大温室

新宿御苑にある、絶滅危惧種の保存・展示を行う環境配慮型の温室。1875年に建設された当時は現在よりも小さなガラス張りの温室でしたが、規模を拡大しながら、日本の温室栽培における先駆けとして国内の園芸文化の発展に貢献しました。

現在の大温室には、高温多湿の環境を好む熱帯低地植物や高温乾燥の環境を好むサバンナ・砂漠植物、中温中湿度の環境を好む熱帯山地植物等、生育環境が異なる植物が生息。岩肌に囲まれ滝が流れ落ちるジャングルのような温室内では、水上に浮かぶ大小さまざまな葉、食虫植物、頭上を覆う木々などを見ることができます。

昭和の頃から続く「新宿御苑洋らん展」は大温室の一大イベント。かつて新宿御苑で宮中を飾る洋らん栽培に注力していたこともあり、毎年11月には洋らん愛好家の作品約200鉢と、新宿御苑で栽培した洋らんの展示が行われます。イベント​​期間中は、洋らん愛好団体所属の相談員による洋らん栽培に関する相談会や、作品解説も実施されます。

(公開日:2024/7/31 最終更新日:2024/7/31)

基本情報

Address
〒160-0014
東京都新宿区内藤町11
Phone
03-3350-0151
Hours
9:30〜18:30
(最終入館18:00)
Closed
年末年始・月曜(祝日の場合は翌日)
※月曜開園:3/25〜4/24、11/1〜11/15
Fee
<新宿御苑>
大人:500円
65歳以上:250円(証明書必須)
学生(高校生以上):250円(学生証必須)
子ども(中学生以下):無料

アクセス

  • From東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅
    徒歩約5分(2番出口より)

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