退蔵院の枝垂れ桜と枯山水

退蔵院

京都府南部、京都市に位置する「退蔵院」。臨済宗妙心寺派大本山・妙心寺の塔頭のひとつです。 1404年、無因宗因禅師を開山として建立されました。応仁の乱で妙心寺とともに焼失しましたが、1597年に亀年禅師によって再建されています。名前には、「人に知られないようによいおこないで布教していく」という意味がこめられています。副住職の松山大耕氏は、2011年にはヴァチカンで前ローマ教皇、2014年にはダライ・ラマ14世と世界のさまざまな宗教家・リーダーと交流。日本文化の発信が高く評価されています。 境内には室町時代の画家・狩野元信氏がてがけた史跡名勝・枯山水庭園「元信の庭」、そして四季折々の景色が美しい池泉回遊式庭園「余香苑(よこうえん)」などがあります。ひょうたん池の回りに紅枝垂れ桜や蓮を配置、四季を通して美しい風景を鑑賞できます。所蔵品としては、瓢箪で鯰を捕まえようとする様子を描いた水墨画「瓢鮎図(ひょうねんず)」の模本が知られています。修学旅行生向けの座禅指導・法話もおこなっています。

基本情報

Address
〒616-8035
京都府京都市右京区花園妙心寺町35
Phone
075-463-2855
Hours
9:00〜17:00
Closed
無休
Fee
高校生以上 600円
小・中学生 300円
小学生未満 無料(保護者同伴に限る)

アクセス

  • FromJR山陰線 花園駅
    徒歩(約7分)
  • FromJR 京都駅
    市バス/26番 御室仁和寺・山越行き
    →【妙心寺北門前】→ 徒歩(約5分)

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