仙台・青葉まつりについて
仙台・青葉まつりとは?
仙台・青葉まつりの歴史
仙台・青葉まつりの見どころ
新緑のケヤキ並木で華々しく舞う「仙台すずめ踊り」
仙台・青葉まつりを象徴する仙台山鉾巡行
「杜の市」で宮城・仙台の「食」を堪能!
市民広場「伊達の風ステージ」で演舞を満喫!
江戸時代にタイムスリップできる「伊達縁」
地元民が教える!仙台・青葉まつりのツウな楽しみ方
2023年の開催概要・アクセス
まとめ

宮城県仙台市内のケヤキ並木が美しい新緑に包まれる毎年5月の第三土曜日・日曜日に開催される「仙台・青葉まつり」。毎年10,000人を超える市民が参加し、観光客の数も100万人に達する勢いのこのお祭りは、8月の「仙台七夕まつり」、1月の「大崎八幡神社の松焚祭」と並ぶ「仙台三大まつり」の一つに数えられています。

2023年度は第39回仙台青葉まつりの開催が決定。日程は5月20日(土)と21日(日)です。

今回はそんな仙台・青葉まつりの歴史と、地元民が教える楽しみ方をご紹介。踊って食べて盛り上がる、2日間の見どころをお伝えしていきます。

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花火・祭り

仙台・青葉まつりについて

仙台・青葉まつりとは?

奉納提灯が吊るされた伊達門奉納提灯が吊るされた伊達門(定禅寺通中央緑道)

宮城県・仙台市で毎年5月の第三土曜日・日曜日に開催される「仙台・青葉まつり」。この2日間は仙台の街がまつり一色に染まり、市民はもちろん県外からも多くの観光客が訪れる大人気のお祭りです。

夜祭を楽しむなら初日に開催される「宵まつり」

夜祭を楽しむなら初日に開催される「宵まつり」(写真提供:仙台・青葉まつり協賛会)

土曜日に開催されるのが、華やかな仙台すずめ踊りで活気あふれる「宵まつり」。日曜日は伊達政宗を祀る神輿や、11基の仙台山鉾巡行など盛大に時代絵巻が繰り広げられる「本まつり」が開催されます。

他にも仙台や伊達政宗公ゆかりの文化や食に触れられる催しが盛りだくさん。仙台・青葉まつりの見どころをたっぷりとお届けします!

仙台・青葉まつりの歴史

江戸時代、伊達政宗公により藩政が敷かれた頃の仙台では、仙台東照宮の例祭である「仙台祭」が仙台最大のお祭りでした。1655年から江戸時代末期に渡って藩をあげて盛大に行われ、70基もの山鉾(やまぼこ※)が城下を練り歩く大規模な祭りだったと伝えられています。

ところが明治時代になると、仙台祭に代わって伊達政宗公をご神体として祀る青葉神社の例祭「青葉祭り」が台頭し、政宗公の命日である毎年5月24日に神輿渡御などの祭りが行われるようになりました。しかしその「青葉祭り」も1965年以降になると、交通事情などによって開催が難しくなり、しばらく途絶えてしまいます。

※山鉾とは、山型の飾りの上にほこやなぎなたを立てた山車(だし)の一つ。神社の祭礼の際に引かれる

伊達政宗の歴史を継承するために「市民総参加のまつり」として復活

伊達政宗の歴史を継承するために「市民総参加のまつり」として復活

現在の「仙台・青葉まつり」は、伊達政宗公没後350年を迎えた1985年に、仙台祭と青葉祭り両方の伝統を受け継ぎ、仙台藩祖である伊達政宗公の偉業をしのび、伊達の文化と歴史を伝承・発展させるために「市民総参加のまつり」として復活したものです。

現在では2日間で10,000人以上の市民が参加。「伊達の粋」を満喫できる仙台の初夏の風物詩として定着しました。それに伴い仙台を訪れる観光客の数も年々増加し、第35回目となる2019年度の観光客は、過去最多の971,500人にのぼりました(仙台市商工会議所調べ)。

仙台・青葉まつりの見どころ

新緑のケヤキ並木で華々しく舞う「仙台すずめ踊り」

定禅寺通で5,000名もの踊り子が舞う「仙台すずめ踊り」

定禅寺通で5,000名もの踊り子が舞う「仙台すずめ踊り」(写真提供:仙台・青葉まつり協賛会)

杜の都・仙台を代表するケヤキ並木の定禅寺通が新録に染まり、最も美しい時期に開催される仙台・青葉まつり。その定禅寺通では、色鮮やかな揃いの法被を身にまとった約5,000名もの踊り子が華麗な「仙台すずめ踊り」を披露します。

跳ねて踊る姿が雀の姿に似ていたことが由来

跳ねて踊る姿が雀の姿に似ていたことが由来(写真提供:仙台・青葉まつり協賛会)

仙台すずめ踊りの発祥は、仙台城が完成した1603年。お祝いの宴席で築城に関わった石工たちが伊達政宗公の前で即興の踊りを披露しました。愉快なテンポ、躍動感あふれる身振り、その跳ね踊る姿が餌をついばむ雀の姿に似ていたことや、伊達家の家紋が「竹に雀」だったことなどから、「すずめ踊り」と呼ばれるようになったといわれています。

現在のすずめ踊りは老若男女が楽しめる

現在のすずめ踊りは老若男女が楽しめる(写真提供:仙台・青葉まつり協賛会)

仙台・青葉まつりだけでなく、市内のさまざまなお祭りで披露され、親しまれている仙台すずめ踊り。伝承されてきた基本の踊りをベースに、老若男女誰でも楽しめるよう練り直しを重ねた現在の仙台すずめ踊りは、伊達武将隊で踊り方が紹介されています。仙台・青葉まつりに足を運ぶ際はぜひ事前にチェックしてください!

仙台・青葉まつりを象徴する仙台山鉾巡行

政宗公山鉾

政宗公の半身像が乗った政宗公山鉾(ぷらんどーむ一番町交差点付近)

仙台・青葉まつりの象徴といわれる「仙台山鉾巡行(せんだいやまぼこじゅんこう)」。仙台・青葉まつりで巡行する山鉾は現在11基。そのすべてが仙台市内の企業または団体によって制作され、街の繁栄や除災招福、無病息災や家内安全、商売繁盛などの願いを込めて運行されます。。

制作時には昔の絵や古写真などを参考にして復元図を描き、専門の大工がその専門知識を活かして図面を仕上げるという徹底ぶり。初日の宵まつりでは東日本大震災の復興を祈願して3基が巡行します。大きさは全長5.2~6.2m、重量5.5~8tほどだそうです。

今回は11基の魅力や見どころについてもご紹介します。

①政宗公兜山鉾(まさむねこうかぶとやまぼこ)

政宗公兜山鉾

弦月の前立てが印象的な政宗公兜山鉾(サンモール一番町金港堂書店前)

11基目にできた最も大きな山鉾で、兜姿の伊達政宗公の胸像を戴く「政宗公兜山鉾」。山鉾には12歳で嫁いだ政宗公の正室「愛姫(めごひめ)」を乗せ、仙台の発展を願います。愛姫役は公募で選ばれた小学6年生の女の子が扮し、祭りに華を添えます。

②七福大太鼓山鉾(しちふくおおだいこやまぼこ)

藩政時代、仙台の城下町に時刻を告げたという大太鼓にちなみ、直径2.2mもの七福神太鼓を載せた「七福大太鼓山鉾」。雄大で心の奥底まで伝わるような「七福の響き」と呼ばれる大音声を轟かせながら皆さんに幸せをもたらします。

③大鯛山鉾(おおだいやまぼこ)

大鯛と願掛け絵馬が特徴的な「大鯛山鉾」

大鯛と願掛け絵馬が特徴的な「大鯛山鉾」(写真提供:宮城県観光プロモーション推進室)

世界有数の漁場として名高い三陸沖を控え、海の幸の恵み豊かな仙台で大漁豊饒を祈願する「大鯛山鉾」。“めでたいことが続きますように”と願いを込めた巨大な鯛の飾りと、山鉾の周りに取り付けられた願掛け絵馬が特徴的。停止演技では、恵比寿様の大鯛釣りが賑やかに繰り広げられます。

④青葉駒山鉾(あおばこまやまぼこ) 

青葉駒山鉾

青葉駒山鉾(サンモール一番町)

日本の三銘駒に数えられる木下駒(別名青葉駒)を載せた「青葉駒山鉾」。朝廷に献上する名馬の無事を祈り作られた仙台市の郷土玩具・青葉駒を山鉾の上に掲げ、勇ましい引手や薄衣をまとった萩娘などが初夏の杜の都を彩ります。

⑤雅山鉾(みやびやまぼこ)

国宝・大崎八幡宮に見られる桃山建築様式を取り入れた「雅山鉾」。京文化を彷彿とさせる優美で華麗な装飾が施されています。JR仙台支店による巡行では、格式あるまつりの伝統を大切にしつつ躍動感のある踊りを演出し、宵まつりでは震災を風化させない「希望の灯火」を灯します。

⑥恵比寿山鉾(えびすやまぼこ)

恵比寿山鉾

恵比寿山鉾

商売繁盛、除災招福の神様として親しまれている恵比寿様を載せた「恵比寿山鉾」。商都・仙台の将来に更なる隆盛と幸福をもたらすようにとの願いが込められています。「えびす様」を守り神としている仙台の老舗百貨店「藤崎」が運行。藤崎の社員による華やかな演舞も注目です。

⑦囃子山鉾(はやしやまぼこ)

囃子山鉾 四隅の大きな鈴が特徴の囃子山鉾(サンモール一番町)

能や狂言など幅広い芸能を好んだ伊達政宗公にちなみ、笛や太鼓の賑やかなお囃子とともに巡行する「囃子山鉾」。色とりどりの衣装を身にまとった踊り手がお囃子にあわせて華やかな踊りを披露します。囃子山鉾でしか見られないシャボン玉のシャワーも注目です。

⑧政宗公山鉾(まさむねこうやまぼこ)

仙台市の師匠が使用された「政宗公山鉾」

仙台市の師匠が使用された「政宗公山鉾」(写真提供:宮城県観光プロモーション推進室)

仙台市長、仙台市議会議長、青葉まつり協賛会長らが時代装束を身に着けて搭乗する「政宗公山鉾」。伊達政宗公の偉業を讃え、飾りには伊達家の三引両紋(みつびきりょうもん)から考案された仙台市の市章を使用。仙台市職員や仙台市民有志の方々が威勢の良い掛け声とともに先導し、青葉まつりを盛り上げます。

⑨御神船山鉾(ごしんせんやまぼこ)

藩政時代から、貞山運河の物資輸送や漁業をはじめとする水産業のために活躍した船舶と、塩釜神社の海渡りに使われた御神船の雄々しい姿を表現した「御神船山鉾」。運行は株式会社仙台水産が行い、仙台市中央卸売市場の活気そのままのエネルギッシュな巡行が見どころです。

⑩大黒天山鉾(だいこくてんやまぼこ)

五穀豊穣の神様・大黒天の像を載せた「大黒天山鉾」。仙台市内に本社を構える報道機関6社によって運行されます。大黒天の山車は歴史が長く、元禄10年(1697)の仙台祭に出ていることが記録に残っているそうです。

⑪唐獅子山鉾(からじしやまぼこ)

唐獅子山鉾

愛嬌のある唐獅子山鉾(ぷらんどーむ一番町)

火伏せ、悪魔祓い、息災延命を祈祷する唐獅子がモチーフの「唐獅子山鉾」。巻き毛の立髪は強さの象徴といわれ勇ましい姿が特徴的であるものの、唐獅子山鉾の唐獅子は愛のある表情をのぞかせており、人気を呼んでいます。

「杜の市」で宮城・仙台の「食」を堪能!

勾当台(こうとうだい)公園では、宮城・仙台の食が堪能できる「杜の市(もりのいち)」を開催。美食家だった伊達政宗公にちなみ、伊達藩ゆかりの地のグルメや宮城県内の特産物を集めた出店が軒を連ねます。

他にも仙台市内や宮城県内で“いま”話題になっている旬のお店をピックアップ。地元の特色あるさまざまな料理をその場で堪能できます。杜の市は両日開催されているため、ぜひ足を運んでみてください!

市民広場「伊達の風ステージ」で演舞を満喫!

伊達の風ステージ

市民広場演舞場の「伊達の風ステージ」

仙台すずめ踊りや宮城県指定無形民俗文化財「鹿踊(ししおどり)・剣舞(けんばい)」、和太鼓などたくさんの舞台イベントを楽しむなら市民広場演舞場の「伊達の風ステージ」へ。舞台イベントでは奥州・仙台おもてなし軍団「伊達武将隊」をはじめ、たくさんのご当地キャラクターも登壇します。

イベントの合間にオープニングセレモニーや出陣式、表彰式などの式典も行われるため、見物にあまり時間が取れない、という人でも十分にお祭り気分が味わえます。

江戸時代にタイムスリップできる「伊達縁」(だてえん)

勾当台公園では、城下町のまつりを再現した「伊達縁(だてえん)」が登場。寄席や茶屋、お化け屋敷、殺陣演武などが楽しめます。また入口近くの「伊達の職人屋台」では篠笛職人直伝の篠笛の吹き方ワークショップをはじめ提灯名入れ、トンボ玉や和雑貨販売などがあり、伝統を感じられる催しが満載です。

地元民が教える!仙台・青葉まつりのツウな楽しみ方

オリジナル木札でお祭り気分

仙台・青葉まつりのおすすめグッズ「木札」

仙台・青葉まつりのおすすめグッズ「木札」

お祭りグッズのおすすめは法被姿の踊り手が揃って身に着けている「木札」。いくつか種類がありますが、参加年が分かる元号入りが大人気です。更に「この木札の裏に自分の名前を入れて貰えるんだよ」と隣に居た常連の方が教えてくれました。

購入した木札を持って何十種類もの絵柄から好みのものを選んで申し込むと、1時間ほどでオリジナルの名入れ木札の完成です。漢字やひらがな以外にアルファベットも対応可能。「外国の方はわざと漢字に直して作る人も多い」のだそう。

名入れ見本

名入れ見本。ここから好きな柄を選ぶ

宵まつり限定!「飛び入り雀・祭雀蓮(まじゃらいん)」で祭りに参加

「まじゃらいん」とは、「どうぞご一緒に」という意味の宮城の方言です。その場で覚えた振り付けで、誰でもすずめ踊りに参加できます。集合時間に受付場所へ直接行けくだけでOK。市民広場の大きな舞台の上で踊るほか、定禅寺通りで踊ることもできるので、ぜひ参加してみてはいかがですか?

本格的に体験したい人は、つなぎ横町で法被(はっぴ)のレンタルや手作り扇子、すずめのメイクができるコーナーも設置してありますのでチェックしてみてください。

山鉾の上からの眺めを楽しんでみませんか?

山鉾拝覧会の様子

はっぴ姿のおじさんたちが「インスタ映えするよ!」と連呼(ぷらんどーむ一番町)

11基ある山鉾のうち、唯一試乗体験できるのが「大黒天山鉾」。宵まつりの昼頃に「山鉾拝覧会」と銘打って、法被姿の男衆たちが記念撮影をしてくれるほか、記念品まで貰えます。5m以上の高さから眺める祭りの様子はどんな風に見えるのでしょうか。

ここでしか食べられない!地域色豊かな味を楽しもう

仙台・青葉まつりでは、多種多様な屋台が出店。地元ならではの名物やB級グルメはもちろん、ここでしか食べられない特別メニューなど多彩なグルメが揃っています。

仙台市認定商品!緑色の「あおば餃子」

仙台あおば餃子

クセのないあおば餃子(4個入り300円)

まるで新緑のような青々とした緑が美しいあおば餃子は、特産の仙台雪菜をふんだんに皮に練りこんでいます。野菜の甘さがとても風味豊かで皮はモチモチ、冷めても硬くなりにくく、カルシウムやビタミンAも豊富ないいこと尽くしの餃子です。

苺農家のまかないスイーツ「いち氷」

いち氷

地元でも話題の「いち氷」。一度食べたらリピート必至(屋台村「杜の市」)

宮城県南部の山元町は県内でも指折りのイチゴの産地です。「いち氷」はそこで大切に育てられた甘熟イチゴの中でも特に甘みが強くて、実が柔らかいものだけを使ったスイーツ。イチゴをそのまま凍らせてかき氷状にしたもので、噛むごとにイチゴの旨みと甘みが口の中に広がります。

さらに同じ甘熟イチゴをとろとろに煮込んだ秘伝のジャムと特製ミルクを加えたらもう向かうところ敵なしの美味しさです!

小腹が空いたら宮城の郷土料理「おくずかけ」

おくずかけ

野菜たっぷりの温麺入り熱々あんかけ

「おくずかけ」というのは宮城の郷土料理の一つ。椎茸でだしをきかせた醤油ベースの汁に、細かく切ったたっぷりの野菜と白石温麺を加え、片栗粉でとろみをつけた暖かいあんかけ料理です。

お盆、お彼岸の時期になると食卓に並ぶ家庭料理なので扱うお店は少ないですが、仙台駅地下のレストラン街にある「みやぎ乃」のランチメニューで味わうことができます。

2023年の開催概要・アクセス

開催概要

●名称:第39回仙台・青葉まつり
●日時:2023年5月20日(土)・21日(日)
●時間:
 5月20日(土)  10:00~20:00
 5月21日(日)  9:00~17:00
 ※詳しいスケジュールは公式サイトをご確認ください。
●場所:市民広場演舞場・定禅寺通・錦町公園・勾当台公園ほか(宮城県仙台市青葉区)

アクセス

①JR仙台駅から「定禅寺通」まで徒歩約15分
②JR仙台駅から「勾当台公園」まで徒歩約12分
③JR仙台駅から「錦町公園」まで徒歩約7分
※青葉まつり当日の交通規制の情報は公式サイトをご確認ください。
公式サイト:仙台・青葉まつり 公式サイト

踊りと食を楽しむ「仙台・青葉まつり」を2日間満喫しよう

街全体が緑に包まれ、仙台がまさに“杜の都”となる初夏に開催される「仙台・青葉まつり」。鮮やかな新緑と爽やかな風の中で繰り広げられる伊達政宗公がメインの時代祭りです。

宵まつりは午前10時、本まつりは午前9時からの開催のため、朝のうちに北仙台にある「青葉神社」や青葉山の「仙台城址」まで足を伸ばして伊達政宗公の痕跡を探してみるのもいいですね。

5月の仙台は、日中は汗ばむ陽気でも、朝夕はひと桁台の気温まで下がることもしばしば。いつでも羽織れるような長袖の上着を一枚用意しておいてください。