金閣寺(鹿苑寺)
京都市北西部に位置する「金閣寺」。世界遺産にも登録された京都を代表する名所です。 正式名称は鹿苑寺(ろくおんじ)といい、臨済宗相国寺派の塔頭寺院として1394年に将軍足利義満により建立されました。華やかな北山文化を象徴するかのような、金箔に包まれた豪華絢爛な舎利殿は「金閣」と呼ばれ、金閣寺の名前の由来になったといわれています。しかし、三島由紀夫の小説でも描かれているように、室町時代に建立された元の金閣は1950年に放火により焼失。1955年に再建され、現在の姿となりました。金閣の構造は、一階の寝殿造、二階の武家様式、三階の禅宗様式からなり、順に貴族、武家、仏の様式を取り入れています。 境内には仏教の世界観を表現した庭園があり、金閣の輝きを鏡のように映す鏡湖池をはじめとし、豊かな自然と歴史的建造物が調和する光景を楽しめます。庭園の他にも夕佳亭や参拝門などから金閣の眺めを楽しむことができるため、撮影しながらゆっくり拝観するには1時間以上の時間を取るのがおすすめ。また境内の茶所では、お座敷で金箔入りの菓子と抹茶を味わえます。
基本情報
Address
〒603-8361 京都府京都市北区金閣寺町1
Hours
【拝観時間】 9:00〜17:00
アクセス
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FromJR西日本 京都駅
京都市営バス / 金閣寺方面 →【金閣寺道バス停】→ 徒歩(約3分)