定義如来西方寺
宮城県の中央部、仙台市にある「定義如来西方寺(じょうぎにょらいさいほうじ)」。山と川に囲まれた静かな場所にある寺院です。 創立は1706年。壇ノ浦の戦い後、源氏から逃れる平定能(たいらのさだよし)が阿弥陀如来の掛け軸を守るため、この寺院で身を隠したと言い伝えられています。その際に平定能が名前を「定義(さだよし)」と改めたことから、次第に定義如来と呼ばれるように。今も地元の人から「定義山(じょうぎさん)」と呼ばれ、親しまれています。 縁結びの聖地としても名高い西方寺。ほかにも、家内安全、子宝祈願、受験合格など、さまざまなご祈祷を受け付けています。夏にはホタル祭りが催されるなど、季節のイベントもお見逃しなく。 山門の近くにはお店が並びますが、なかでも「三角油揚げ」が有名。厚みがあるサクサクした油揚げに、にんにく七味と醤油をかけていただきます。お店によっては行列ができる日も。お土産も販売しているので、訪れた際には一度ご賞味あれ。
アクセス
-
FromJR仙山線 愛子駅
仙台市営バス / 定義方面 →【定義】バス停 → 徒歩(約6分)
-
FromJR仙山線 熊ヶ根駅
車(約17分)