大河内山荘
京都府の南部、京都市に位置する「大河内山荘」。昭和初期に活躍した映画俳優大河内傳次郎(でんじろう)氏の旧別荘地で、現在は日本庭園として知られています。 1931年大河内氏が34歳のとき、百人一首で有名な小倉山からの雄大な景色に魅了され、亡くなるまで30年あまりの歳月をかけて丹精こめて造りあげました。見どころは竹林や桜、楓が多く植栽された回遊式庭園で、京都の自然との調和は見事。特に秋の紅葉は絶景です。庭師・広瀬利兵衛氏とともに手がけた中門、大乗閣、持仏堂、滴水庵は、近年国登録有形文化財になりました。山頂の展望台からは嵐山や保津川の清流、京都市の風景などを見下ろすことができ、天候によっては遠くに比叡山を眺めることも。散策を終えた後には、山荘にて抹茶と最中菓子のサービスもあります。 「大河内山荘」と刻印された最中は、お土産としても販売されています。大河内氏の俳優人生を紹介する「大河内傳次郎記念館」が隣接しており、彼の生涯とともに、昭和初期の日本映画の歴史も学べます。
基本情報
Address
〒616-8394 京都府京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町8
Phone
075-872-2233
Hours
9:00~17:00
Closed
無休
Fee
一般・高校・大学生 1,000円 小・中学生 500円
アクセス
-
FromJR・京福電車 嵐山駅
徒歩(約15分)