秋の仙洞御所

仙洞御所

京都府の南部、京都市に位置する「仙洞御所」。退位した天皇(上皇)のための御所です。 当時天皇であった後水尾天皇の譲位にそなえ、1630年徳川幕府が二条城にあった御幸御殿を移築して建造しました。しかし1854年の火災で主要な建物が焼失。庭師の小堀遠州氏が手がけたといわれる茶室以外の建物はなく、庭園だけとなっています。大宮御所と仙洞御所を合わせた邸宅を「大宮御所」とよび、皇族の京都府での滞在施設として使用されています。現在は宮内庁の管理となり、事前予約をすると参観が可能です。 仙洞御所は2つの大きな池・北池と南池と茶室を配した池泉回遊式庭園。2つの池をつなぐ「もみじ橋」では春には桜が、秋には美しい紅葉が見られます。建物としては北池そばの茶室「又新亭(ゆうしんてい)」、南池そばの茶屋「醒花亭(せいかてい)」があります。大きさがそろった一升石とよばれる石が10万個以上敷き詰められた、南池州浜の景観は見どころのひとつです。

基本情報

Address
〒602-0096
京都府京都市上京区京都御苑3
Phone
075-211-1215(宮内庁京都事務所参観係)
Hours
申込制
13:30、14:30、15:30より各1時間
Closed
月曜(祝日の場合は翌日)
年末年始(12/28~1/4)
行事等が行われる日
Fee
無料

アクセス

  • From地下鉄烏丸線 丸太町駅
    徒歩(約15分)

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