国営ひたち海浜公園の歴史
国営ひたち海浜公園は7つのエリアで楽しめる!
国営ひたち海浜公園のイベント
アクセス
まとめ
周辺情報

茨城県のひたちなか市に、日本の国営公園「国営ひたち海浜公園」があります。開園面積は約200万㎡にも及ぶ広大な園内には各所に大規模な花畑があり、春夏秋冬で様々な花が咲き誇ります。5月にはネモフィラ、秋にはコキアなどが見頃を迎え、いつ訪れても美しい花畑を鑑賞できるのが魅力です。

今回は、東京からも比較的近い距離に位置し、豊かな自然に触れられる国営ひたち海浜公園の歴史や観光情報をご案内していきます。

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【国営ひたち海浜公園】かわいらしいコキアは10月が見頃!

茨城県 < ひたちなか

国営ひたち海浜公園のかわいらしい【コキア】は10月が見頃! 10月に見頃を迎える国営ひたち海浜公園の「コキア」。モフモフとした見た目がかわいらしいコキアは、秋に赤く紅葉します。みはらしの丘一面を真っ赤な絨毯のように染め上げる約30,000本のコキア。この絶景を目当てに、多くの観光客が押し寄せます。

公園・遊び場

国営ひたち海浜公園の歴史

昭和時代

国営ひたち海浜公園の土地は、もともと日本軍の水戸東飛行場として使用されていました。そして1945年に日本は敗戦。その1年後にはアメリカ軍に土地が接収され、空軍の爆撃場となりました。しかし周辺民家への影響は多大で、模擬爆弾や不発弾の落下など、住民の不満の声は高まるばかりでした。

そこで茨城県は、県を挙げて返還運動を起こし、土地の返還を求め続けました。十数年にも及ぶ返還運動の末、ついに1973年、この土地は日本政府に返還されました。その後、「この土地を平和の象徴として公園に整備したい」という強い思いにより、国営公園の建設が開始されました。

平成

1979年に国営公園の事業着手。そして1984年に建設が始まりました。もともと爆撃場だったため、不発弾が発掘されることも多々ある、とても危険な土地でした。そんな危険も乗り越え、事業開始から12年、1990年に公園が完成し、翌1991年に開園されました。開園されているエリアは年々広がり、今では公園の57%が公開されています。

国営ひたち海浜公園は7つのエリアで楽しめる!

国営ひたち海浜公園は7つのエリアに分けられており、それぞれに見どころが詰まっています。エリア間にはサイクリングコースが整備されているほか、シャトルバス「シーサイドトレイン」も運行されているため、自由に行き来することもできます。

みはらしエリア


国営ひたち海浜公園にあるみはらしエリアの真っ赤なコキア

国営ひたち海浜公園の北東に位置する「みはらしエリア」には、ひたちなか市で標高が一番高い丘の「みはらしの丘」があります。この丘の最大の見どころは、丘一面に広がる花々。春はネモフィラ、秋にはコスモスとコキアが一面を覆い、丘が水色や赤一色に染まります。フォトジェニックな絶景の写真撮影スポットとしても大人気のエリアです。丘の上からの眺めもよく、国営ひたち海浜公園の園内はもちろん、太平洋も一望できるスポットです。

また、東日本で最も古い民家の一つの古民家もあり、内部を見学することもできます。古民家のすぐ横にある「みはらしの里」は、「懐かしい農村の風景と暮らしが味わえるエリア」として、菜の花・ジニア・ソバなどが風景に合わせて栽培されています。

樹林エリア

国営ひたち海浜公園の北端に位置する「樹林エリア」は、ほとんどがアカマツやクロマツの樹林エリアです。一部は植物保護区として立ち入りが禁止されていますが、多種多様の生物が自生し、身近で観察することができます。

エリア内にある「沢田湧水地」は、自然に囲まれながら散策できるスポットです。この地一帯の地下には厚い砂の層があり、その下には水を通しにくい層が広がっています。そのため、雨が降ることで地中にしみ込んだ雨水が湧き出し、この湧水地が形成されました。近くには「沢田湧水ネイチャーハウス」もあり、遊水池の生態系をより知ることができます。

草原エリア

「草原エリア」は国営ひたち海浜公園の中心部に位置します。面積8haの芝生広場は、ボール遊びからイベントまで、様々な遊びができる多目的広場です。思いっきり走り回ったり、芝生に寝転んでリラックスしたり、思い思いに楽しむことができます。

広場の隣にある「大草原フラワーガーデン」は、季節によって異なる景観を楽しめる場所です。春から初夏にかけてはポピーやリナリア、秋にかけてはコスモスが花畑を彩ります。花畑のすぐ横にはサイクリングコースもあるので、美しい花々に囲まれながらのサイクリングもおすすめです。

砂浜エリア

海沿いに位置する「砂浜エリア」は、海浜植物を多く観察できるエリアです。「砂丘ガーデン」には、約60種類もの海浜植物のほか、ハーブや多肉植物などの園芸植物約130種類が整備されています。また、園芸のイベントが開催される「グリーン工房」や、月に一度(第3日曜日)の陶芸体験ができる「陶芸棟」などの施設もあります。

西口エリア


国営ひたち海浜公園の西口エリア

国営ひたち海浜公園の西口のすぐ近くにある「西口エリア」は、カラフルで楽しげな雰囲気のあるエリアです。「卵の森フラワーガーデン」には、143種25万本ものチューリップが植えられ、色とりどりのチューリップガーデンが広がります。チューリップの本場オランダのキューケンホフ公園にも劣らない風景です。

「巣の中で生まれ育つ卵が健やかに成長して巣立っていく森」をテーマに作られたのが「たまごの森」です。小学校低学年以下を対象にした松林には、9つのカラフルな卵が置かれています。その卵で子供達が遊べるエリアです。

「歴史ギャラリー」では、国営ひたち海浜公園の歴史を学ぶことができます。この公園ができるまでの歴史や、公園の建設中に実際に発掘された不発弾などが展示されています。

南口エリア

国営ひたち海浜公園南口の赤のゲートのすぐ近くに位置する「南口エリア」。人気スポットの一つ「泉の広場フラワーガーデン」には、夏の風物詩、ひまわりが一面に広がります。夏の雰囲気を味わうにはぴったりのスポットです。すぐ近くには、メタセコイアの並木道があり、秋の紅葉の季節には真っ赤に染まった並木道を歩くことができます。

プレジャーガーデンエリア


国営ひたち海浜公園の観覧車

国営ひたち海浜公園の南西に位置する「プレジャーガーデンエリア」は、アミューズメント施設が多いエリアです。遊園地のようなアトラクションや長さ400mもの滑り台、専用自転車で形状の異なるコースを走るスポーツのBMXコース、夏の季節には子供連れで賑わう水遊び広場など、アクティブな体験ができます。アミューズメント施設のほかに、2014年に完成したばかりの、3つのテーマを持つローズガーデン「常陸ローズガーデン」もあります。

国営ひたち海浜公園のイベント

3月〜4月『スイセンファンタジー』


国営ひたち海浜公園のスイセンファンタジー

国営ひたち海浜公園西口エリアの松林の下に広がる約10,000㎡のエリアに、絨毯のように敷き詰められたスイセンが広がる「スイセンファンタジー」。例年3月下旬から4月中旬に見頃を迎えます。約600品種100万本のスイセンが幻想的な空間を創り出します。

4月『チューリップワールド』


国営ひたち海浜公園のチューリップワールド

卵の森フラワーガーデンでは、例年4月中旬〜4月下旬に「チューリップワールド」が開催されます。見頃の期間がとても短いチューリップですが、約140種25万本ものカラフルなチューリップは必見です。

4月〜5月『ネモフィラハーモニー』


国営ひたち海浜公園のネモフィラハーモニー

みはらしの丘の35,000㎡に約450万本のネモフィラが広がります。見頃は例年4月下旬〜5月中旬。ライトブルーが可愛らしい国内最大級のネモフィラガーデンが広がります。

Summer『Rock in Japan Festival』

日本最大級のロックフェス「Rock in Japan Festival」が、毎年国営ひたち海浜公園で開催されます。2000年から始まったこのフェスは、B’zやMr.Childrenなどの日本のトップアーティストも数多く参加し、夏の風物詩とも言えるイベントです。

7月〜8月『サマーフェア』


国営ひたち海浜公園みはらしの丘の緑色のコキア

7月中旬〜8月下旬にかけて、「サマーフェア」が開催されます。夏らしいイベントが多く開催され、夏限定で水遊び広場も開放されます。みはらしの丘のコキアは、一面緑色に色づき、秋の赤色とは違った雰囲気を味わえます。

9月〜10月『コキアカーニバル』


秋にはコキアとコスモスが花を咲かせる

みはらしの丘のコキアが真っ赤に紅葉します。例年9月下旬〜10月中旬に見頃を迎えるコキアは、夏の緑色から一変し、真っ赤に染まったコキアは圧巻です。

【国営ひたち海浜公園】
料金:
15歳以上 450円
65歳以上 210円
中学生以下 無料

※季節料金あり。詳細な情報は国営ひたち海浜公園HPでご確認ください。

休園日:
毎週火曜日(火曜日が祝日にあたる場合は直後の平日)
※2020年2月より、休園日が火曜日になりました。
年末年始

国営ひたち海浜公園へのアクセス

最寄駅:海浜公園西口 または 海浜公園南口(バス停)

東京駅からのアクセス

【東京駅】- JR上野東京ライン特急 / 水戸方面
→ 【勝田駅】- 路線バス・茨城交通 / 中央研修所行き
→ 【海浜公園西口バス停】 → 徒歩(約5分)

水戸駅からのアクセス

【水戸駅】- JR常磐線 / いわき方面
→ 【勝田駅】- 路線バス・茨城交通 / 中央研修所行き
→ 【海浜公園西口バス停】 → 徒歩(約5分)

茨城空港からのアクセス

【茨城空港駅】- 空港バス・茨城交通 / 常陸太田行き
→ 【勝田駅】- 路線バス・茨城交通 / 中央研修所行き
→ 【海浜公園西口バス停】 → 徒歩(約5分)

車でのアクセス

最寄りIC:北関東自動車道~常陸那珂有料道路 ひたち海浜公園ICすぐ
国営ひたち海浜公園の駐車場:西駐車場 南駐車場 海浜口駐車場

国営ひたち海浜公園を埋め尽くす花々

今回は、国営ひたち海浜公園を紹介してきました。国営ひたち海浜公園は、春はネモフィラ、スイセン、チューリップ、夏はポピー、バラ、ジニア、ヒマワリ、秋にはコキア、コスモス、冬はアイスチューリップという、公園を埋め尽くすさまざまな花たちを四季を通じて楽しむことができます。そんな魅力いっぱいの国営ひたち海浜公園で、美しい花々の絶景をお楽しみください。

国営ひたち海浜公園の周辺情報