冬の北海道について
① スキー・スノーボード
② 犬ぞり
③ 流氷のアクティビティ
流氷砕氷船「おーろら」
流氷砕氷船「ガリンコ号Ⅱ」
④ 流氷ウォーク
まとめ

日本列島の最も北に位置する北海道。雄大な自然を満喫できる人気の観光地です。中でも冬は、雪と氷の世界が広がり、「北の大地」らしい見どころが満載。今回は、スキー・スノーボードを始め、犬ぞり、流氷砕氷船、流氷ウォークといった、冬の北海道ならではのアクティビティをご紹介します。

冬の北海道について


樹氷

北海道は、カナダなどと同じ冷帯(亜寒帯)に属しています。冷帯とは、最も暖かい月の平均気温が 10℃以上、最も寒い月の平均気温が-3℃以下の地域のこと。北半球の北極圏より南に広がっており、冬と夏の寒暖差が大きいのが特徴です。

北海道の冬は気温と湿度が低く、日中でも気温が氷点下の「真冬日」になることも。11月中旬から1月上旬には、北海道各地で「根雪(ねゆき)」と呼ばれる状態が続きます。根雪とは、雪が溶けずに降り積もることで、積雪状態が30日以上続く現象のこと。北海道の凍てつくような寒さを物語る現象ですね。

また、北海道とロシアの間に広がるオホーツク海を覆い尽くす流氷は冬の風物詩。日本では、北海道の限られた地域のみで観測することができます。

北海道で楽しめる冬のアクティビティ

北海道ならではの雪と流氷のアクティビティを4つご紹介します。

スキー・スノーボード


スキー

雪のアクティビティといえば、スキーやスノーボードを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

北海道では、スキーやスノーボードに最適な「パウダースノー」が降ることで知られ、国内外から多くの観光客が訪れます。

その雪質の高さは、アメリカのナショナル・ジオグラフィック・トラベラー誌が「Absolute Powder(究極のパウダースノー)」と絶賛したほど。

水分が少ないサラサラの雪の上を、颯爽と滑り降りてみてはいかがでしょうか。

犬ぞり


北米の犬ぞり

ソリを引いた数匹の犬が、真っ白な雪原を駆け抜ける「犬ぞり」。

約3万年前のモンゴルが発祥だと言われ、極寒の地で人や物を運ぶ移動手段として重要な役割を果たしてきました。

現在もシベリアやアラスカ、グリーンランドといった寒さが過酷な地域では、馬や車輪のついた乗り物が使用できないため、犬ぞりが人々の重要なライフラインとして活用されています。

他の多くの地域では、スノーモービルと呼ばれる小型雪上車の普及に伴い、交通手段としての役割は終えましたが、スポーツとしての人気は健在。

北米などで犬ぞりレースが開催され、世界中から集まった参加者がソリを引くスピードを競っています。


犬ぞりレース

日本では、主に北海道の富良野や十勝、道東エリアといった限られたエリアで犬ぞりを体験することができます。犬たちに大声で指示を出したり、ロープを操作したりしながら雪原を駆け抜けるのは迫力満点です。

流氷のアクティビティ


流氷

冬のオホーツク海の風物詩「流氷」。流氷とは、海に漂う氷のこと。厚さ40~50㎝ほどの流氷が、まるで雪野原のように広がります。

流氷ができるのは、オホーツク海北西部のシベリア沿岸。季節風によって南下し、北海道のオホーツク海沿岸に流れつきます。

北海道は世界で最も低い緯度で流氷を見ることができる場所として知られています。

オホーツク海の海面から50mまでの海水は比較的塩分濃度が低く、海水が凍る温度の−1.8℃に短時間で達するため、北極や南極以外で海が凍るというめずらしい現象が起こるのです。

北海道で流氷が観測されるのは、毎年1月下旬から3月末ごろまで。海一面が真っ白な氷で埋め尽くされます。

流氷砕氷船「おーろら」


網走流氷観光砕氷船おーろら

流氷を海の上から眺めたいなら、「おーろら」や「ガリンコ号Ⅱ」でのクルーズがオススメです。

「おーろら」は北海道北東部の網走港を発着する流氷観光砕氷船。

南極観測船と同じ構造を持ち、船の重さで氷の塊を砕きながら前進します。

1階のサイドデッキは、流氷の迫力を体感するには絶好の場所。ダイナミックな音を立てながら氷が砕かれる様子を間近に見ることができます。


おーろらからの眺め

流氷砕氷船「ガリンコ号Ⅱ」


流氷砕氷船ガリンコ号Ⅱ

「ガリンコ号Ⅱ」は、オホーツク海沿岸のほぼ中央部に位置する紋別港を起点に運行。

定員195名の船の最前部にはドリル状のスクリューが備わっており、流氷をガリガリと砕きながら網走沖の海を突き進みます。

昼間の運行がメインですが、2月の朝6時に出航するサンライズクルーズもおすすめ。真っ白な流氷原の向こうに朝日が昇る、感動的な光景が広がります。

流氷ウォーク


流氷ウォーク

実際に流氷に触れてみたい!というアクティブな方には、オホーツク海沿岸の網走市や斜里町で開催されている「流氷ウォーク」がぴったりです。

保温性に優れた専用のドライスーツを身につけ、ガイドとともに流氷原を探検します。

流氷の上を歩くだけでなく、寝転んだり、流氷とともにプカプカと海に浮かんだりといったレアな体験をすることができるこのツアー。

運が良ければ、アザラシやオオワシ、クリオネなどに出会えるかもしれませんよ。

さあ、冬の北海道を満喫しましょう!

いかがでしたか。北海道には、冬ならではの楽しみ方が沢山あります。しっかりと寒さ対策をして、冬景色を楽しみに出かけてみてくださいね。