恐山温泉
青森県下北半島の恐山菩提寺境内にある温泉。活火山である恐山では温泉の湧出が見られ、参道の左側には恐山温泉の湯小屋が点在しています。
四つある湯小屋の温泉は全て白濁した硫黄泉で、参拝者は自由に入浴可能。神経痛やリウマチ、胃腸病に効果があるといわれています。もとは参拝の前に体を清める目的で利用されていたため、小屋内に洗い場はなく石けん類の使用も禁止です。
木造の湯小屋は男湯・女湯・男女入れ替え制・混浴に分かれており、それぞれ「冷抜(ひえ)の湯」「古滝(こたき)の湯」「薬師の湯」「花染(はなぞめ)の湯」と呼ばれています。源泉掛け流しの湯は強酸性で温度も高め。湯船には温泉成分が固体化した白い湯花が溜まっているのが見てとれます。
混浴の「花染の湯」のみ宿坊裏手にあるため境内から少し歩くことになります。境内に近い湯小屋の周囲には参拝客も多いため、静かに入浴したい場合は「花染の湯」がおすすめ。タオルは恐山の売店でも販売しています。
(公開日:2024/7/30 最終更新日:2024/7/30)
基本情報
Address
〒035-0021 青森県むつ市田名部宇曽利山
Phone
0175-22-3825(恐山寺務所)
Hours
6:00〜18:00
Closed
11月1日〜4月30日
Fee
500円(入山料)
アクセス
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FromJR青森駅
【青森駅】青い森鉄道(八戸行) →【野辺地】JR快速しもきた(大湊行) →【下北】徒歩約3分 →【下北駅前】下北交通/恐山線(恐山行) →【恐山】徒歩約3分
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FromJR大湊駅
【大湊駅】JR大湊線(野辺地行) →【下北】徒歩約3分 →【下北駅前】下北交通/恐山線(恐山行) →【恐山】徒歩約3分