六角堂(紫雲山頂法寺)
京都市中京区に位置する、特定の宗派や団体には属さない天台系の単立寺院。正式名称は「紫雲山頂法寺(しうんざんちょうほうじ)」ですが、地元では長年「六角堂」の通称で親しまれています。
聖徳太子が587年に創建したと伝えられる六角堂。創建以降は度重なる火災に見舞われつつも、人々の信仰の厚さからその都度再建されてきました。現在目にすることのできる建物は1877年に建てられたものです。
本尊である如意輪観音像のご利益は、延命・病気の治癒や出産にまつわることといわれています。また観音巡礼路「西国三十三所」の第十八番札所かつ「洛陽三十三所」の第一番札所でもあり、平安時代から現在まで多くの巡礼者が訪れています。
境内には六角形の屋根が特徴的な本堂をはじめ、六角堂の名物「へそ石」や縁結びのご利益があるといわれる「縁結びの柳」、聖徳太子を祀る「太子堂」など歴史あるスポットが多数。華道家元が代々住職を務めることから、敷地内には生け花の教室や資料館も併設しています。
(公開:2024/7/9 最終更新日:2024/7/9)
基本情報
Address
〒604-8134 京都府京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248
Phone
075-221-2686(池坊総務所) ※平日9:00〜17:00受付
Hours
拝観 6:00~17:00 いけばな資料館 9:00~16:00
アクセス
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From京都市営地下鉄 烏丸御池駅
徒歩約3分(5番出口より)
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From阪急京都線 烏丸駅
徒歩約5分(21番出口より)
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