ「紀州九度山 真田まつり」を開催。戦国時代の衣装を身につけた人々が武者行列として九度山町内を練り歩きます。

基本情報

Address
〒648-0101
和歌山県伊都郡九度山町九度山1413
Phone
0736-54-2218
Hours
・真田宝物資料館
9:00〜16:00
Closed
年末年始
Fee
・真田宝物資料館
入館料:200円

アクセス

  • From南海鉄道高野線 九度山駅
    徒歩(約10分)

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