祇王寺の苔庭

祇王寺

京都府南部、京都市に位置する「祇王寺」。平家物語の舞台として有名な尼寺です。 祇王寺の前身・往生院は法然上人の弟子、良鎮氏が創建したといわれています。荒廃した後は尼寺として残り、尼僧の祇王が住んでいたことから祇王寺とよばれるようになりました。祇王氏は「平家物語」の作中にも登場しており、悲恋の尼寺としても有名です。平清盛氏の寵愛を受けていましたが、のちに清盛の心変わりにより都を追われることに。その後、母と妹とともに出家した地として知られています。初夏から夏にかけての見どころは茅葺き屋根の草庵の前に広がる苔庭で、約30種類が生育しています。晴れている日にはフワフワと柔らかい苔ですが、雨の日にはしっとりと水を含んでみずみずしい印象に。天候によって違う表情を見せてくれます。そして秋には、苔が散って紅葉の絨毯へと模様替えをします。御朱印は通常のものと季節朱印の2種類。季節朱印は春夏秋冬それぞれの季節感あふれるデザインです。

基本情報

Address
〒616-8435
京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
Phone
075-861-3574
Hours
9:00〜17:00
(最終入場:終了30分前)
Closed
元旦
Fee
大人300円
小人(小中高)100円

アクセス

  • FromJR嵯峨野線 嵯峨嵐山駅
    徒歩(約20分)
  • From京福電鉄 嵐山駅
    徒歩(約20分)

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