日本の観光名所として海外からも人気の浅草。代表的なスポットの1つが浅草寺です。誕生から1,400年以上の歴史を持つ浅草寺ですが、実は毎日ライトアップが行われています。
ライトアップされた浅草寺は、撮影スポットやデートスポットとしてもおすすめ。昼間と比べて訪れる人が少ないので、ゆっくりと浅草寺を楽しめます。今回は、ライトアップされた浅草寺で訪れたいスポットを紹介します。
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浅草寺のライトアップについて
観光名所・浅草の中でも有名なスポット「浅草寺」。多くの観光客で賑わう日中とは異なり、夜になってライトアップされた浅草寺は静かで落ち着いた雰囲気を醸し出します。浅草寺のライトアップが行われるのは、日没後から23時ごろまで。期間を問わず、浅草寺は毎日ライトアップされています。
誕生から約1400年の歴史を持つ浅草寺ですが、浅草寺のライトアップが行われるようになったのは2003年と比較的最近。国際都市・浅草のイメージアップを目指し、江戸幕府誕生400年の記念事業としてライトアップが始まりました。発案したのは浅草寺周辺の商店主たち。「輝く21世紀の浅草」をスローガンに、浅草寺はライトアップされています。
ライトアップされた浅草寺のおすすめスポット
ライトアップされることで、幻想的な空間へと様変わりする浅草寺。ライトアップされる場所は1つではありません。夜の浅草寺を訪れた際に見逃せないスポットを紹介します。
雷門のライトアップ
ライトアップされた雷門
浅草寺の入り口にある「雷門」。日中は観光客が多いため撮影するのが難しいですが、夜になれば人が少なくなるので撮影にぴったりです。ライトアップされることで、浅草寺の雷門はさらに存在感を増します。中でも大提灯のライトアップは必見。ライトアップされることによってその大きさがより一層際立ちます。
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仲見世通りのライトアップ
仲見世通りでライトアップと浅草絵巻を楽しむ
雷門をくぐった先にある「浅草仲見世通り」。浅草寺と雷門をつなぎます。日中は食べ歩きやお土産にぴったりの商品が並び、多くの観光客で賑わいを見せる仲見世通りですが、夜になると全てのお店が閉まりシャッター通りに。ライトアップされるころには、昼間の喧騒が嘘のような静けさが漂います。
仲見世通りでのライトアップと一緒に注目したいのが、シャッターに描かれた「浅草絵巻」。シャッターが閉まる頃に姿を見せます。ライトアップされた仲見世通りは、日中に忙しなく歩いたのとは違った楽しみを可能に。思わず足を止めて、ライトアップされた浅草絵巻を1枚ずつ写真に収めたくなってしまいそうです。
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宝蔵門のライトアップ
宝蔵門はライトアップで色が引き立つ
仲見世通りを抜けた先に見える「宝蔵門(ほうぞうもん)」。浅草寺の山門で、かつては仁王門とも呼ばれていました。山門とは、寺院の正式な入り口を指します。日中は鮮やかな朱色が映える宝蔵門。ライトアップされることによってその色がさらに引き立ちます。
ライトアップされた宝蔵門と東京スカイツリー
ライトアップされた宝蔵門と一緒に見たいのが「東京スカイツリー」。浅草寺の近くにあるので、宝蔵門と一緒にライトアップした東京スカイツリーも見ることができます。歴史ある浅草寺の宝蔵門と新しい東京のシンボル・東京スカイツリーのコラボレーションは見ないと損。時の流れを感じられる光景をお見逃しなく。
五重塔のライトアップ
ライトアップされた五重塔が夜空に浮かび上がる
宝蔵門の前に立つと左手に見える浅草寺の「五重塔」。日本で有名な五重塔の1つです。江戸時代に焼失した際に徳川家光が再建。1911年に国宝に指定されています。1945年に戦火で再び焼失しましたが、1973年に再建され今の姿になりました。
ライトアップされた五重塔と東京スカイツリーを一緒に望む
浅草寺の五重塔の高さは約53m。周りの建物よりも高いため、ライトアップされると夜空にくっきりとその姿が浮かび上がります。ライトアップされた宝蔵門や東京スカイツリーなど、他の建造物と一緒に撮影や鑑賞ができるので忘れずにチェックしましょう。
観音堂(本堂)のライトアップ
ライトアップされた観音堂で願いを叶える
浅草寺の本堂である「観音堂」。宝蔵門をくぐった先にあります。浅草寺の本堂でいただけるご利益は「所願成就」。特定の御利益ではなく、あらゆる願いが叶うと言われています。ライトアップは23時ごろまでですが、ご参拝は24時間可能。浅草寺のライトアップを楽しむとともに、願い事を叶えに行ってみては。
仁王像のライトアップ
ライトアップされた浅草寺の阿形象
宝蔵門の両側に並び立つ「仁王像」。木曽檜(きそひのき)造りの金剛力士像です。木曽檜とは、長野県の木曽谷から岐阜県の木曽川上流地域の森林地帯で生産される天然のヒノキ。宝蔵門の前から見て左側に阿形(あぎょう)象、右側に吽形(うんぎょう)象が配置されています。
ライトアップにより迫力を増す吽形象
昼間の迫力もさることながら、夜になりライトアップされた浅草寺の仁王像はさらに大迫力。ライトアップされることで表情がくっきりと見え、力強さが際立ちます。お寺の出入り口の警備として門に設置された仁王像は、夜になっても浅草寺を守ってくれそうです。
浅草寺の基本情報
アクセス:東武スカイツリーライン/銀座線「浅草駅」から徒歩約5分
住所:〒111-0032 東京都台東区浅草2-3-1
電話番号:03-3842-0181
営業時間:御朱印・お守り授与 9:00〜17:00 開堂時間 6:00〜17:00
ライトアップ時間:日没後〜23:00
公式サイト:浅草寺
浅草寺周辺のおすすめスポット
東京の観光名所である浅草。浅草寺以外にも、見逃せない場所が数多く存在します。夜になってライトアップされた浅草寺を訪れる前に足を運びたいスポットを紹介します。
東京スカイツリー
浅草から望む東京スカイツリー
東京を代表する観光スポット「東京スカイツリー」。世界一の高さを誇る電波塔です。すみだ水族館や東京ソラマチ、プラネタリウムなど周辺にも数多くの施設があるので、楽しみ方は十人十色。浅草寺のライトアップが始まるまで、飽きることなく楽しめます。
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東京ミズマチ
浅草とスカイツリーを結ぶ東京ミズマチ
浅草と東京スカイツリーを結ぶ複合施設である「東京ミズマチ」。東京スカイツリーから浅草寺への移動をする際はもちろん、目的地としても訪れたいスポットです。
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浅草花やしき
日本最古の遊園地 浅草花やしき
日本最古の遊園地である「浅草花やしき」。昭和のレトロな雰囲気を楽しめます。歴史ある浅草寺と一緒に訪れて、浅草ならではの風情ある体験をしてみてはいかがでしょうか。
ライトアップされた浅草寺で静かなひと時を
今回は、浅草寺のライトアップについて紹介しました。誕生から長い歴史を持つ浅草寺。古き良き伝統的な姿だけでなく、ライトアップによる幻想的な姿も楽しむことができます。多くの人で賑わう昼間だけでなく人の少ない夜にも浅草寺を訪れ、静かなひと時を楽しんでみてください。