春の訪れを知らせる花「ネモフィラ」。大地がブルーの絨毯で埋め尽くされ、その美しい光景に思わずうっとりしてしまいます。
春の風物詩・ネモフィラの絨毯を大阪で見られるお祭りが「ネモフィラ祭り」。大阪にある「大阪まいしまシーサイドパーク」で毎年行われています。
2024年のネモフィラ祭りは4月6日(土)〜5月6日(月・祝)の1ヶ月間で開催。この記事では、大阪まいしまシーサイドパークのネモフィラ祭りの見どころについてご紹介します。
ネモフィラ祭りはどんなイベント?
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一面に咲くネモフィラの花(写真提供 Instagram: nico__0205様)
大阪市・大阪湾に位置する「大阪まいしまシーサイドパーク」で2019年から毎年開催されている「ネモフィラ祭り」。約3万㎡の敷地内に100万株のネモフィラが咲き乱れ、イベント開催期間は中はフォトコンテストが開催されたり、限定フードやオリジナルグッズの販売があります。
「大阪舞洲シーサイドパーク」は名前の通り、大阪湾に面した場所にあります。空・海・ネモフィラの3つの青が作り出す絶景は、SNSを中心に話題を呼んでいます。
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青い空と青いネモフィラが作る春の絶景(写真:大阪まいしまシーサイドパーク)
大阪まいしまシーサイドパークは、2018年まで「大阪舞洲ゆり園」という名前でした。ユリの花が綺麗な公園だったのですが、2018年の台風21号の暴風と高波による塩害で甚大な被害を受け、別の花を植えざるを得ない事態に。そこで、ネモフィラを植えることになりました。ネモフィラ祭りは、復興の象徴ともいえるイベントなのです。
ネモフィラ祭りの見どころ&注目ポイントは?
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ネモフィラが咲く1ヶ月限定で開催する、「大阪まいしまシーサイドパーク・ネモフィラ祭り」。どんな見どころがあるのか、詳しくご紹介していきます。
① 桜コラボゾーン・チューリップコラボゾーン
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桜コラボゾーン(写真:大阪まいしまシーサイドパーク)
チケット売り場のある入り口から入って、最初に通るのが「桜コラボゾーン」。ネモフィラと同時期に開花時期を迎える桜の木が植わるエリアで、ネモフィラの青と桜のピンクの組み合わせがとっても可愛らしいエリアです。ネモフィラの青一色も美しいですが、違う色が入ってきても綺麗ですよね。
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チューリップコラボゾーン(写真:大阪まいしまシーサイドパーク)
またネモフィラ畑をぐるりと巡って、出口付近にあるのが「チューリップコラボゾーン」。こちらも開花時期が同じ、ネモフィラとチューリップの花を一緒に見ることができます。
② ネモフィラ祭り限定グルメ
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空・海・花のネモフィラブルーソフト「ブルーアイ」(写真提供 Instagram: a5129yp様)
“ここでしか食べられない”限定グルメが大阪まいしまシーサイドパークにはたくさんあります。淡いブルーが綺麗なソフトクリーム「ブルーアイ」は一番の人気商品です。
見た目がかわいいのはもちろんですが、爽やかで優しい甘さが人気の秘密。ネモフィラ畑をバックにこのかわいいソフトクリームを写真に撮る人も多くいます。
そのほかにも青いレモネードやブルーパフェなど、ネモフィラを彷彿とさせる鮮やかな青いスイーツをぜひお試しあれ。また、キッチンカーではケバブやハンバーガー、たこ焼きなども販売しています。
③ 公式キャラクター「ネモにゃん」
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ネモフィラ祭り公式キャラクターのネモにゃん(写真提供 Instagram: chitsupu8様)
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ネモフィラの花の中に隠れる「ネモにゃん」(写真:大阪まいしまシーサイドパーク)
大阪まいしまシーサイドパークのネモフィラ祭り公式キャラクター「ネモにゃん」をご存知ですか?青い花びらが特徴的な可愛らしいキャラクターですが、実はネモにゃんの特技はお花畑でかくれんぼ。ネモフィラ畑の中に隠れているネモにゃんをぜひ探してみてください。
④ ネモフィラ畑×サンセット
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夕日の光に包まれたネモフィラ畑(写真:大阪まいしまシーサイドパーク)
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夕日に照らされたネモフィラは、昼間とは違った魅力があります(写真:大阪まいしまシーサイドパーク)
ネモフィラ畑と海に沈む夕日のコラボレーションは絶対に見てほしい景色の一つ。昼間の鮮やかなお花畑から一変し、夕焼けに包み込まれた園内に幻想的な世界が広がります。
海に隣接している大阪まいしまシーサイドパークだからこそ見られる絶景を、ぜひ目に焼き付けてください。
「ネモフィラ祭り2024」開催概要とアクセス
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春の風物詩・ネモフィラ祭り
開催概要
●名称:大阪まいしまシーサイドパーク ネモフィラ祭り2024
●期間:2024年4月6日(土)〜5月6日(月・祝)
●時間:
【平日】10:00〜17:00(最終入園16:30)
【土日祝】9:00〜18:30(最終入園18:00)
●入園料:
【大人(高校生以上)】1,500円
【子ども(小・中学生)】500円
●場所:大阪まいしまシーサイドパーク(大阪府大阪市此花区北港緑地2丁目)
●公式サイト:大阪まいしまシーサイドパーク ネモフィラ祭り
アクセス
①「桜島」駅からバスで
JRゆめ咲線「桜島」駅から、北港観光バス・舞洲アクティブバスに乗車し約15分。「ホテル・ロッジ舞洲前」バス停下車。
②「コスモスクエア」駅からバスで
大阪メトロ中央線・大阪メトロニュートラム「コスモスクエア駅」から、北港観光バス・コスモドリームラインに乗車し約20分。「ホテル・ロッジ舞洲前」バス停下車。
③「西九条」駅からバスで
JR大阪環状線・阪神なんば線「西九条」駅から、大阪シティバス81系統・「舞洲スポーツアイランド」行きに乗車し約35分。「舞洲スポーツアイランド」バス停下車。
④車で
阪神高速5号湾岸線・「湾岸舞洲」ICから約5分。
【駐車場】あり(1800台)※駐車料は普通車1台1,000円
年に1度のネモフィラ祭りへ!
今回は大阪まいしまシーサイドパークの「ネモフィラ祭り」についてご紹介してきました。あたり一面がブルーに染まるネモフィラの絶景、一度は見に行ってみたいですよね。ネモフィラ祭りではネモフィラの花を愛でるだけでなく、イベントやグルメなど、楽しみが盛りだくさん。家族や友人、恋人、おひとり様でも、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
写真(特記ないもの):PIXTA