七福弁当 鈴木商店
《お任せで詰めてもらえる老舗弁当店》
おにぎりゆこあふ
《全制覇目指したい多彩なおにぎり》
ジュンドッグのピジョン館
《スティック状の洋風おにぎりを常時販売》
福吉カフェ 旭橋本店
《老舗製餡処のあんこを和スイーツでいただく》
エチュード洋菓子店
《北海道産素材を使った究極のプリン》
菓子処まるきた
《明治から続く地元民お馴染みのお菓子》
おわりに

せっかく旭川を訪れたのだから、美味しいものをいろいろ食べたい! とはいえ「時間が足りない……」「今はお腹がいっぱいだから後で食べたい……」。そんなこともありますよね。

そこで利用したいのがテイクアウトです。この記事では地元で人気のお腹も心も満たされる弁当店や、お土産にもぴったりのスイーツを扱うお店など、旭川市民に人気のテイクアウトグルメのお店を6店を厳選してご紹介します。

※本記事に掲載の情報は2023年12月〜2024年1月次点のものです。諸事情により変更となる場合がありますので、お出かけの際は各公式サイト・SNS・電話等で最新情報をご確認ください

《旭川のグルメ記事》
【旭川のラーメン】地元ライター推薦!絶対に外せない人気店・有名店
【旭川でランチ】地元フードライター厳選!ランチがおすすめの名店
【旭川で地物料理&お酒】居酒屋・ビヤホール・ちゃんこ料理店など厳選6店
【旭川のレトロ喫茶店&人気のカフェ】観光の途中でひと息つける7店
グルメ天国・旭川の【ご当地名物グルメ&ソウルフード6選】地元ライター厳選

《旭川の観光記事》
【旭川】観光で行きたい場所14選 ラーメン・ガーデン・漫画&小説の舞台etc

七福弁当 鈴木商店

七福弁当のお弁当

のりメンチ、ザンギ、きんぴらごぼう、マカロニと卵のサラダ、煮物など、ボリューム満点かつほっとするお惣菜を詰めてもらえます(写真提供:かめ家さん)

お任せで詰めてもらえる老舗弁当店

「七福弁当 鈴木商店」は1962(昭和37)年から続く老舗のお弁当屋さんです。お店があるのは「平和通買物公園」の北の端にあたる7条7丁目で、歩く人の姿はまばらですが、「七福弁当 鈴木商店」の前にはいつも行列ができています。

店内のショーケースには、ザンギやマカロニサラダなど手作りのお惣菜が40種類以上も並んでいますが、どれもリーズナブル。一番人気のお惣菜は、特製のメンチを海苔で挟んで揚げた「のりメンチ」。食べたいお惣菜を指定して、ほかは予算に合わせておまかせでお弁当にしてもらうのが常連さんのスタイルです。

七福弁当 鈴木商店 店舗情報

●住所:北海道旭川市7条通7丁目 七福ビル1F
●電話:0166-22-3307
●時間:9:00~18:30
●定休:日曜・祝日・月曜不定休
●関連サイト:七福弁当 鈴木商店/食べログ

おにぎりゆこあふ

おにぎりゆこあふ

左:「しょうが焼き」「チーズかつお」のおにぎりと、おかずセット  右上:ポップな看板が目印 右下:お店を切り盛りする笑顔が素敵な二人(写真:筆者)

全制覇目指したい多彩なおにぎり

「おにぎりゆこあふ」は、作りたてのおにぎりをテイクアウトできるお店です。店舗は、JR旭川駅から約600mほど、3条通8丁目の緑橋ビル1号館にあります。

おにぎりの種類は40種類以上。コンビニやスーパーでは見ないような珍しい具材のおにぎりもたくさんあります。お店がオープンしてから13年、お客さんからの要望に応えているうちにどんどん種類が増えたとか。あまりの多さに何を注文しようか迷ってしまいます。

お店のおすすめは、「豚丼(とんどん)にぎり」「たらこバター」「めんたいバター」「わさびなっとう」「なすみそ」「のりバター」です。

おにぎりゆこあふ 店舗情報

●住所:北海道旭川市3条通8丁目緑橋ビル1号館
●電話:0166-26-7225
●時間:9:00~無くなり次第終了
●定休:不定休
●関連サイト:食べログ/おにぎりゆこあふ

ジュンドッグのピジョン館

ピジョン館のジュンドッグ

ピジョン館のジュンドッグ(写真提供:ピジョン館)

スティック状の洋風おにぎりを常時販売

「ジュンドッグ(JUN DOG)」は旭川のご当地ファストフードです。エビフライやチキンカツ、ソーセージといった揚げ物をごはんで包んだ細長い洋風おにぎりで、紙の包装ごと手に持ってかぶりつきます。

「ジュンドッグ」は、もともとは美瑛町の洋食店「じゅんぺい」が発祥ですが、旭川では東光にある「ピジョン館」で製造販売されています。また、旭山動物園やJR旭川駅、道の駅あさひかわなどの観光スポットやネット販売でも購入できます。消費期限は製造日から5日なので北海道旅行のお供にピッタリです。

ジュンドッグのピジョン館 店舗情報

●住所:北海道旭川市東光11条2丁目4-22
●電話:0166-33-0202
●時間:10:00~18:00
●定休:水曜
●公式サイト:ジュンドッグのピジョン館

福吉カフェ 旭橋本店

福吉カフェ

左:福吉らて。3層に分かれた見た目も美しい 右:トキワ焼き。モチーフは旭橋(写真提供:福吉カフェ)

老舗製餡処のあんこを和スイーツでいただく

「福吉カフェ 旭橋本店」は、北海道遺産「旭橋」の近くにある1925(大正14)年ごろに建てられた歴史的な建物(旧北島製粉所)をリノベーションしたカフェです。和の趣がある店内には、旭川家具が置かれ、旭川の歴史や文化を感じることができます。

「福吉カフェ 旭橋本店」の名物は、「旭橋」の形をした「トキワ焼き」。クロワッサン生地の中に入っている具材はつぶあん、クリーム、ハムマヨチーズなどから選べます。合わせて注文したいのが「福吉らて」。「福吉らて」は、つぶあんと牛乳、宇治抹茶を使った和スイーツ感覚のドリンクです。

福吉カフェ 旭橋本店 店舗情報

●住所:北海道旭川市常盤通2丁目1970-1
●電話:0166-85-6014
●時間:10:00〜18:00
●定休:無休
●公式サイト:福吉カフェ旭橋本店

エチュード洋菓子店

お昼ねプリン

卵のコクとなめらかさが自慢の「お昼ねプリン」(写真提供:エチュード洋菓子店)

北海道産素材を使った究極のプリン

「エチュード洋菓子店」は1984(昭和59)年の創業以来、40年近くも旭川市民に愛されている街のお菓子屋さん。「エチュード洋菓子店」の一番人気の商品は、北海道産の牛乳や卵など素材にとことんこだわった「お昼ねプリン」です。

「お昼ねプリン」は「プリンの殿堂2006」で、バイヤーが厳選したおよそ200種類ものプリンの中からの人気投票で第1位を獲得し、全国に広く知られるようになりました。

店内にはそのほか旭川産の米粉を使ったカステラやスフレなど、北海道産の素材を使ったスイーツがたくさん並んでいます。

エチュード洋菓子店 店舗情報

●住所:北海道旭川市旭町1条9丁目689-23
●電話:0166-54-7899
●時間:10:00~19:00
●定休:水曜・火曜不定休
●公式サイト:エチュード洋菓子店

菓子処まるきた

まるきた焼き

中華まんじゅう まるきた焼き。丸木舟の形をしています(写真提供:菓子処まるきた)

明治から続く地元民お馴染みのお菓子

「菓子処まるきた」の創業は1903(明治36)年。創業120年を迎えた旭川を代表する老舗菓子店です。一番人気は中華まんじゅうの「まるきた焼き」。中華まんじゅうとは、三日月の形をしたどらやきのようなお菓子で、昔は化粧箱に詰められて冠婚葬祭の引き出物として使われた高級和菓子でした。

今ではお土産やおやつとして人気の「まるきた焼き」は、1枚1枚丁寧に手焼きされた生地にやさしい甘さのこしあんがぎっちりと包まれています。「まるきた焼き」の半分ぐらいのサイズのかわいい中華まんじゅう「まご焼き」もおすすめです。

菓子処まるきた 店舗情報

●住所:北海道旭川市旭町1条4丁目841-12 ヴィヴィ1階
●電話:0166-51-0780
●時間:9:30~18:00
●定休:日曜・月曜
●公式サイト:あさひかわ菓子処まるきた

おわりに

今回は旭川でおすすめのテイクアウトグルメをご紹介しました。

ドライブ途中の車の中や宿泊先のホテルの部屋で、また自宅に帰ってからとテイクアウトした旭川のグルメを楽しんではいかがでしょうか。



Text:都良(TORA)

フリーライター。北海道出身&在住。北海道観光マスター(北海道商工会議所連合会認定)、食生活アドバイザー(FLAネットワーク協会認定)、自然体験活動指導者NEALリーダー(自然体験活動指導者認定委員会認定)、日本酒ナビゲーターの肩書きを持つ。観光、グルメ、アウトドア、就職・転職、農業を得意ジャンルとし、「Yahoo!ニュース」「キャンプクエスト」「北海道Likers」などのweb媒体を中心に年間約500本を執筆。趣味はキャンプ、食べ歩き、呑み歩き。


Edit:Erika Nagumo