聖徳記念絵画館
聖徳記念絵画館
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東京都東部、新宿区に位置する「聖徳記念絵画館」。明治天皇の生涯を描いた絵画を所蔵する美術館です。 1926年竣工で、外壁は岡山県万成産花崗石を、中央大広間は岐阜県美濃赤坂産大理石を用いて造られた、まさに石の建築物。重厚な造りからは、当時の建築技術のめざましい発展がうかがえます。 館内では1852年の生誕から1912年の崩御にいたるまでの明治天皇の生涯を描いた、当時の一流画家76名による80枚の大壁画(縦3m横2.5~2.7m)を鑑賞できます。中央大広間を境に、右側の絵画室にはご生誕からの前半生を描く日本画が40枚、左側には後半生を描く洋画が40枚収められています。徳川幕府が政権を朝廷に返上した「大政奉還」や、現在も天皇即位に際しておこなわれる「大嘗祭」のなど歴史の局面を描いており、作品を見終えたころには明治の歴史が深く理解できます。天皇制を確立させた明治天皇の足跡を辿る壁画は、歴史的資料として貴重な価値があります。
基本情報
Address
〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町1番1号
Phone
03-3401-5179
Hours
9:00~17:00 (最終入場:終了30分前) 年末年始(12月30日~1月2日) 10:00~17:00 (最終入場:終了30分前)
Closed
無休
Fee
500円(施設維持協力金)
アクセス
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FromJR 信濃町駅
徒歩(約5分)
-
From都営大江戸線 国立競技場駅
徒歩(約5分)