東京スカイツリーの歴史
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2012年、東京の新たなランドマークとして誕生した「東京スカイツリー」。電波塔としては世界一の高さ、634mを誇ります。東京スカイツリーを中心に広がる「東京スカイツリータウン」には、商業施設やプラネタリウム、水族館などもあり、老若男女・国内外の観光客から大人気です。

日本の職人文化や下町情緒と最新技術が融合したこの場所には、新たな発見が溢れているはず。

今回は、日本の新たなシンボルとして進化し続ける東京スカイツリーの歴史や見どころ、観光情報をご紹介します。

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夜景・イルミネーション

東京スカイツリーの歴史

1958年の完成以降、日本のテレビ・ラジオ放送を支えてきた東京タワー。高度経済成長期の日本の象徴として長年愛されてきました。しかし周辺に高層ビルが建ち並び、電波が届きにくくなる問題が発生。また、地上デジタル化やワンセグといった機能の効率化も考え、東京タワーに代わる600m級の電波塔建築計画が2000年頃スタートします。

そして2003年、NHK・日本テレビ・テレビ朝日・TBS・フジテレビ・テレビ東京ら合同の「在京6社新タワー推進プロジェクト」が発足。新タワーは、電波塔としての役割はもちろん、地域活性化を図る観光業の起爆剤としても期待されました。

東京スカイツリーと浅草の街

東京スカイツリーと浅草の街

建設予定地としては墨田区の他に、さいたま新都心・練馬区・池袋などが挙げられていました。その中で、建設地は十分に確保できているのか、関東全域に安定して電波を届けられるのか、観光業におけるメリット等が考慮され、2006年3月「墨田・台東エリア」に決定します。

墨田区押上は、都内の主要都市からアクセスが良いこと、年間3000万もの観光客が訪れる浅草寺の他に両国国技館や隅田川、かっぱ橋商店街といった観光地に恵まれていることが大きな決め手となりました。

2008年の着工後、およそ4年の建設期間経て、2012年5月22日東京スカイツリーをランドマークとした「東京スカイツリータウン」が完成しました。

さらに2020年9月、東京スカイツリーと浅草を結ぶ新たな観光スポットとして、「東京ミズマチ」がオープンしました。交通の都合上、これまで同時に観光することが難しかった東京スカイツリーと浅草。しかし、東京ミズマチができたことにより、一緒に楽しむことができるようになりました。これにより、さらにホットな観光地として注目が集まっているんです。

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商業施設

「東京スカイツリー」という名前

今ではすっかりお馴染みとなった「スカイツリー」という愛称。皆さんはこの名前がどのようにして決まったかご存知ですか?
2007年秋、新タワーの名前を決める公募がされました。全国各地から1万8,606件もの応募が集まり、その中から新タワー運営委員会によって、東京EDOタワー・ライジングタワー・みらいタワー・ゆめみやぐら・ライジングイーストタワー、そして東京スカイツリーの6つに絞られました。

その後、2008年にインターネットで一般投票が行われ、11万419もの投票の結果「東京スカイツリー」に決定したのです。

東京スカイツリーの見どころ

東京スカイツリーの観光で訪れたいおすすめスポットをご紹介します。

東京スカイツリータウン

東京スカイツリータウン

東京スカイツリータウン

東京スカイツリー・東京ソラマチ・水族館・プラネタリウム、これら全てを含むエリアを「東京スカイツリータウン」と呼びます。「Rising East」をコンセプトに掲げ、江戸時代より続いてきた職人の精神と下町情緒を受け継ぎ、新たな文化や出会いを作り出す未来のコミュニティを目指して作られました。地元の人や外国人、お年寄りから子どもまで、誰にでも優しい街作りを通して東京の東地区活性化に貢献しています。

そして、その中核こそが世界一の観光タワーを目指す「東京スカイツリー」なのです。

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水族館・動物園・植物園

天望デッキ

東京スカイツリーの展望デッキ

東京スカイツリーの展望デッキ

東京スカイツリーには2つの展望台があります。その1つが地上340m付近に位置する「展望デッキ」です。このデッキは3フロアに分かれており、各フロアは専用のエレベーターで移動します。

「フロア340」の1番の見どころは、2m×3mの「ガラス床」です。眼下に望む景色はスリル満点。記念撮影にもピッタリです。また、「SKY TREE CAFE」もあり、オリジナルスイーツを食べながら景色を楽しむこともできます。

一つ上の「フロア345」にある「Sky Restaurant 634」は、下町の心を大切にした日本料理のお店です。目の前に広がる絶景と共に、贅沢なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

天望デッキの最上部、地上350mの「フロア350」には江戸時代の絵師 鍬形恵斎によって書かれた「江戸一目図屏風」が飾られています。東京スカイツリーから望む東京の街並みと江戸の風景を照らし合わせてみてください。

また、フロア内4ヶ所に設置されている「東京時空ナビ」を使えば、タッチパネル式の大型モニターを通して、より詳しい街並みの案内を見ることができます。フロア340と同様に、カフェと撮影スポットも設置されています。

天望回廊へのチケットは、フロア350にあるチケットカウンターでのみ購入可能です。

天望回廊

東京スカイツリーの最上部「天望回廊」は、「フロア450」と「フロア445」に分かれています。最高到達点451.2mを誇る「ソラカラポイント」から圧巻の景色が望めます。この2フロアはガラス張りの回廊で繋がっており、自らの足で登りながら、その景色を楽しむことができます。

また、この回廊はスロープ状になっているので、足腰に負担がかからないのも嬉しいポイントです。その他にも、光とガラスによる演出空間や文字が映し出される窓ガラスなど、来場者を楽しませる様々な工夫が施されています。

東京スカイツリーからの絶景を歩きながら楽しめる天望回廊

東京スカイツリーからの絶景を歩きながら楽しめる天望回廊

ソラマチ商店街

East Yard 1階にある全長120mの「ソラマチ商店街」には、食品やカフェ、雑貨を扱うお店が並んでいます。江戸切子を使った照明など、和の雰囲気を存分に感じられるデザインが施されており、国内外の観光客から人気のエリアです。お土産探しは是非ここで。

すみだ水族館

東京スカイツリーには水族館があるのをご存知でしょうか。東京諸島の海をテーマとした「すみだ水族館」はソラマチ5F・6Fにあり、色鮮やかな魚だけでなく、クラゲやペンギン、オットセイなど幅広い種類の海の生物を展示しています。料金は、大人2050円・高校生1500円・小中学生1000円・3歳以上600円です。

東京スカイツリーすみだ水族館の人気者のマゼランペンギン

東京スカイツリーすみだ水族館の人気者、マゼランペンギン

ジャパンエクスペリエンスゾーン

East Yard 5Fに広がる「ジャパンエクスペリエンスゾーン」では、日本の文化や歴史、最新技術を紹介しています。VR体験ができる「コニカミノルタ VirtuaLink in 東京スカイツリータウン」、ボールプールやお祭り広場などがある「東京こども区 こどもの湯」などが展開されており、お子様連れには特にオススメのエリアです。

世界のビール博物館

「世界のビール博物館」はドイツ・ベルギー・チェコなどを中心に、200種類以上のビールを楽しめるお酒好きにはたまらないスポットです。また、ビールと一緒に世界各国のグルメが楽しめるのも魅力の一つ。晴れた日に、テラス席から東京スカイツリーを見上げて飲むビールは格別です。

コニカミノルタプラネタリウム“天空”in東京スカイツリータウン

東京ソラマチ人気の理由の一つがこのプラネタリウムです。人気漫画「進撃の巨人」やハワイを題材としたものなど、様々なテーマのプログラムが上映されています。プラネタリウムのスクリーンを存分に活かし、一般的なプラネタリウムとは一味も二味も違った体験をすることができます。プログラムは随時更新されるので、内容に関しては是非HPをご覧ください。

郵政博物館

9F「郵政博物館」では、日本における郵便や通信の歴史を紹介しています。33万種にも及ぶ切手や郵便配達時に実際に使用されていた品々を見ることができます。また、郵便配達のシミュレーションゲームやオリジナルの絵葉書の作成など、体験型のアクテビティが充実しているのも魅力の一つ。入館料は大人300円からと、とてもリーズナブルです。

この他にも「フードマルシェ」や、絶景を望むレストラン、日本ならではのお土産を探せる「ジャパンスーベニア」など、東京ソラマチには1日では周りきれないほどの魅力が詰まっています。お子様連れにも、デートにもぴったりなスポットです。

東京スカイツリーの「色」

東京スカイツリーは、日本の伝統色である藍白をベースとした「スカイツリーホワイト」というオリジナルカラーが使われています。景観や周囲の建物との調和を優先するために白を基調としており、そこに薄い藍色を加えることで青空にも美しくとけ込むようになっています。下町の職人文化を取り入れた東京スカイツリーらしい取り組みと言えるでしょう。

また、夜間には「粋」「雅」「幟」という3つのライトアップが行われています。
心意気を表す「粋」は心柱を淡いブルーで光らせることでタワーの力強さを表現し、江戸の気風の良さと潔さを醸し出しています。

東京スカイツリーのライトアップ「粋」

東京スカイツリーのライトアップ「粋」

美意識の「雅」は、紫をベースとし、白く浮かび上がる鉄骨がまるで金箔のようです。

東京スカイツリーのライトアップ「雅」

東京スカイツリーのライトアップ「雅」

3つ目の「幟」は、橘色(オレンジ)を基調としており、開業5周年の際に新しく追加されました。垂直性を強調したライティングとなっていて、タワーの神々しさを感じられます。

東京スカイツリーのライトアップ「幟」

東京スカイツリーのライトアップ「幟」

現在は、この3つのライトアップが日替わりで行われています。点灯時間は主に19時00分~24時00分。展望台から望む夜景はもちろんですが、夜空に浮かぶ東京スカイツリーも幻想的です。また、クリスマスといった季節のイベントやスポーツイベント開催時などにはスペシャルライトアップも行われているので、是非チェックしてみてください。

東京スカイツリーVR

せっかく展望台に登ったのに、天気が悪くて何も見えない。そんな時は、雨や霧などの日限定のサービス「東京スカイツリーVR」を試してみてはいかがでしょう。視界不良時、フロア350の4ヶ所に設置される専用のヘッドマウントディスプレイで、快晴時の360°の絶景や展望台窓ガラス清掃時の映像などを楽しむことができます。是非ご利用ください。

東京スカイツリーのイベント

東京スカイツリーで開催されるイベントをご紹介します。

夏『東京スカイツリー花火探訪』

都内各地で開催される夏の花火大会を、東京スカイツリーの展望台から見るイベントです。近くで開催される隅田川花火大会の際には、約900名限定の特別営業も行われます。

その他、東京スカイツリーから見える花火大会の情報などはすべてHPに掲載されています。花火を見下ろす体験ができるのは、東京スカイツリーならでは。きっと夏の思い出になるはずです。

冬『東京スカイツリーのお正月』

年末からお正月にかけて東京スカイツリーで開催されるお正月イベントです。墨田区にある木瀬部屋の力士との力くらべや書き初めワークショップ、獅子舞など、様々なプログラムが行われます。また、大晦日には年越し限定のライトアップもされ、いつもと違う東京スカイツリーを見ることができます。

東京スカイツリーのチケットの購入について

東京スカイツリーの展望台に登るには、チケットが必要です。展望デッキ・展望回廊、それぞれのチケットを買う必要があるので、ご注意ください。当日券とインターネットでの販売がありますので、それぞれご紹介します。

[当日券]
•天望デッキ
天望デッキへの当日券は、4Fチッケトカウンターで購入できます。
料金は大人2060円、中高生1540円、小学生930円、4-5歳620円です。

•天望回廊
天望回廊への当日券は、天望デッキのチケットカウンターにて購入可能です。4Fチケットカウンターでは購入できませんので、お気をつけください。
料金は大人1030円、中高生820円、小学生510円、4-5歳310円です。

*現金、クレジットカードともに利用可能
*販売時間は8:00~21:00
*当日券のセット販売は行っていないため、天望デッキへのチケットは4Fチケット
カウンターで、天望回廊へのチケットは天望デッキチケットカウンターにて購入してください

[インターネットでの購入]
訪問予定日の2日前から2ヶ月前までのチケットを、日時指定で購入できます。また、指定日に訪問できなかった場合でも、29日以内であればいつでも振替可能です。ネット予約の場合、時間によって値段が異なるのでお気をつけください。

•天望デッキ
8:00~9:30 
大人2100円、中高生1600円、小学生1000円、4-5歳700円
10:00~20:30
大人2600円、中高生2100円、小人1400円、4-5歳1000円

•セット券
天望デッキと天望回廊、両方に行けるお得なチケットです。
8:00~9:30 
大人3000円、中高生2300円、小学生1400円、4-5歳900円
10:00~20:30
大人3600円、中高生2900円、小人1900円、4-5歳1300円

入場の際、①チケット購入に使用したクレジットカード ②「購入確認メール」・「マイページの購入履歴画面」どちらかの印刷 もしくは スマートフォンなどの購入画面が必要となります。

*クレジットカードのみ利用可能
*特定日は値段が異なります
*障害者割引あり

当日の利用の流れ、チケット予約・キャンセル方法、特定日などの詳細はHPで確認できます。

日本一の展望台へ

地元に密着した街づくりを目指し、下町情緒と職人文化を受け継ぐ新たなランドマークとして完成した東京スカイツリー。根元から最頂部にかけて独特の形状をした東京スカイツリーには、「そり」や「むくり」といった日本の伝統建築の特徴が見られます。

また、五重塔にも使われている「心柱」を取り入れることで、高度な安全性を保っています。地上634mを誇るタワーから一望できる、巨大都市東京の景色は、きっと素敵な旅の思い出となるはずです。

東京スカイツリーと桜

東京スカイツリーと桜

東京スカイツリーへのアクセス

最寄駅:(東武スカイツリーラインとうきょうスカイツリー駅) / (半蔵門線 押上(スカイツリー前))

新宿駅からのアクセス

【新宿駅】 ーーー都営新宿線急行/本八幡行
→ 【馬喰横山駅】 ーーー 徒歩
→ 【東日本橋駅】 ーーー都営浅草線/印旛日本医大行
→ 【押上駅】 → 徒歩(約1分)

東京駅からのアクセス 

【東京駅】 ーーー 東京メトロ丸ノ内線・池袋行(約2分)*徒歩も可(約10分)
→ 【大手町駅】 ーーー東京メトロ半蔵門線/押上行(約15分)
→ 【押上駅】 → 徒歩(約1分)

成田空港からのアクセス

【空港第2ビル駅】 ーーー 京成本線特急/京成上野行(約60分)
→ 【青砥駅】 ーーー京成押上線/三崎口行(約10分)
→ 【押上駅】→ 徒歩(約1分)

羽田空港駅からのアクセス 

【羽田空港国内線ターミナル(京急)駅】 ーーー京急空港線エアポート急行/印旛日本医大行(約60分)
→ 【押上駅】 → 徒歩(約1分)

東京スカイツリーの周辺情報一覧

東京スカイツリーエリアだけでも東京スカイツリータウンや東京ソラマチなど一日では回りきれないほどたくさんの見どころがありますが、その周辺にも公園や博物館など見ておきたいスポットがたくさん。少し足を伸ばせば、東京屈指の観光名所、浅草にも行けてしまいます。ぜひ合わせて訪れてみてくだいね。

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言問橋付近の隅田公園から見た東京スカイツリー

【隅田公園】東京スカイツリーと桜の絶景スポット6選|お花見情報をお届け 隅田川の両岸に広がるお花見スポット「隅田公園」。春には桜と東京スカイツリーの織りなす絶景を楽しめます。隅田川を挟む千本の桜並木は、江戸時代から続く桜の名所。今回は隅田公園のおすすめ絶景スポットや見どころを紹介します。

公園・遊び場